NHK大河ドラマ

2009年11月 1日 (日)

天地人 第44回 兼続の見つけた道

『哀しみの花嫁』

内容

慶長9年
本多正信(松山政路)の息子・政重(黄川田将也)が、直江家へ婿入り。
と同時に“直江勝吉”と、名を改めるのだった。
やがて開かれた、兼続(妻夫木聡)の娘・お松(逢沢りな)との祝いの席。
泉沢(東幹久)から、杯に酒を注がれる勝吉であったが、受け取らず。
兼続、お松が、毒が入っていないと。。。。。笑顔で。。
それでも心を開こうとしない勝吉。
そんな状態にもかかわらず、兼続は、勝吉を連れ城を案内。
上杉家を包み隠さず明かし、、、その行動に戸惑う上杉の家臣衆。

そして、家康(松方弘樹)が秀忠(中川晃教)に将軍職を譲ったという報を、
勝吉は兼続に伝え、上杉家の身の振り方を兼続に問うのだが。。。。

そんななか、米沢領内の猿尾堰が決壊。
兼続は、米沢の出である伊達政宗(松田龍平)に相談する事を決断する。
しかし、政宗からも、同じコトを問われる。
将軍職を譲った事で、天下に大乱が起きると。。。
それでも、天下より米沢の民の暮らしが大事であると応える兼続。
なにかを感じた政宗は、治水に明るい者を米沢に差し向けると約束するのだった。

その年の暮れ。米沢に病が流行りはじめ、兼続の娘・お梅が亡くなる。
お松もまた、勝吉に夫婦の絆を訴えるのだが、直後に病に倒れ、
兼続、お船(常盤貴子)らが見守る中、息を引き取る。
姉弟でひとり残されむせび泣く竹松(加藤清史郎)。。そして、父と母。

そんなとき、勝吉は、兼続に直江家に残る理由が無くなったと告げるが
お松が、勝吉のために遺した着物を手渡したあと、兼続は勝吉を連れ出す。
そこでは。、、兼続の命で、堺の鉄砲鍛冶を招き鉄砲が作られていた!

驚く勝吉に、応える兼続
“そなたが、我が身内であるからじゃ。
 我らは、どちらにも与しない、天下は、誰のモノでもないからじゃ
 守るべきは、天下というカタチではなく、ここに生きる民の暮らし
 そのために、今日まで国の力を蓄えてきた。
 どうお伝えするか、そなたに任す
 だからコレだけは言うておく。亡き娘の夫として、これからもここにおれ”

その後。。。政宗が、米沢を訪れる。

政宗“川の流れ、田畑の広がり、寺や屋敷の配置
  町のすべてが、米沢を守るか。ワシのふるさとを、こうも変えおるとは
  気に入らん。だが、悪くない。
  小さいながらも、この地は、1つの天下を成しておる。
兼続“ありがたき、お言葉。
  あまりに多くのものを失いましてございまする
  されど、何としても造り上げたかったのが。。。。
  この。。。
  今ようやく、我が目指す道が、見えましてございまする!”

敬称略




↑完全に、メンドーなんですモード。である。


えっと、、お話は。

本多政重が、婿入り。。。で、直江勝吉へ。
そんななか、お松、お梅が流行病で死ぬという悲劇の直江家。

で。。。なぜだか、伊達政宗が訪れ、ふと気付く兼続。


以上だ。


もう、、、何がしたかったのか、よく分かりませんが。


ホームドラマとしても、
家族を描いてこなかったから、、“やはりイマイチ”としか言いようがない。

お松はともかく、、お梅なんて。。。位牌だけ。。。って。。。おいおい!!


なんだか、

お松のところで、泣いていますが、
家族愛を、イマイチ感じにくい状態だ。

せめて、、、息を引き取るところや、お松の宴。。。
家族。。。特に、竹松は、参加させて欲しかったものだ。

あ!別にね、加藤清史郎くんが見たかったわけじゃない。

でも、、、それが、、家族なんじゃ?????

で、

そんな、ワケのわからない、娘ふたりの死のあとで、
政宗登場で、

“見えましてございまする!”

って、、、
ココまでくれば、あきれるを通り越して、、、唖然。。。呆然。である。


泣くなら大泣きして、政宗なんか削除しても
泣き虫与六を復活させたほうが、よかったんじゃ?

“愛”を掲げているはずの主人公・兼続に、、、家族愛を感じにくいとは。。

もう、、ホームドラマは、良いとしても。。
こうも中途半端な描き方じゃ、
理解しようとしても、理解なんか出来るわけがない。

愛だの、義だの、道だの、、天下だの。。。
そんな事を語る以前に、、、

ホームドラマなのだから、ホームドラマらしく描けばいいのに!!!


部分部分は、悪くはないが、、、良いとも思えません。


ちなみにね。
今回を見て、私が一番感じた事を正直に書くと。
兼続の愛が感じられない、、、、だけでなく、

なんか、、、もしかしたら、兼続、、勝吉に、、愛を感じている?って。。。


だって、
生きている、子供達との接触しているシーンが、今までほとんどなくて、
突然、死ぬ。。。で
今回やった事と言えば、
ほとんどが、勝吉とのシーンだからだ!!


戦国時代だから、アリだろうけど。。。


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2009年10月25日 (日)

天地人 第43回 実頼追放

『実頼追放』

内容
景勝(北村一輝)の妻・菊姫(比嘉愛未)が亡くなり
その後、菊姫に請われ側室とのあいだに、嫡男・玉丸をもうけた景勝であったが
側室が出産後亡くなったため、お船(常盤貴子)が子育てをすることになる。

そんななか兼続(妻夫木聡)の娘・お松(逢沢りな)の婚礼の日が近づいたが、
京の弟・実頼(小泉孝太郎)からの連絡が途絶え、心配な兼続。
そこで、親友の泉沢(東幹久)に様子を見に行ってもらうことに。。。

一方、実頼は、福島正則(石原良純)から上杉家の不満を聞いていた
先日の家康(松方弘樹)への謁見の件もあり、同調する実頼。
そしてやって来た、泉沢に愚痴をこぼす。。
なぜ、、本多正信(松山政路)から、婿を取らねばならぬのか。。。と。
上杉家が京では罵られていると。。。
泉沢は、何とか実頼をなだめたのであったのだが。。。。。

翌日。本多の元に向かった、泉沢と実頼。
万事整っていることを泉沢は告げるが。突如、実頼は、断りを入れるのだった。

その話を本多から聞いた家康、と四天王の一人・榊原康政(川野太郎)
すると、謀反の疑いで上杉家を追い詰める良い機会だと言う榊原。
と同時に、、、兼続が、京の家康の元に到着する。

家康に代わり応対する榊原に謝罪をする兼続
誠意を示せと、景勝の嫡男・玉丸を人質に要求してくる榊原。
それに対し、主家は関わりがないと拒否をする兼続。
だが、実頼の首を持ってこなければ納得せぬと告げられてしまうのだった。

その後実頼を糾弾する兼続。
実頼の気持ちを知り、兄弟の間にある、上杉家への気持ちは変わらぬと分かるが、
苦渋の決断が迫られる兼続は、本多のもとへ向かい、謝罪する。。
“悪しき証拠が得られたなら、逃げも隠れもせず、お裁きを受ける所存
 政重殿をお迎えすることは、我が上杉にとっても大きな誇り”

そして、兼続は、実頼を高野山へ追放と決めるのだった。
死罪の方がマシであるという実頼。
生きて罪を償えば希望が生まれると兼続は告げる。。。


敬称略



数回前から、唐突に悪化した、兼続、実頼兄弟。

ま。。。一部を除き、、悪くはない。

それくらいだ。

一番気になったのは。
正純。。。政重を送り込み。。。って、、あんた、それ、、
ドラマとして、最も言っちゃいけないことじゃ??

何か、オカシイよね。それ、、“誰かさん”が言っていたコトの。。。。
まるで、思いついたかのような言いよう。、、、

ということで、

ココ数回の、主要キャラの退場騒ぎの1つは、終了だ。

ホント、悪くはないんだけどね。

ただね。。。
兄弟関係を子供の頃以外、、、描いたのは、京入りの時でしょうか。

ここに来て、主要メンバーなのだからと、
突然、人間関係の変化を描きはじめ、ドラマを作るって、、、、ねぇ。。。

それ、連ドラじゃありません!

で、困った時は、、と、子供、、与六、与七を多用する反則ワザだ。


おしいこと、、してるよね。。。
もっと描いていれば、この退場劇に、兄弟愛だけでなく、
上杉の義。。について、、上杉家への思いについて、、、

きっと、感動的な、良い物語になっただろうに。。。。。

兄弟だからって、脳内補完しろっていうのは、無茶な話である。


しっかし、よくもまぁ、
ココ数回、キャラの退場劇を、これでもか!!と、描くよね(笑)
キャラがキャラとして成り立っていないのに、
いきなりの盛り上げで、退場だもんなぁ
。。。

たとえそれが“天地人流”だったとしても、
単発で納得しても、連ドラでは納得出来ません。

私の中じゃ、まったく感情移入できない状態である。

悪くないのになぁ。。。。
この兄弟で、“義”で語り合ったこと、、あたっけ?
ってことだ。


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2009年10月18日 (日)

天地人 第42回 愛する者のために

『将軍誕生』

内容
母・仙桃院(高島礼子)に呼び出された景勝(北村一輝)
菊姫(比嘉愛未)が景勝に側室を持たせるよう依頼してきたのだった。
養子という手もあるという景勝であったが、家中は納得出来ないと仙桃院。

兼続(妻夫木聡)は、上田衆らと米沢周辺の農地整備を議論していた。
そこに竹松(加藤清史郎)の容体急変の報。
娘らは、母・お船(常盤貴子)に帰ってきて欲しいと訴えるが。。。。

そのお船は、京において菊姫に呼ばれていた。
竹松のことを聞いて、米沢に帰るよう命じるのだった。
“竹松を救うのは、そなたの大事な務めじゃ。
 上杉の盾となる忠義の家臣を死なせてはならぬ。これは我が命である”
菊姫の心遣いを受け、米沢に帰国するお船であった

そのころ
秀頼への年賀のあいさつに上洛も出来ないほど困窮の上杉家。
まもなく、、家康(松方弘樹)が征夷大将軍となり、
上杉家に江戸入りを求めてくるのだが、
家臣達は納得しないと実頼(小泉孝太郎)は猛反対。
だが、兼続は生き残ることが先決。すでに決めたことと実頼に伝えるのだった。

やがて、家康への謁見のため江戸に入った景勝と兼続
そんなとき、伏見の菊姫が病に倒れたという知らせが入る。
上洛するは謀反の動きと取られかねないという景勝であったが、
兼続は、景勝を京へと向かわせるのだった。

京に到着した景勝は、
病の床から菊姫の側室を持って欲しいと言う訴えを聞く。。。
“殿の血を引く子でなければ。。。。何とぞ、ご決心を
 上杉家を守るは、殿にございます。”
菊姫の覚悟を聞き、ようやく決心する景勝。

一方、家康に謁見する兼続は、景勝の行動を問いただされるが、
兼続“病の奥方をあんじ、そのお心を支えるがため。
家康“あり得ぬ
兼続“それが上杉でございます。
  君臣親しくも、夫婦むつまじく。親子の絆、強くあることこそ
  国の礎と信ずる家風にございまする。

そこに、伊達政宗(松田龍平)が現れ、事なきを得る兼続。
そして3日後、予定通り、景勝は江戸に戻り、家康に謁見を果たすのだった。

年が明け、秀頼(吉岡澪皇)への賀正の謁見を控える景勝の元に、
伏見より菊姫の訃報が入るのだった。
悲しみを堪え大坂城に向かった景勝と兼続は、秀頼に謁見を果たす。。

その後、米沢に戻った兼続は、菊姫からの文をお船より手渡される。
お船と兼続は、菊姫の気遣いに感謝し、竹松に命の大切さを説くのだった。

敬称略


↑もう面倒なんですモードである

ほぼ、、100%かな。



内容は、、、菊姫が死んだだけなのであるが、

そこに、家康が征夷大将軍となったお話を重ねることで
立場の差を明確化した感じだ。

もちろん、そこから、、、謀反などと言う言葉により緊張感を生み出している。

で、、、ついでに、竹松も。。。。ってことですね。

あ。そういえば、側室問題も一応の解決。

いろいろと詰めこんでいる印象ではありますが、
まぁ、、、

これだけの小ネタを上手く1つにまとめた。。。

と言うべきなのでしょうね。



実際、どこかに感動的な部分があったのか?と言われれば、

無い!

と断言できます。


いやねぇ、、これが、この“天地人”の致命的なところなのだ。

お話だけを取り上げれば、
前回の惣右衛門の物語と同じく、サブキャラの死ではあるのだが、
実際のところ、

今まで、ほとんど関係を描いてこなかったのに、
いきなり死なれてもなぁ。。。っていう感じだ

ま、その点は、多少なりとも惣右衛門は活躍し、
前回の中だけでも、大盤振る舞いの出演だったので、
たった一話ではありますが、納得のお話だったんですよね。

ただこれが、菊姫となったら別だ。
たしかに、お船と話をしたり。。。など、、いろいろと表現されている。
ついでと言っては何だが、景勝とも会っているし!

でもね、、、何度も上洛しているのに、景勝と菊姫の関係を描かず、
いまさら、描いてもなぁ。。。手遅れというモノです。

もうちょっとね。
どんな小ネタでも良いから描いていれば、
きっと違った印象になったでしょうが、
“菊姫の前回の登場、いつだっけ?”という感じだもんなぁ(苦笑)

こういうの、
たとえ、天下人とはいえ、無駄に家康を描いていることのマイナス部分である。

まぁねぇ。。。歴史の主人公だから、描かないと不満を訴える人がいるのも事実。
でも、、このドラマ、歴史の脇役のドラマだもん!
そこを無視して、歴史を描いてしまうから、
こんな状態になっちゃっていると言う事だ。


ということで。。

もうちょっと、いろいろとあれば、きっと良い物語になっていたのに!!

っていう感じでした。

この天地人にしては、小ネタも含めて、
かなり練り込んで物語を作っているのは見えるんだけどね。


ちなみに、、、
描いてこなかったから、マイナスに見えてしまった部分が他にもあります。
伊達政宗の部分ね!

ほんと、無理するよね~~
今までのお話を、どこをどう取れば、この部分が出てくるんだ???

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2009年10月11日 (日)

天地人 第41回 樋口惣右衛門物語

『上杉の生きる道』

内容
慶長6年、米沢30万石に移った上杉家
兼続(妻夫木聡)が米沢に入ると、父・惣右衛門(高嶋政伸)が待っていた。
京の景勝(北村一輝)の指示で、謙信公の遺骨を持ってきたという。
新たな生活の始まりを予感させる兼続達。

そんななか、娘・お松(逢沢りな)息子・竹松(加藤清史郎)らとの暮らしの中、
直江家の家督のことで、兼続は戸惑いを覚え始めるのだった。
やがて、景勝も“帰国”
家臣団に、農地開拓による財政再建の礎となる石堤作りの志願者を募る兼続。
武士が百姓を?
拒絶感が蔓延する中、親友でもある桜井(松尾諭)が、
重臣であるにもかかわらず買って出るのだった。

着々と米沢の内政が進める兼続は、
お松に、本多正信(松山政路)の次男・政重との婚儀を告げる。
母・お船(常盤貴子)から話を聞いていたため、お松は納得したのだが、
婿入りであると聞き、竹松はショックを受けるのだった。
飛び出していく竹松。

気持ちを察した祖父・惣右衛門が見つけ出し、
与六だった頃の我が子・兼続の話を始めるのだった。。。
“愛を疑ってはいけない”

納得する竹松を見て、父・惣右衛門の大きさをあらためて知る兼続。

数日後、惣右衛門の娘・お貞(緑友利恵)の祝言が決まり樋口家は大賑わい。
母・よし(西原亜希)らも喜びに包まれていた。
惣右衛門、兼続、実頼(小泉孝太郎)ら皆で踊り、祝うのだった。。。

そして、数日。。。
喜びをかみしめながら惣右衛門は、屋敷の縁側で息を引き取る。


敬称略



えっと、、竹松のお話で、直江家の家督のことをやる。。と思っていたら、

なんと!!

樋口惣右衛門物語でした!!


そう!

決して、『上杉の生きる道』ではありません!!

ま。。。毎度のことですけどね(苦笑)



さて、その事さえ、気にしなければ、
主人公であるはずの兼続も、脇役扱いになり、

意外と、オモシロ味のある、、、
味のある人情モノに仕上がっていた感じである。

親と子

惣右衛門と兼続だけでなく、兼続と竹松にも当てはめる。

兼続では納得出来なかった竹松も、
祖父の丁寧な説明で納得するなど、

かなり出来すぎな印象もありますが、良い物語なので、
これはこれで良いだろう。

ちょっと、良いお話。

そういうことだ。


しかしまぁ、
もうちょっと、、、強引に兼続&竹松物語を描くのかと思いましたが、
思った以上に丁寧な惣右衛門。。そして親子物語でしたね。

基本的に、ホームドラマである“天地人”

女性陣で、適当にお茶を濁す形にしなくても、
男性陣だけで、キッチリ描いたのは評価したいところだ。

高嶋政伸さん、妻夫木聡さん、、そして、加藤清史郎さん。
優しい雰囲気を漂わせる3人を、かなり上手く使ったと思います



1つ残念なことがあるとすれば、
こういったお話を作ることができるのならば、
いままで、なぜ、こう言ったことをしてこなかったのか???

ということだ。

これは、親友の桜井達の行動にしてもそうだ。


本来、歴史の表舞台に立つはずのない主人公・直江兼続を
メインにしているドラマなのだから
こういった人間関係で、魅せていけば、
くだらない演出などをしなくても、納得の出来る物語になっていたはずなのだ!!

いまさらではあるが、
今回の描き方こそが、歴史の脇役ドラマが“やるべきこと”
歴史の主人公達にわざわざ会いに行ったりすることではないのである

ようやく、納得のドラマを見た印象である


あ。総括的になっちゃってますけど。気にしないでね!

ちなみに、同じコトを、数年前の大河でも書いていますけどね。。。
昨年は上手くやったのにね。。。。

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2009年10月 4日 (日)

天地人 第40回 上杉転落

『上杉転落』

内容
慶長6年、家康(松方弘樹)から上洛命令を受けた景勝(北村一輝)は、
兼続(妻夫木聡)とともに上洛。
本多正信(松山政路)の屋敷を訪れる兼続は、ある申し出をするのだった。
正信の息子・政重を養子としてもらいたい、家督を譲ると。。。。。。
娘・お松(逢沢りな)との婚儀を申し出るのだった。

そして、家康との謁見の日を迎えた景勝、兼続。
家康は、騒動の謝罪を求めてくるのだが、“謝罪は無用”と言いきる景勝。
また“直江状”についても、兼続、景勝に詰問するが、
“正義とは何か世に示すため”であり、“義”を示すモノだと退かない2人。
福島正則(石原良純)らの名前を出し、皮肉る家康。
その信念を曲げない2人を見て、
上杉の終わりを感じる者もいれば、あっぱれという者までいた。

そんななか、上杉の危機に豊臣の危機を感じ取った福島は
小早川秀秋(上地雄輔)の屋敷を訪ね、上杉を救うことを訴えはじめる。
話を聞いた秀秋は、淀(深田恭子)に家康への取りなしを訴え出るのだった。。。

上杉の始末が決まらぬ状態の中、
兼続は、妻・お船(常盤貴子)に本多とのことを告げていた。
お船は、竹松(加藤清史郎)のこともあり、猛反対するが、
“上杉存続”のためには、仕方がないと兼続。

やがて、秀頼(小林海人)、淀に謁見した家康は、福島らの作戦
そして兼続が本多へ訴えた策に家康が乗ったこともあり。。。。

ついに、、上杉への沙汰が決まる。
米沢30万石へ移封

120万石からの大幅減に、動揺する家臣達。
ついてくる者は面倒を見ると告げる兼続。

そして、、、米沢への出立の日。。。。。。。


敬称略




今回は、上杉への戦後処理を決めたお話である。


一応、兼続も暗躍しているし!

兼続、景勝は、『義』を家康に語ったし、


このドラマが描きたいこと。。。『義』と
細かい部分はさておき、歴史物としても、、それほどのブレもないし。

ま。。。

ここにきて、かなりキレイに丁寧にまとめてきた


と言う感じである。
可もなく、不可もなく。である。

盛り上がりというものが、あまり見えなかったのは気になるが、
そのあたりは、、、『天地人』なので、こんなところだ。


本来は、もっとラストの家臣団で感動的に。。。。なんだろうけどね!

家臣団。。。ラストの5分でいきなり登場じゃ、
いくらなんでも、盛り上がりませんよね(苦笑)


そこに踏み込みたかったのならば、
なんども、竹松を登場させて、“反則盛り上げ”するならば
ラスト15分くらいで、
泉沢らも含めて、もっと盛り上げておくべきだったと思います。

ただまぁ、、これが、“天地人”なんだよなぁ。。。。

いてもいなくてもいいような、映像化する必要性もない
くだならないこだわりを遠山で表現するくらいなら


本当は、描かなくちゃならないコトは、
こういう部分にあるハズなんですけどね!


もう、、、この“天地人”。。。はじめっから、ズレッぱなしだからね!


大きな意味を持つ“戦後処理”だっただけに、
かなり、もったいないことをしちゃっていますよ。

それにしても、盛り上がらないなぁ。。。。この最終局面で!

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2009年9月27日 (日)

天地人 第39回 三成からの伝言

『三成の遺言』

内容
関ヶ原における三成(小栗旬)敗戦を伝え聞いた上杉軍は、長谷堂城攻めを中止
兼続(妻夫木聡)の軍を殿に会津へと撤退をした。

そのころ逃走した三成も家康(松方弘樹)に捕らえられ、晒し者となっていた。
やがて家康による直接の詮議にもひるまない三成は、
家康、福島正則(石原良純)小早川秀秋(上地雄輔)らを前にして
強い者が正義とは限らぬと言い放つのだった。

そんななか、会津では、兼続は
そしてお船(常盤貴子)からの文で、家康が大坂城に入ったこと。
菊姫(比嘉愛未)らが、大坂城を退去したと知るのだった
そこへ初音(長澤まさみ)が訪れ、京・六条河原での三成斬首の報を聞く兼続。

そして、家康は、関ヶ原の処理を行い、毛利(中尾彬)だけでなく、
豊臣家へも減封処分を行うのだった。
翌年、景勝(北村一輝)に上洛命令が下り、
実頼(小泉孝太郎)甘糟(パパイヤ鈴木)らは、何らかの意図があると勘ぐるが、
景勝の上洛の意志は変わらず、兼続、実頼が先ず上洛をすることに。
京に到着した兼続の元を、福島が訪ねてくる。
戦い前、三成を奸臣と疑っていたが、誰よりも思っていたのかもしれぬといい、
斬首される前に、三成と会い、豊臣を託されたと告白。後悔していると福島。。。
秀秋にあって欲しいと告げてくる。

後日。秀秋の元を訪ねた兼続は、秀秋が三成を訪ねたと聞く。。。
そして兼続へ言づてを頼まれたと。
“何とぞ生きて、我らの正義を後世に伝えよ”

敬称略




家康の関ヶ原の戦後処理に、衝撃を受ける福島たち。
ようやく、、三成という人物を知り始め。。。。

って感じですね。

ま。。兼続が主人公なので、
ハッキリ言って、もの凄くファンタジー感が漂っているのだが(苦笑)

兼続&三成

をここまで描いてきたのだから、こんなところだ。


簡単に言えば、

三成から、『生きろ!!!』と命じられた。。。ってことだ。

これからの展開を考えれば、
かなり強引な『ネタフリ』ではあるのですが、

『義』という曖昧なモノを振りかざし、
みんなから、助けてやれ。。などと言われるよりは、

『生きる』すなわち、、
上杉存続という大義名分を自分の意志で表現できるのだから、

こういった方法も、この『天地人』だから、アリだろう。

『分かり易さ』を考えれば、納得感は存在する。



にしてもなぁ。。
どいつも、こいつも、三成、兼続と。。。。
もの凄い状態ですよね。
本多殿。。。って言っていたの。。。どうなった?

そっちの方が、気になるぞ!!


もうちょっと、その事を描いていれば、
こんなモヤモヤした感じは受けなかったでしょうに。。。。。

やろうとしていることは理解しているが、
この強引さは、サスガに『天地人』でも、目に余るモノがありますよね

完全に、ずれてますからね。。。

まったく描けていないわけじゃないから、これはこれで良いのかも知れませんけどね


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2009年9月20日 (日)

天地人 第38回 関ヶ原

『ふたつの関ヶ原』

内容
家康(松方弘樹)を迎え撃つべく準備を進めていた兼続(妻夫木聡)ら上杉軍。
そのさなか突如西へ向かった家康の軍、景勝(北村一輝)の厳命で追撃も出来ず。
やがて、福島正則(石原良純)の美濃攻め開始で、家康の本軍は、江戸を出陣。
上杉軍へは、最上、伊達をあて、北からの進軍を食い止めさせるよう命じる。

そのころ、美濃・大垣城では、三成(小栗旬)の呼びかけに応じた諸将が集結。
宇喜多秀家(須賀貴匡)を中心に、家康軍を待ち構えていた。
一方、大坂城には、総大将の毛利輝元(中尾彬)が、淀(深田恭子)らといた。
秀忠軍が、真田昌幸(若松了)幸村(城田優)らの足止めを食らっている中。
家康軍が大垣城には向かわず西進したことで、
家康軍と三成軍は、関ヶ原で対峙することになる。

同じ頃、最上方の城である、出羽の長谷堂城攻めを上杉軍は開始していた。

そして、慶長五年九月十五日。東西で戦いがはじまる。

関ヶ原では、一進一退の攻防の中。西軍はわずかに優勢。
だが三成の西軍には動かない軍勢がいた。
それは、毛利、吉川、小早川らの一軍。
焦る三成は、再三催促の狼煙を上げるが、動かない毛利三軍勢。
三成は、小早川秀秋(上地雄輔)を説得するため、小早川の陣へ。
やがて、家康からも密使が来ていた秀秋は、悩み。。。。
家康から鉄砲を撃ち込まれ。、、、ついに決断する。
小早川の軍が向かったのは、大谷吉継(津田寛治)軍。

裏切りだった。

小早川勢の動きを見た、家康本軍も攻めはじめ、一気に形勢逆転。
西軍は、なだれをうって敗走をはじめる。
三成は、島左近(若林豪)により、逃がされるのだが。。。。。


数日後、長谷堂城を取り囲む上杉軍に、、大敗の報がもたらされる。


敬称略


ヒトコトで言えば、

天地人にしては、かなり頑張った関ヶ原。

と言う感じですね



実際
冷たい言い方ですが。兼続。。。必要なかったんじゃ?

それくらいの描き込みですよね。関ヶ原!!

いや、この『天地人』始まって以来の。。。本格的な大戦を表現!


正直、テキトーにしかやらないと思っていましたので、
戦いを表現したことには、驚かされました。

たしかに、兼続と『密約』をかわした三成を表現していましたから、
友情物語として考えれば、
三成の敗北は、キッチリ描かなくてはならない部分だろう。

なんといっても、
このドラマ的には、三成は景勝と共に、脇役ではあるが、メイン。

ただ、問題は、このドラマ。。。戦い描かなかったんですよね。。。
だからこそ、その不安があり、今回を見たため、

なんだか、逆にスッキリした感じがします。
戦いを描いただけで、、“満足”としておきましょう


もちろん、細かいことを言い出せば、キリがないので
あれこれと、ツッコミをするのは、辞めておきます。

だって、、、
大河ドラマクオリティではなく、、、“
天地人クオリティ”ですので!

そう考えれば、
悪くはない、、、かなり、分かり易い関ヶ原だったと思います。
それぞれの気持ちも描いていましたし。


まぁ、次回は、結構、、“無茶”するようですけどね!



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第5回 第4回 第3回 第2回 第1回

2009年9月13日 (日)

天地人 第37回 直江状

『家康への挑戦状』

内容
慶長5年。家康(松方弘樹)にけしかけられたことで、
景勝(北村一輝)兼続(妻夫木聡)ら上杉軍は会津に戻った。
会津の整備に入った兼続達。
そんななか、謙信の23回忌の法要が開かれ、仙桃院(高島礼子)から、
新しい春日山城主・堀秀治(かなやす慶行)が、上杉の謀反を疑っていると聞く。

堀はその事を家康に訴え出たため、上杉家に家康から詰問の書状が届く。
“上洛せよ”
だが、景勝の決意は固く。。。その意を汲んだ兼続は、
家康だけでなく大老、奉行らに宛、
一片の曇りもない旨を書状にしたためるのだった。。。。直江状であった。

家康は書状を読み、、、無礼千万と。。。
上杉討伐のため大坂城に集められた諸将。。。。総勢10万軍が会津へ

そのころ、兼続は、敵の襲来に備え、会津南部・革籠原に防塁を築き、
対策を練りはじめていた。これこそ“正義の砦”であると。

同じ頃、三成(小栗旬)は、盟友の大谷吉継(津田寛治)と接触。
毛利輝元(中尾彬)が総大将を引き受けたことを告げ、家康討伐の挙兵を求め、
ついに、総大将の輝元、三成らは、秀頼(小林海人)を奉り大坂で挙兵する!

知らせを聞いた家康は、大坂にとって返す機会をうかがいはじめる。
同じ情報を得た福島正則(石原良純)は、秀頼君のためにならないと動揺。。
が、、、その福島に対し、“三成の策謀”と家康が説得し、
ついに、会津へ向けていた軍を大坂へとって返すのだった。

家康の動きを知り、挟撃すべきと兼続は進言するが、
景勝は、背後から討つことは義に背くこと。。
義に背いてまで敵を討てば、天は我らを見放すと。。。猛反対
“ワシを討ってからにせよ”


敬称略



今回は、
直江状とそれに始まる上杉の戦い。。。
そして、、、家康を巡ってへの対応。。

最後は、兼続の夢破れる。

である。


細かいことを気にしなければ、

兼続が必死に『夢』を語り、『策』を練る姿が、
結果がどうでアレ、オモシロ味のあるドラマだったと思います

まさか、、、防塁で阻まれる家康を映像化するなんて!!

本当に良い魅せ場だったと思います。

それは、、兼続の動きを信じる三成も同じ。

前回の密約。。。というか、、妄想が、上手く生きている場面ですよね。


何度も書くようだが、『結果』は、分かっていることなのだ。

だからこそ、“敗者”のサイドの物語をドラマティックに描くには
それなりの“演出”は必要であり、
泥臭い戦いを描かず、視聴者を楽しませようとすれば、
こういう方法論しかないのも確かなのである。

“主人公の夢”

そう思えば、、、“この大河”的には、、どうってコト無い部分だ



まぁ、ねぇ。。。直江状を読ませる相手が多すぎるのは、
いくら何でも、ヤリスギですけどね!!


せめて、誰かの元に送られたのを、読んで聞かせるなど
他の方法があったはず!
“あんなに長い文章を、一字も間違えずにコピーが出来た”なんて、、、
いくらなんでもねぇ。。。。ってことですね。

もう、いいけどね。。。そういうドラマだし。


とりあえず、良い感じで“この大河”としては盛り上がってきているので
こう言うのも、、、ま、、、良いでしょう。



少し気になったのは、
最後の、景勝と兼続のやりとり。

家康の凄さを知り、
景勝が、後追いせずに、家康に恩を売れば。。。。と考えた。。

って言う風に見えてしまったんですけどね。。。

なんか、表現するかどうか分かりませんが、
毛利の3本の矢の動きに似ていますよね。。。ってことね。
きっと、そこまでのことを考えてはいないんだろうけど。

“保険をかけた”ように見えたのも事実でしょうね。



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2009年9月 6日 (日)

天地人 第36回 共に天下を守れ

『史上最大の密約』

内容
慶長4年
前田利家(宇津井健)が亡くなった、その日の夜。
福島正則(石原良純)加藤清正(高橋努)らが挙兵し、
三成(小栗旬)の屋敷に夜討ちをかけた。
三成の手の者から知った、景勝(北村一輝)兼続(妻夫木聡)実頼(小泉孝太郎)
三成は、家康(松方弘樹)の屋敷に逃げ込むという秘策に打って出た。
これですぐには手を出せない状態に。。。。

実頼は、景勝らに三成を救うべきだと訴えるが、
兼続は、ある秘策があると、淀(深田恭子)の元を訪ねるのだった。

まもなく、淀から使者がでたこともあり、家康は、三成と対面し、
蟄居の処分とするのだった。

その後、家康は伏見城に入城し、秀頼の後見となったことで
事実上、天下を握ることになる。
状態を見た兼続が、毛利輝元(中尾彬)に訴えかけ、輝元は家康を詰問するが、
家康は、意に介さない。
それどころか、三成が家康を闇討ちしようとしていたことや、
兼続と景勝の関係を持ちだしてくるのだが、
景勝は、亡き秀吉(笹野高史)の遺言を反故にしているは家康であると言いきり、
兼続も景勝の言葉を持って、家康の真意を問うのだった。
だが、まったく家康は聞こうともせず、会津に帰れと景勝に命じる。

景勝と兼続は、その言動を家康の挑戦状であると考え、帰国を決断する。
その日の夜。兼続は、お船(常盤貴子)に慰められ、決意を固める。

やがて、旅支度を調えた上杉軍。家臣を前にして、景勝は帰国を伝える。
そして、、菊姫(比嘉愛未)らに、景勝は。。。“すまぬ”と。。。
上杉軍は帰国の途につくのだった。

そんな道中、兼続は、蟄居中の三成を訪ねる。

三成“今では天下人に一番相応しくない者が天下人じゃ。
  もうどうすることも出来ぬ
  お前には人がついてくる。
  その力こそ、豊臣の天下の守りになると、殿下は見抜かれていたのであろう。
  家康をこの事態に招いたのはオレだ。
兼続“私利私欲なく誠実なこと、心あるモノは誰でも知っておる

兼続は三成の気持ちを受け止め、
秀吉が残した“遺言”。。。。
“共に天下を守れ”について、語りはじめるのだった。


敬称略


↑もう、メンドーなんですモードである


まぁ、、ハッキリ言って、
兼続と三成の密談は、明らかにヤリスギなのですが、
2人がバラバラになってしまうのだから、

どこかで、視聴者に彼らの“意図”が見えなければならない。

そういうことなのでしょうね。
見ている人たちが皆、歴史好きじゃありませんしね!!

細かい部分はさておき、
ある意味、定番のネタと言って良いでしょう。

彼らが考え出した“作戦”も分かり易く描いているし、
その後の結果が、どうであったとしても、
いや、、言う必要さえないこと。

でも、彼らが目指そうとした気持ち。。。
それが描かれたということは、結果がどうアレ、
“劇的な瞬間”が、一瞬でも見えたのは
ドラマとして、オモシロ味があった“密談”だったと思います。

そう。
わたし的には、ヤリスギな気持ちが多少なりともありますが、
まぁ、一般視聴者に気持ちを知ってもらったりするには、
今回の密談は評価に値すべきお話だったと思います。


序盤からの家康の陰謀なども、
景勝の行動を含めて、分かり易かったですし、

前回と同じく、ホームドラマ風の今作にあって、
“大河ドラマ”という雰囲気だけは伝わってきたお話であった感じである。


何度も言いますが、
細かいことなんて気にしたって仕方がない。
ドラマなのだから、どこかで目をつぶらなければならないことはあります。


まして、
ここで主人公が理想論や夢を語らなければ、意味なんてありませんから!!
ま、、それ以前に、2人の友情を描かなきゃ、意味ありませんし!!



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2009年8月30日 (日)

天地人 第35回 家康の陰謀

『家康の陰謀』

内容
慶長3年、秀吉(笹野高史)の命で、会津に移った上杉家。
景勝(北村一輝)兼続(妻夫木聡)は、周辺の情勢を見極めていた。
まわりはすべて、、、家康(松方弘樹)と繋がりのある者たち。。
そんななか、三成(小栗旬)から、秀吉の病状悪化についての文を受け取り、
景勝は、兼続に上洛を命じるのだった。

そのころ、家康は、北政所(富司純子)に接触し、
三成、上杉家の悪評を吹き込み、味方を固めようとしていた。。

そんななか、三成、北政所、淀(深田恭子)に看取られ、
秀吉は生涯を閉じる。慶長3年8月18日のことであった。

秀吉の死に伴い、兼続を追うようにして、景勝も上洛。
家康ら大老衆が集まる中、三成が“5大老5奉行”の合議について話し出すと、
その言葉を遮るように、家康は三成を叱責する。
利家(宇津井健)が、取りなし収まったかのように思えたが、
兼続は、景勝に不安を口にする。
明らかに、家康が天下を狙っているようだと。
しかし、“国を整えることが一番”と景勝

翌、慶長4年正月。
利家を後見にとして、淀(深田恭子)と秀頼(小林海人)は大坂城入城する。
そんななか、呼び出される5大老を筆頭にした諸大名。
秀頼への忠義を誓って欲しいと言う淀。
前田利家、毛利輝元(中尾彬)上杉景勝、宇喜多秀家(須賀貴匡)の4人は、
即座に忠義を誓うのだが、
家康は、“口にするのも愚か”と曖昧にし、話をそらし
あからさまに、三成、上杉家に対して敵意ある言葉を述べるのだった。
兼続、真田幸村(城田優)は、取り消しを求めるが、、、拒否する家康。

その日の夜。兼続のいる上杉屋敷に初音(長澤まさみ)が現れる。
三成が、家康に夜討ちをかけようとしていると。
急ぎ三成の屋敷に向かった兼続。
三成が家臣・島左近(若林豪)の制止を振り切り、三成を説得。
“何より大事なのは、揺るがぬ志だ
 一時の感情で捨ててはならぬ!!”

すぐさま三成は、4大老5奉行の連名で詰問使を派遣するが、家康は一蹴。
対立が深まる中、家康の元に、伊達政宗(松田龍平)の軍勢が到着する。

そこで、景勝、兼続は、利家の力を借りようとするのだが
するとそこに、家康が現れ。。。。。利家が。。。。



敬称略



第一印象で言えば、まるで“大河ドラマ”みたい!

って感じでしょうか。

いや、実際。
ここでキッチリと敵対関係を描かなければ、
これからのことを考えれば、何の意味もなくなるわけであり。

秀吉の死から始まり、一気に対立まで。
細かくネタフリをしながら、
もの凄いてんこ盛り状態で、“危機”を演出したと思います。


個人的には、
家康の三成への敵意はともかく、
上杉家への敵意が、曖昧な表現であったため
かなり無理しているように見えますけどね


そこが、一番の不満点。
たしかに、三成と兼続は親友なのでしょうが、

いくら、兼続が出しゃばっているとはいえ、
大名の1家臣にしか過ぎないわけで、、、
その親友関係から、敵対心にまで発展させるのは、
秀吉の信頼厚いという描き方だったとしても、、、ちょっと、強引だよね。

まぁ。。。
そのほかのコトで、“いろいろ”と実際はあったのでしょうが、
でもね、、ドラマとして考えれば、
“そのいろいろ”を描かないと、説得力がないんですよね。。。。


なのに、北政所に、告げ口をする家康だし!

ちょっとねぇ。。。この部分。
引っかかるんですよね。。。。

ちなみに、大きな力を持っている家康に対して、
その不穏な動きから、
上杉勢がいろいろな意味で敵対心や、不安などを感じるのは、
間違ったことではないと思います。

でも、逆はねえ。。。。
ま、いいけどね。そういうドラマだし。


とりあえず、
てんこ盛り状態で、かなりテンポが速かったですが、
ドラマとしては、家康の独特のキャラというのがあり
“ホームドラマ風”という雰囲気の上で、成立している物語だったと思います。



仕方ないよね。。グダグダ言ったところで、
そういうちょっと軽めで展開しているんだから。

流れ自体は間違っていないし、
ある程度の感情のぶつかり合いなど、楽しい部分もたくさんあったし。
納得出来ない展開じゃなかったので、
印象としては、今までで一番“大河”に近かったような気がします




ちなみにね。もう一つ引っかかっていることがあるんですけどね。
“無口であるとは言え、景勝が兼続に命令する部分が少ないこと。”

実は、この演出が少ないために、
このドラマが、強引に見えていると。。思っています。
今回なんて、それが際だっていますよね。。
主人公だからって、、殿に政などを任されたからと言って
勝手に動きすぎるっていうのとは、意味が違うハズなんですけどね。。。
ここに来ても、そればかりやるからね。。。
今回見ていた限りでは、景勝が兼続の近くにいるはずなのにね。。。

もう、ここまで来たら、どうでも良いけどね!


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2009年8月16日 (日)

天地人 第33回 政の責務

『五人の兼続』

内容
上杉家家老となって15年。
兼続(妻夫木聡)は、重要な仕事すべてを取り仕切るまでになっていた。
ついには、景勝(北村一輝)から、すべてを任せるという信任まで。。
そんななか、秀次(眞島秀和)が、謀反の疑いで高野山に追放された。

すぐさま上洛をした兼続であったが、時すでに遅く切腹。
すると、兼続の元を小早川秀俊(上地雄輔)が、訪ねてくる。
秀次のこと、すべて三成(小栗旬)の陰謀であろうと
景勝から、秀吉(笹野高史)に取りなして欲しいと言う事であった。
次は、自分かも。。。と。
だが、養子となったのだからと諭す兼続。
すぐに、三成に詰問するため、向かうのだが、、、会うことを拒否されてしまう。

同じ頃。政宗(松田龍平)のもとにも詰問使が訪れていた。
秀次と懇意にしていたため、謀反の疑いをかけられたのだった。
が、三成に対しても、他意はないことを言い放つ政宗。
その話を聞いた家康(松方弘樹)は、北政所(富司純子)を通じて
政宗のことを取りなしてもらうのだった。

まもなく、秀次の一族が処刑。その非道な行動に怒りを覚える兼続であったが、
そこに初音(長澤まさみ)が現れ、
三成もまた1人で重荷を背負い苦しんでいると伝えられる。
妙なモノを感じる兼続であったが、
その後。秀吉本人から、拾(伊藤悠翔)を守るための行いであると知る兼続。
どうやら、すべては秀吉の指示のようであった。

やがて、大名家からのお拾への起請文を求めた秀吉。
家康だけでなく、輝元(中尾彬)利家(宇津井健)そして、景勝も上洛。
喜ぶ秀吉が、一同の前を立ち去ったあと。
家康から三成は、責められるのだった。回避する方法はなかったのかと。
すると、景勝は、主の責を家臣に求めるのは見当違いと言い放ち、家康に反論。
利家の仲立ちにより、争いは収まる。

三成立場、苦しみを見て取った兼続は、
三成の元を訪れ、諸大名による合議制を提案する。
上杉、前田、毛利、小早川、宇喜多、徳川を大老とし、互いの牽制も行えると。
そして、その下に奉行を置き、実務を当たらせるとまとまっていく。
最後は、利家の助力を得ることで、
兼続、三成は、秀吉の説得に挑み、お拾の名を出すことで秀吉も納得。


敬称略



いやはや。。物語がどう展開するかと思っていましたが、

まさかの展開。。。っていう感じでしょうか。

↑一応、ほめてます。



細かいことはさておき、

ある意味、分業制を敷いた上杉家。殿・景勝と実務・兼続である。
その一方で、
秀吉の命令とはいえ、命令だけでなく、その責任もすべて背負い込む三成。

徐々に三成は追い込まれていった。
そして、家康からも責められる始末。

そこで、兼続は、ある事を思いつく。

天下の政も、分業制にすれば良い!!!と。。。


ま、、そんなお話である。


ほんと、細かいことは置いておくとして、

上杉と徳川を対比させるだけでなく、そこに上杉と豊臣をも対比させ、
うまく、、知恵者・兼続が、親友・三成を救うという物語に仕上がっています。

多少のことは“ドラマ”として、目をつぶれば
意外なほど、スムーズにドラマは流れていますよね。
まさに、知恵者の面目躍如。と言う感じである。

途中。三成を庇う景勝というのも、“主”としての行いとして際だつ部分だし、
もちろん、これからのことを考えれば、
家康とのことをネタフリしているのだから、
なかなか、オモシロ味のあったお話だったと思います。

最終的に、“寸劇”でまとめ、分かり易くしたのも
“天地人”らしい部分でしょうしね。


何度も書くようだが、
細かいことさえ、気にしなければ、
兼続の三成への気持ちの変化を丁寧に描いた、
かなり良い感じの友情物語だったと思います。

っていうか、
良くまとめましたよね。今回のように(笑)



あ。。。最後に書いておきますが。
もう“細かいこと”は、、、書きませんので。
ツッコミを入れはじめると、すべてが成り立たなくなるような気が(苦笑)

流れは特に悪くないし、、こう言うのも良いかもしれません。


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2009年8月 9日 (日)

天地人 第32回 世継ぎの運命

『世継ぎの運命』

内容
鶴松が亡くなり、甥・秀次(眞島秀和)を後継者とし、
自らは朝鮮に目を向け始めた秀吉(笹野高史)。
その秀吉の行動に疑問を感じる兼続(妻夫木聡)であったが、
景勝(北村一輝)の上杉軍に付き従い朝鮮に渡るのだった。
苦戦を強いられる上杉軍。そんな中、突如の帰国を命じられる。

帰国し急きょ、京に入った景勝、兼続を待っていたのは、
秀吉が淀(深田恭子)との間に授かった赤ん坊。。。拾が生まれたよう。
その謁見の場で、秀吉の養子・秀俊(上地雄輔)への冷たい態度を見るのだった。

数日後、毛利輝元(中尾彬)の屋敷に招かれた景勝と兼続。
そこには、毛利家の後見でもある小早川隆景(横内正)もいた。
秀吉の養子・秀俊の毛利家への養子の話があるという。
その養子の話を上杉家に譲りたいということだった。

困惑する2人であったが、断ろうとするが、どうにも受け入れてくれない。
菊姫(比嘉愛未)に話をしても、猛反対。
その話を聞いていたお船(常盤貴子)は、北政所(富司純子)に助けを求める。
北政所は、兄の子である秀俊を不憫と言い。。なんとかするというのだが、
当の本人・秀俊も養子にはなりたくないと景勝と兼続に懇願する。

すると、、景勝は
“それがしも上杉の養子でございました
 さりながら、それを受け入れ乗り越えるのも、また、侍の道
 今の私があるのは、おのれの運命(さだめ)を受け入れたからにございます
 兼続と出会い、菊と結ばれ、良き仲間に恵まれました。
 運命(さだめ)には、あらがえぬもの。
 ご心中、お察し申し上げます

翌年。。秀俊は小早川家に養子に出されることになった。

そして、、秀吉は、甥で養子でもある関白・秀次の説得を試みはじめが、失敗。
そんななか、秀吉は、拾のため全国の大名に号令をかけ伏見城築城を開始する。

そのころ、兼続に男児が誕生した。直江家の跡取りであった。

築城開始から数ヶ月、伏見城は完成し、諸大名が祝いに駆けつけたのだが、
拾が出席しないことを告げに来た三成(小栗旬)は、
家康(松方弘樹)や輝元から、朝鮮のこと、築城のことで嫌みを言われてしまう。
その姿を見ていた兼続は、三成に“耐えろ”と励ますのだった。

翌文禄4年、越後に戻った兼続は
泉沢(東幹久)らと、精力的に越後の国造りに励みはじめる。
そんなある日のこと。泉沢から、父・惣右衛門(高嶋政伸)の話を聞く。
惣右衛門が、子供達のための家庭教師を捜しているようだった。
評判の女性に会いに行ったところ。。。。なんと、お涼(木村佳乃)であった。
越後に残ることを勧める兼続。

そのころ京では、秀次が謀反の疑いにより。。。。。。


敬称略


↑もう、面倒なんですモードである。
だいたい。。。9割以上。。。書きすぎだな。。。書きすぎ。



今回は、基本的には、小早川秀秋のためのネタではあるのだが、

朝鮮のこと、その他秀吉の行動を含め、
そこに、兼続自身の子どもを絡めた上で、

『世継ぎ』と言う事をテーマにして描ききった感じである。


実際、一番目を惹いてしまったのは『小早川秀秋』のことを描いたこと。
通常のドラマ、、と言うか、歴史物であっても、
ほとんど、この部分て描かれませんよね。

細かい部分も含め、どこまで事実かどうかではなく、
こう言ったことを挑戦的に描くことが出来るのが、

本当の意味で『天地人』の物語であると言えるだろう
いや
これこそが、『天地人の魅力』のはずなのである。
(今まで、あまり利用してませんけどね!)

そう!
歴史の主人公の物語であるならば、
あくまでも秀吉がメインとなっている『時代』であるため、
どうしても、そこにある想いなどを描くことは、ほぼ出来ません。

が、そこに、『跡継ぎ』というテーマを持つことで、
上杉家にはまだいない。。。というのが、良い感じで利用されていますよね。

だからこその、毛利、小早川、上杉の会見に繋がっていく。

もちろん、そのあとの秀俊の気持ちの吐露の部分も含め
どこまでが
史実であるかどうかは、問題ではない。

重要なのは、小早川秀秋というこれから重要となっていく『アイテム』を、
唐突に、関ヶ原で登場させるよりも、こういった演出の顔見せをすることの方が
納得感が生まれてくる!

ということなのである。

その顔見せと、跡継ぎ問題に、兼続の跡継ぎも含め
キレイに重ねていったのだから、丁寧さが分かります。

景勝が、秀俊に語りかける部分なんて
なかなか、、良いものでした。。。
謙信、景虎の
回想があれば、もっと良かったけどね!

で、
最後の最後は、その流れから発生する秀次のこと。
そして、、三成の変化である。

ネタフリも含めて、
かなり練り込まれた内容であったと言えます。

兼続『国造りは始まったばかりじゃ
  耐えろよ
三成『ああ。らちもない

も、、良い部分。


個人的に、これは、よくやった。。。と思ったのは、
さりげなくではあるが、菊姫が養子のことに反発し
その一方で、お船の息子、、、いや、兼続の息子には、満面の笑み。
この部分、前回のことが、かなり生きている部分である。


今回は、
ホームドラマ部分と歴史ドラマ部分の融合が上手くいったと言えるでしょう

細かいことを気にしすぎなければ、
これくらいの物語は、満足感が高いですね。






これまでの感想

第31回 
第30回 第29回 第28回 第27回 第26回 
第25回 第24回 第23回 第22回 第21回+ 第21回 
第20回 第19回 第18回 第17回 第16回 
第15回 第14回 第13回 第12回 第11回 
第10回+ 第10回 第9回 第8回 第7回 第6回
第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 

2009年8月 2日 (日)

天地人 第31回 むなしい戦

『愛の花戦』

内容
天正19年7月。
秀吉(笹野高史)の命令で、庄内に一揆鎮圧のために出兵する上杉軍。
そして、大名の妻への上洛命令により、
景勝(北村一輝)の妻・菊姫(比嘉愛未)だけでなく、
兼続(妻夫木聡)の妻・お船(常盤貴子)も上洛をした。

上洛した菊姫とお船は、
北政所(富司純子)や淀(深田恭子)とあいさつを果たしたものの、
菊姫は、わだかまりが晴れず、どうしても打ち解けずにいた。
そんななか、淀の依頼で“ヒメサユリ”を集めることになった菊姫、お船。
上杉に連絡し、大量の“ヒメサユリ”を送ってもらい、淀は上機嫌。

が、翌月。秀吉の嫡男・鶴松がわずか3歳で亡くなる。
わが子を亡くした秀吉、淀だけでなく、
我が子ではないと言え、豊臣家の跡継ぎを亡くした北政所もショックを受ける。
そして、秀吉は、家督だけでなく関白の座を甥の秀次に譲り、
太閤となり朝鮮出兵の準備を整えはじめるのだった。

鶴松が亡くなったことで、淀は世継ぎの母ではなくなったてしまい、
諸大名の妻の態度は冷たくなっていく。
それを知った菊姫は、自らも子が無いことを淀に話をし、励まし元気づける。
そのことで、菊姫と淀は、心を通わせはじめるのだった。

文禄元年3月
上杉家の朝鮮出兵の兵を連れ肥前名護屋に行く途中、景勝と兼続は京に立ち寄る。
菊姫、お船は、半年ぶりの再会を果たすのだった。
喜びの再会後、大坂城に向かった兼続は、
三成(小栗旬)に会い、秀吉に出兵を辞めるよう進言したいと訴えるが、
国の仕組みを作るためには必要なのだという三成。

同じ頃、北政所は、家康(松方弘樹)景勝らを前にして、ある頼みをしていた。
秀吉が自らが朝鮮に渡らぬようにと監視して欲しいと言う事であった。
これで、渡らぬ口実が出来たとほくそ笑む家康。

そして、肥前に向かった上杉軍は、名護屋城に留め置かれることに。
一年後。出兵命令が下り。。。。。。。


敬称略


えっと、、
このドラマは、誰が主人公なのかな?

そんな雰囲気ですよね。

京では、菊姫がメインであり、もう一人の主人公のハズのお船は、付き人状態
その事に多くの時間を割いているため、
途中の、三成とのやりとりがなければ、
ラストの出兵の部分だけしか、景勝と兼続も、必要なのかどうか
全く分からない状態。

印象に残っているのが、
菊姫と淀とのやりとりだけという(苦笑)

たしかに、これが、
歴史の主役の座を秀吉に譲った者たちの“ドラマ”であるのだが、
もう、ここまでされてしまうと、何をどう言って良いか分かりません。


一応、子どもを絡めて、ホームドラマらしさはあったので、
これはこれで、お話はまとまっているとは言えます。

世継ぎがいるから、チヤホヤされる淀。
が、いなくなると冷たくなる。
そこで、子どもがいない、菊姫の出番だ。

流れは合っているんだよね

でも、なんて言えばいいのかな。。。。
そのようなやりとりがあったことを、主人公が知った様子がないため

完全に、物語から独立して見えます
これって、人間関係が切れているように見えるため、
結局、、なんのために、お船がいるんだ

という演出上の問題にまで繋がっていきます。


あれこれとね、女たちの“戦い”に
男たちが、口を出すのは、どうかと思いますが、
だからこそ、お船の役割があると思うんですけどね!!

で終わってみれば、、次回予告を見ても分かるように
今回のお話って、次回以降の“跡継ぎ問題”のネタフリでしかないわけである。


もうちょっと、盛り上げるなら盛り上げる!
ホームドラマで良いから、なんでもやれば良かったのに。。。。

なんだか、もったいないお話である。
わざわざ、京に立ち寄っているのにね!

ドラマ作りをするために、やっている部分もあるんだから、
もっとやればいいのに。。。。。

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2009年7月26日 (日)

天地人 第30回 主命

『女たちの上洛』

内容
小田原攻略により、戦のない太平の世が始まろうとしていた。
越後に帰国後、談笑する兼続(妻夫木聡)とお船(常盤貴子)
そんななか、秀吉(笹野高史)から、大名の妻を上洛させよという命令が下る。
それは“人質”となるということであった。
景勝(北村一輝)は、そのことを菊姫(比嘉愛未)に伝えるが、拒否。
気持ちを察したお船は、菊姫の説得に向かうが、気持ちを変えようとしない。

翌年、景勝と兼続は上洛。
菊姫が病で伏せていると秀吉に伝えるが、信じていても目こぼしできぬと。
淀(深田恭子)の取りなしにより、その場はおさまる。
その後、上杉の京屋敷で大国実頼(小泉孝太郎)から、秀吉の状態を聞く。
北政所(富司純子)淀に頭が上がらぬ状態で、権勢を振るいはじめていると。
すでに他の大名の奥方は、2人に媚びを売っていると知るのだった。
それもあり幅を利かせた千利休(神山繁)が、すでに蟄居を申しつけられたと。

そして、反逆の罪で監禁状態の利休屋敷の警護を、
屋敷が近くであると言う事で上杉がすることになるのだった。
利休の屋敷を訪ねた景勝と兼続。
兼続は利休の娘・お涼(木村佳乃)から、見せしめであると告げられ、
景勝は利休から、頭を下げれば守れぬモノがあると決意を聞かされる。
2日後、切腹の命が下り、利休は切腹。

納得出来ぬ兼続は、三成(小栗旬)に見せしめなど不要と訴えかけるが
太平の世のためにはやむを得ないという三成。
それでも兼続は食い下がるのだった。

“この世は人で成り立っておるのだ。人には情がある。
 それを忘れれば人はついて来ぬ

その後、春日山に戻った景勝と兼続。
京の状況を鑑みて、兼続は菊姫に説得するが聞こうとしない。
仙桃院(高島礼子)も、逆らえば上杉を滅ぼすことになると言うが、聞かない。
仕方なく、景勝は上洛を命令する。
菊姫は、覚悟を決め自害をしようとするが、お船が駆けつける。
菊姫から、心の内を吐露されたお船は、その寂しさを感じ取り、
京へ共をすると申し出るのであった。




敬称略



ほんとうは
秀吉の力を見せ付けたお話

主命による、覚悟。。そして、命じられた者の対比。


ということなのであろう。

ただ、どうも、ニオイが、違う部分があり
物語が、分割され2つに見えているのが、ちょっともったいないところ。


1つは、利休の話。
かなり強引に、景勝、兼続を絡めているのであるが、
ま、、、一応屋敷が近くだと言っているし、無理はない感じ


利休がどのような状態で、反逆と言われたのかが
かなり曖昧であるため、利休が言っている“守る”が中途半端なんですけどね


そこは、奥方達のお話を含めての

景勝“頭を下げてでも守らねばならぬものがある
利休“一方で頭を下げれば、守れぬモノもある

そういうことなのでしょうけどね(苦笑)

その曖昧な感じは、
もう一方のお話。女たちの上洛にも少しだけだが現れている。

ホームドラマであるため、仕方ないが、
分かり易いと言えば、分かり易い感じかな。

心を打ち明けない殿様だからこそ、
自分がどれだけとの様を慕っていても、まるで“政の道具”
自分に女としての価値が、殿にはない。
そんなところだ。

まぁ、ここで、女や愛を前面に押し出されても。。。と言ってはいけません!!

それが、この“天地人”なのだから!(笑)



ということで、
かなり、粗が目立つ状態ではあるのだが、
利休はともかく、1つの愛の表現としては、
景勝の不器用さもあり、オモシロ味はあった感じかな。。。。。

お船だって、良い感じで子供産んでいたし。
子どもがいるのに。。。ってのも、よく分かる部分ですよね。


全てまとめて、秀吉が起こした事件いろいろなんですけどね。
そこを前面に出してこないからなぁ。。このドラマ。。

だから、テーマがブレているように見えるんだよね(苦笑)

ほんとは、そこに、主命として命じる景勝も含めて
命令に従うのか、従わないのか。
そこに、どんな意思があったのか。。。
そういう、いろいろな意味で複雑で、オモシロ味があるお話


のハズ。。。。なんですけどね。。。

やっぱり、そこはホームドラマ。愛でまとめています。

ま、いいけどね(←ココが、最も重要)


ほんとはね、理念だとか、愛だとか、義だとか
そういうセリフで雰囲気作りをしちゃっているから、
そこにあるモノが見えにくくなっているんですよね。

もしも、秀吉の圧力をもっと感じる演出があれば
全く違うモノになったでしょうに。。。
利休が死のうが死ぬまいが、それだけでは、圧力に見えませんよね。。。
ギャップだとか言ってしまうとそれまでだけど
でも、そこにあるモノが見えなくて天下人という立場だけで
物語を動かそうとするから、、なんか、、盛り上がっているような、無いような
そんな印象が残ってしまうわけです。

セリフなどで説明しても見えないモノは見えません。

前半の“義”だって、同じコトだったのにね。。。。。。

ホントは、そういうところにドラマのオモシロ味があるはずなんですよね。
特にドラマが悪いわけじゃないけど、
盛り上がりに欠けるるのは、そこだと思いますけどね。。

ま、ホームドラマだし。。。いいけど。。(2度目)

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2009年7月19日 (日)

天地人 第29回 天下統一

『天下統一』

内容
天正17年11月
北条が、真田を攻めたことで
秀吉(笹野高史)は、北条攻めを決断する。
それは、“天下統一”のため、最後の仕上げにかかったことを意味した。

上杉景勝(北村一輝)の軍は、北から進軍し北条方の城を攻め落としながら南下、
途中、前田利家(宇津井健)真田昌幸(岩松了)と合流し
北国勢として、北条方の上州・松井田城を取り囲みはじめ、ひと月。
ついに城主・大道寺政繁(ささきいさお)が降伏を申し出てくるのだった。
大道寺だけでなく、降伏した城の者たちにも酒や食料を振る舞い、
礼節を持って接する兼続(妻夫木聡)に、驚きを禁じ得ない利家。
その行動に感服するほか無かった。

一方、秀吉の本隊は、東海道を東進していたが、
未だ参陣を命じた伊達政宗(松田龍平)は、姿を見せずいらだつ秀吉。
そこで家康(松方弘樹)に、政宗に参陣の説得を依頼する。
そんななか、北国勢の状態を秀吉に報告に向かった兼続は、
秀吉から、北条の次は、伊達であると聞かされる。

兼続は、政宗に対して、再三書状を送るが、政宗は無視。
家康もまた、書状を送り続けるがそこには参陣無用と書かれてあった。
家康と接することで、なにかを感じた兼続は、新たな書状を送りつける。
そこには、、、“生中に生なく、死中に生あり”

ついに政宗は、秀吉の陣に参陣。
秀吉は遅参の罰で会津領を召しあげ、政宗を所領に送り返すのだった。
その政宗は、帰国の途中、八王子城を取り囲む北国勢の兼続の前に現れる。

参陣は自分の判断で、天下を狙うのをあきらめたわけではないと言う政宗。
だが、その言葉を聞き、兼続は。。。“もう戦は終わった”と告げる。

その後、八王子城を攻め落とし、秀吉本体と合流20万の兵となる。
小田原城を取り囲みはじめた秀吉軍。
秀吉は小田原城の眼前に、密かに築いていた城を出現させ。
北条氏政(伊吹吾郎)ら、北条勢の戦意は喪失。氏政は切腹し、戦いは終わった。

そして、秀吉にとって、最もアタマの痛い家康を、関東に移封し、
天下は、統一された。


敬称略



今回は、完全に
“天下統一”のための、仕上げである北条、伊達のお話だ。

ま、、
細かいことは、もういいだろう。

ハッキリ言って、“天地人”を見ていなくても、
知っている人は知っているお話だし、知らない人は、これくらいでもok。

その程度のことだ。

なんといっても、
間違ってはならないのは、主人公は“上杉”の直江兼続であると言う事。

実際、“手柄”は、秀吉にあるのは当たり前であり、
兼続だけでなく、景勝でさえ、“家臣”でしかないのである。

そう!
歴史の脇役に成り下がってしまっている状態で、
“歴史”を描こうとすれば、この程度。


隠れて、城を造れ!
家康を、関東へ行かせろ!

などと、
血迷ったことを“主人公”が言わなかっただけでも
今回の物語は、十分成立していると言える。


一昔前は、
ドラマで血みどろのシーンといえば、
映画か、大河くらいしかなかったモノだが、

そういうことさえ、行わないようにしているのだから、
戦いを控えめにして、
“愛”を掲げる兼続が“後悔”を口にするだけで

主人公の物語は、十分成立である。

そういう“変則的な戦いの魅せ方”でも、、、、まぁ、、
ホームドラマだと言う事を考えれば、許容範囲といえます。



かなり駆け足ではあるが、
大幅に間違ったことをやっているわけでもないしね。
こんなところだ。


ホントなら、一つ一つの城攻めを魅せても、面白かっただろうけど。
ま、いいや。
ある程度キャラも出していたしね。。。

だって、“天地人”だからね!



で、
最後に、1つ疑問なのだが。
あと十数回、、なにするの??

こんなテンポで進んじゃうと、あと3回くらいで終了だよね??


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2009年7月12日 (日)

天地人 第28回 新たなる国造りへ

『北の独眼竜』

内容
天正17年3月、初めての出産を前に、お船(常盤貴子)は与板城に戻り、
義父・惣右衛門(高嶋政伸)と義母・よし(西原亜希)の見舞いを受けていた。

一方、春日山城では、
兼続(妻夫木聡)と泉沢(東幹久)は、伊達政宗(松田龍平)の動きを見て
“上杉は、常陸の佐竹と盟約を結ぶ”とを決め、
また、佐渡を手に入れることを秀吉(笹野高史)から了承を得て、
大忙しの“上杉家家老殿”であった。。。

そんななか、茶々(深田恭子)の相手をさせられる大国実頼(小泉孝太郎)は、
秀吉から、会津・蘆名へむかう動きを見せる伊達への抑えとして
伊達討伐の命を受けていた。
知らせを受けた景勝(北村一輝)は、会津が上杉の隣国であることもあり、
米沢に書状を出し、名代として兼続を説得に向かわせることを決めるのだった。

書状を受け取った政宗は、“思い知らせるいい機会”と面会を決める。

そして、対面の日
“もはや、力のみに頼る時代ではない”と、戦を辞めるよう説得をする兼続。
すると、逆に、手を取り合い、日本平定を持ちかけてくる政宗
兼続は、“力を振るい、人の心が離れていった”と信長の名を出し、
今は“新たなる国造りの時”と言い、。。。
“いつまで古き考えにすがるのか”と政宗の考えを兼続は、たしなめる。
そして近く生まれてくる我が子を話題に出し、

“その子のために、生きて、親兄弟妻子や友を慈しみ、
 万人が平穏に暮らせる世を作らねばならぬ”
と、、、、すると、刀を持ち斬りかかろうとする政宗。。。
が、突然現れた妻・愛姫(杏)を見て、手を止めるのだった。

天正17年6月。
佐渡平定に向かった兼続は、圧倒的戦力により押し込んでいき、
河原田城主・本間高統(春田純一)を取り囲み、説得に出向く兼続。
“良き国造りのため、お力をお借りしたく存ず”
そして
兼続が、佐渡にて金山管理など、代官配置などを進めている中、
子供が生まれたという知らせが入る。。。。女の子だった。
その喜びの報とともに、、、春日山から知らせが。。。

伊達が、蘆名を滅ぼしたという。
佐渡に兵を向けている隙を狙った伊達の行動をみて、
説得が功を奏さなかったことにショックを受ける兼続。

その伊達の行動を喜ぶ男がいた。。、、、家康(松方弘樹)であった。
北条も動きだし、ほくそ笑む家康。
しかし、伊達、北条の動きに怒った秀吉は、ある決断を三成(小栗旬)に伝える。

そんなことがあるとは知らぬ兼続は、娘に会うため与板に戻っていた。
喜びの中、娘に笑顔を見せる兼続。


敬称略


↑もう面倒なんですモードである。



さてさて、今回のメインは、
やはり、伊達政宗の登場なのであるが。

どうやら、内容としては、
伊達政宗は、『これから』のための『ネタフリ』程度。


実際行っていたのは、

奮闘する、上杉家家老・直江兼続

ということである。


わずかではあるが『戦い』を見せながら、
兼続に“戦のない世の中”というのを口に出させ、

説得、交渉。..それを、前面に押し出させた感じである。
もちろん、佐渡の平定後の作業も、その一部なのは言うまでもない。


すでに時代が終盤にさしかかりつつあるのは、現代だから分かるのであって、
時代の先読みをしている兼続を表現していると言えます。

戦国時代ということを考えれば、戦いも重要ではあるが、
時代が新たなステージに向かいつつある状態を感じる兼続を描き、
その事を表現しながらの説得&作業なのだ。

そう!
様々な事象を使い、組み合わせながら、
兼続が聡明であることを前にだしたキャラ表現の物語なのである。


個人的には、

ようやく大活躍の“家老殿”という感じに見えました。
主人公なんだなぁ。..と。
兼続の才能や、気持ち、、、理想、、夢のようなモノが見えましたからね



たしかに、ホームドラマとしては、小ネタ程度で若干弱いし、
大河ドラマとしては、戦の無さの物足りなさはある
中途半端と言えば、そういう表現も出来るであろう


ただ、
本来、“兼続物語”を描くのであれば、
今回くらいのバランスと、表現が、最も適切なような気がします。

子どもを絡めたホームドラマ部分と、
多くの人物との交渉などでの大河部分である。


実際、これくらい当たり前に
活躍してくれていないから、
なんだか、今までの物語に、
オモシロ味は感じても、納得感が生まれにくかったのである


重すぎるのも、どうかと思いますが
軽すぎるのも、どうかと思いますので。

この程度のお話の組み合わせで、あれこれと描いて欲しいモノです



ホントは、もっと、あれこれ盛り上がりも欲しいけどね。。。。
ドラマとして納得出来ても、
それ以上じゃないからなぁ。...



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第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 

2009年7月 5日 (日)

天地人 第27回 与六と与七

『与六と与七』

内容
天正15年10月、越後北部を攻めた上杉は、越後全土を平定した。
兼続(妻夫木聡)の父・惣右衛門(高嶋政伸)に娘が誕生し、
兼続に、新しい“兄妹”が加わった。
祝いの席に姿を出さない弟・与七実頼(小泉孝太郎)を
不審に思う兼続であったが、、
そのころ弟・与七実頼は、苦戦していた。。。
源氏の流れをくむ越後の名門・小国家に婿入りしていたのは良いのだが、
妻・お栄(小沢真珠)義父・重頼(牧村泉三郎)義母・律(福井裕子)から、
責められていたのだった。。。。活躍がないと。
そんななか、重頼が、景勝(北村一輝)に話をしたのが効いたのか、
景勝の名代として、上洛することになる。
完成したばかりの“聚楽第”。その落成の祝いの使者として。

11月、上洛した実頼は、秀吉(笹野高史)に謁見。
すると、1人所の女性が現れる。亡き信長の姪・茶々(深田恭子)であった。
茶々は“小国”という“名”を聞き、“大国”と変えてはどうかと言われる。
一存では決められぬという実頼であったが。。。
数日後には、実頼になにかを感じた秀吉は、“官位”を授けることを決める。

その後。越後に帰国した実頼は、
秀吉から官位をもらい“従五位下・大国実頼”と、
名も改めることになったと、兼続に報告するのだった。
しかし、兼続は、“信念を貫くのが上杉”と、実頼の行動を未熟であると酷評。
その事で、兄弟ゲンカをはじめてしまうのだった。
“わしはもう、与七ではござらぬ!”

兼続から子細の報告を受けた景勝は、官位は、実頼の手柄とし
名は、景勝の命によるモノとまとめるのだった。


翌年。
景勝と兼続に、官位を授けるという秀吉からの書状がとどく。上洛せよと。
“官位を与えればしっぽを振ると、見くびっている”と怒る兼続。
が、、結局、実頼を連れての、上洛となるのだった。
何かを感じ取った三成(小栗旬)は、内々に秀吉との謁見を計らう。

秀吉を前にし兼続は、
“褒美が厚ければ従うという
 さような考えならば、無用にございます
 我らは、殿下の御為、水火もいといませぬ
 なにとぞ、我らの心中をお察しくださいませ
と、、、実頼が止めるにもかかわらず、兼続は言い放つのだった。
“兄”の毅然とした態度に、圧倒される実頼。
そして納得した秀吉は、兼続に謝罪。

だが
数日後、家康(松方弘樹)らを前にして、秀吉は景勝、兼続に官位を授け、
再び、豊臣家と上杉家の関係を見せ付けるのだった。

1つでも、兄よりもと、、お涼(木村佳乃)から、茶の手ほどきを受けた実頼。
そして、1ヶ月後。
兼続らが、越後に戻ろうとする日が近づく中
実頼は、兼続に京に残して欲しいと頼み込むのだった。

“兄上の優しさが、私をダメにするのでございます。
 今日の地に1人あって、兄上に甘えることなく
 己が力を精一杯試しとうございます”

帰国した兼続。
自らの愚かさをお船(常盤貴子)に話をすると、
お船から、子が出来たという知らせを。。。。。。。



敬称略



↑もう、面倒なんですモードである。

いや、だからといって、くだらないと言う事ではない。
いつもとは違います。


と言うのも、見ていると。
どこで切っても中途半端になってしまい、
物語としての“切れ目”が、ほとんどなかったんですよね。


お話としては、
大雑把に見れば、

与六と与七の兄弟を表現している。

そのことでたしかに、“いまさら”感が漂っている部分は存在する。
その一番手は、

すでに“小国家”に婿入りしているのは、“かなり前”であること。

なのに、いまさら。。。。妻に、義両親である。


まぁ、このドラマって、序盤が意味不明だったから、
途中から“後付けの説明”を入れ、苦戦中ですからね。

でも、その“いまさら”を無視して、
そういう“補強中”と考えれば、納得感が生まれてくるというモノ

今回の“大河”は、そのパターンで見なければ、
アタマがいたい状態。。。、。


で!お話の方であるが。

今回のお話は、“大国”となり、官位をもらうなどをして、
自分の今を知る実頼と、
実頼の気持ちを知る兼続というのを、キレイに表現していると言えるだろう。

弟だからこそ、兄は、助けていた。
でも、その助けがあるから、ダメと気付いた弟である。

そんな兄弟関係を表現しながら、
秀吉の“意図”を入れるなど、なかなか、“政治”的にも、
見どころは存在した感じだ。


兄弟関係を表現し、秀吉達との関係も表現した。

“時代”を考えれば、
多少ホームドラマ的ではあるが、シッカリと気持ちも表現されているため

納得感はある感じだ。



このドラマお得意の、無駄キャラによる、無駄場面

家康、利休と兼続の茶室の話くらいで

子供の話は、ネタフリだし、
その他細かく登場する人たちも、その他大勢に近い状態だったので

無駄にはならず、分かり易さを出した感じだ。
茶々、三成、お涼、北政所、のことね



にしても、
よくもまぁ、これだけのことを入れましたよね。
今までならば、この半分くらいで、テキトーにしてゴマカシを入れたりし、
何をやっているのか、分からなくなることも多かったのに

キッチリと、兄弟だけで描ききったのは、
単純なお話でも、面白く見ることが出来るモノだ。

これからも、こんな感じのお話を積み上げていって欲しいと思います



最後に、本当にどうでも良いことですが

お船vsお栄

を希望します!!


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2009年6月28日 (日)

天地人 第26回 景勝と兼続の覚悟

『関白を叱る』

内容
兼続(妻夫木聡)をどうしても自分の家臣にしたい天下人・秀吉(笹野高史)。
景勝(北村一輝)と兼続は、大坂城の黄金の茶室に呼ばれる。
そして、、諸将が見守る中、砂金の山を積み上げる秀吉。
しかし、景勝は“我があるじは、景勝をおいてほかにはない”と言い切り、
秀吉の誘いを拒むのだった。太刀を首に突きつけた秀吉であったが。。。
北政所(富司純子)の取りなしにより、事なきを得るのだった。
が、その覚悟に、秀吉にとって兼続の評価は、うなぎ上り!!
でもあきらめざるをえない状態に。

その後、宿所に戻った兼続は、家臣の志駄(信太昌之)が、
何かを燃やそうとしているのを見かける。上杉も家紋の箱!?
気になり辞めさせると、その中には、景勝の遺言があった。
死ぬようなことがあった場合、たとえ、上杉が滅ぶことがあっても、
上杉の義を天下に知らしめるため、秀吉と一戦をせよと。

“義を貫くべし”

主・景勝の自分への思いを知り、感動をする兼続であった。


帰国が迫る中、三成(小栗旬)から、初音(長澤まさみ)が無事と聞かされ
安心する、兼続。


敬称略




また、やっちゃいましたね(苦笑)

もう、そのヒトコトに尽きる感じだ。


えっと。
今回のメインは、

秀吉の誘惑を毅然と拒否するお話
そして、、景勝の覚悟を知るお話。。。

であったはず。。。。なのである。

が!!!!!

そのメインを、テキトーに終わらせちゃっただけでなく

秀吉、利休、三成、お涼。。。。。と。

なんだか。。。。。
見送るキャラ、、、キャラ、、、全て、、“初音状態

秀吉はともかくとして、、、
お涼も“お世話係”だから、仕方ないとして。

もう、、いったい。。。なんのために、入れているの???


確かに、“後始末”には、必要だろうが、
こう言うことをするから、違和感が倍増するのである。

三成。。。前回くらいの助言ならまだしも。。。。わざわざ。。。

利休なんて。。。。なんのためやねん!!
そこに、景勝がいるなら分かるけど。。。。。

上方で評判が上がったというのであるならば、
それを先に表現してから、利休でしょ?


景勝、兼続をあごで使う、、、母上様は。。。okなので。

もうちょっと、無駄を描くなら描くで、
流れだけは、シッカリして欲しかったモノだ。


別にね。
ホームドラマ路線で描こうが、、そういうのは、もういいです。
“そういうやり方”というのもあるでしょうし。
戦をあまり見せずに、進んでいく物語なのだから
気にしません。

でもね。

そういうのと、無駄というか、無理矢理キャラを登場させるのとは
全く違うこと。

例えば、
三成から手紙を受け取っているだけで十分なのだ。
だって、秀吉のことさえ、なにも関係ない状態なのである。
それに手紙ならば、越後に戻ったときに
“火種”にもなり、ホームドラマとしても使えたはず。

これは、いきなりの利休も同じ。。。。それこそ、お涼から話を聞けば十分。


軽くても良いから、必要のないことや無理だけはやめて欲しいモノである

ホントなら、
景勝&兼続vs秀吉

家康vs秀吉

で、対比できて、きっと、面白いお話のハズなのにね。。。。


秀吉『されどあやつめ。あの目じゃ。まっすぐな目。
  覚悟があった。
  首に刃を当てられようと、いささかも動じぬ
  初めてじゃ、あんな目。
  ますます欲しゅうなったワイ

の、北政所とのやりとりも含めて、
笹野高史さんは、ホント素晴らしいのに。。。。




実際のところ。。関白を叱っているようにも見えません!!
イヤ、、北政所は、叱っていたけど。。。。
もしも、それがメインなら、

それをもっと、描かなきゃダメだったんじゃ??
それさえも、テキトーだし。。。。


もうヒトコト言わせてもらえば。
公式HPの『あらすじ』は、、、なに???

今回のお話を。
どこをどう見れば、そういう『あらすじ』になるのかを、
教えてもらいたいモノだ。

どうせ、そういうお話だったのが、変化しちゃったんだろうけど。。。
意味不明である


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2009年6月21日 (日)

天地人 第25回 秀吉の欲

『天下人の誘惑』

内容
景勝(北村一輝)が過労で倒れた。
代わりに、兼続(妻夫木聡)が、あいさつ回りへ。
その才覚は、驚いた前田利家(宇津井健)から、秀吉(笹野高史)へと伝わる。
そんななか、秀吉から呼び出しを受ける兼続であった。
その真意は、、、“情”の兼続を我がものとすること。。。。

そして、登城すると。。。上杉の人質となっているはずの幸村(城田優)の姿。
秀吉の話では、真田からの秀吉への人質となったと言う事であった。
次の瞬間、秀吉は、兼続を一気にたたみかける、
“そなたもわしに仕えぬか。上杉にどんな災いが及ぶかしれぬぞ”と。。
兼続は、戸惑いはしたが、それを顔に出さず笑顔ではぐらかしてしまうのだった。
思いもよらぬ秀吉、真田の行動に、兼続は景勝にわびるしかなかった。

そんな日の夜。兼続の宿所に傷を負った初音(長澤まさみ)が、やってくる。
人に追われていると言う事。。
すると、幸村が訪れ、初音の引き渡しを要求してくる。
北条氏政(伊吹吾郎)の元に人質にやったが、逃げてきたという。
処罰するしかないという幸村。
それならば、渡せぬという兼続であったが、突如、幸村が頭を下げる。
兼続が秀吉の家臣となれば、その褒美として、初音の命は救われると。

だが、兼続は。。。“できぬ”と告げる。

翌日、兼続は、お涼(木村佳乃)を頼りにすると。。。。。

景勝の元にやって来たのは、、お涼の父・千利休(神山繁)
景勝が応対すると、利休は、兼続が“上方で評判になっている”と告げ、
それに秀吉が執心しているとまで。。。

そのころ、兼続の宿舎から姿を消した初音。。。
するとそこに、石田三成(小栗旬)が訪ねてくる。。。
初音のことよりも、明日開かれる秀吉の茶会を切り抜けろと。


敬称略




いままで、それほど活躍している印象がない兼続。
そのため、

どうしても、秀吉が執心するのが見えないのですが。。。。


ま、“ほぼ天下が平定”され、“未来”が決まりつつあるのだから、
“まさに無双”と言われるような侍だけでなく、

多少の“賢さ”が見えるだけで、十分なのかもしれません。

そういう“未来”、、、いや、“戦”も変わってきているのだから!

景勝『上方衆は、おぬしの何を買いかぶっておるのかのう』

と、、、、良いセリフも出てきたことですし!


ということで、
“兼続の才”というものが見えにくいのは、さておき(笑)


物語の方は、兼続の“才”、、それは、“上方”と言う事もあり、
“歌”“茶”など、力を発揮していく兼続。

そんな平和だからこその才能に目が向けられた時代。

兼続が、どうしても欲しい秀吉の策略三昧!!!
というお話である。


お涼、初音だけでなく、幸村の存在も含めて、
サスガに強引な一面もあることはあるのであるが、

そこは、兼続を“情”という、、、理念のようなもので表現しているため、

兼続に関係する人物が巻き込まれていき、
そして、、上杉が、秀吉の“欲”に巻き込まれていく様。

秀吉の欲に翻弄されていく感じが、なかなか面白かったと思います


たしかに、“そこまで重ねるか!?”という部分もある。
このアタリは、次回からなのでしょうが、、、

が、

兼続、景勝、秀吉のキャラをシッカリ描いているからこそ、
妙な“やりとり”が、面白く見えてくるということだ。

笑顔、しかめっ面、、、そして、、欲を前面に出している顔。

俳優さんの力だけでなく、
ここにきて、キャスティングの妙を見た感じですね。

情や義の兼続、景勝 vs 欲の秀吉

その姿を上手く表現していったと思います。
度々写り込む、怪しげな秀吉も、かなりいいし、

“親友”となった、三成が登場し、助言するのも、良い感じだしね!!

三成『相手は、天下の豊臣秀吉
  戦では手に入らぬものを、手に入れるお方だ
  十万の軍勢を動かさずとも、密かに相手の心のほころびをつき
  己の意のままに操ろうとする。
  さような戦を、ここでは、政と呼ぶ

兼続『ならばこの戦。負けるわけにはいかぬな
  上方風の政やらが、全てではないと
  見せ付けねばならぬからな


とはいえ、
今回は、ネタフリ。
でも、これで、次回が楽しみになったというものである。


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2009年6月14日 (日)

天地人 第24回 上洛による戸惑い

『戸惑いの上洛』

内容
景勝(北村一輝)率いる4000の上杉軍は、上洛を開始する。
加賀に入り金沢城にて、秀吉(笹野高史)の重臣のひとり前田利家(宇津井健)
の出迎えを受ける景勝と兼続(妻夫木聡)
そして、利家は自らを引き合いに出し、京では“辛抱なされよ”と助言をする。

翌月に入り、ようやく京の人々の驚嘆の声を受け宿所に入った一行は、
そこで、千利休の娘・お涼(木村佳乃)と出会う。
すると、、、秀吉への献上品に対して、目新しいものはないとお涼。
その服装にまで文句をつけてくるのだった。
そして謙信秘蔵の太刀にまで、物足りないと言い放つ。
“秘策”があると言い、。。。。

そして、、
前田利家、石田三成(小栗旬)福島正則(石原良純)浅野長政(中島久之)ら、
重臣達が列席する中、秀吉との面会を果たす。

だが、多くの献上品の中で、秀吉が目をつけたのは、、太刀ではなく、太刀袋。
お涼が、用意したものであった。
そんな秀吉に幻滅する景勝。それは、、兼続も同じであった。
“ひとかどの侍なら袋より、名刀に目が行くはず。”

一方
沼津城で会談をする東国の勇・徳川家康(松方弘樹)と北条氏政(伊吹吾郎)
上杉も協力すれば、大勢力になれたものをと氏政は、
景勝が寝返ったと、怒り心頭であった。
徹底抗戦を家康に訴える宇島差であったが、、、、家康の態度はハッキリしない。

その頃、、京では、景勝、兼続らは、お涼に言われるがまま、
“挨拶回り”。。。北政所(富司純子)らと、面会していく。。。
その無愛想な景勝を見て、
北政所から
“話をするのも駆け引きのうち。上杉の威信示したくば、ここは辛抱第一。
 上手くあわせていきなされ“
と助言される2人であった。

その日の夜。福島正則の屋敷に呼ばれた景勝と兼続
酒宴となり酒に酔い大騒ぎする福島正則と一悶着。
だが、お涼により、何とかおさまるのだが。。。。。。。



敬称略




えっと、頭の中で、いろいろと巡ってはいますが。

ここは、、“天地人”と、考えます。
そうでないと、、、頭が少し痛いです。。。景勝じゃないけど(笑)



今回のお話は、上洛話。

景勝、兼続らは、秀吉との面会だけでなく、
最も彼らが嫌う、、、“金襴の太刀袋”の目を向けた秀吉に幻滅。

と、、、“違い”を表現したお話である。

それと同時に、、、きっと、将来のことを見越しての
前田利家、北政所との面会であろう。



なんだか見ていると、
苦労して面会していく姿は、“時代劇”とは思えない感じ。

いや、こう言うことなんだよね。“天地人”というのは。

まさに、現代劇を時代劇に焼き直したという感じだ。

こういう時は、ハッキリと言いましょう。

“分かりやすくて良い”と!!!



ということで、多くの出会いを表現しているだけで、
正直なところ

内容としては、何かあったわけではない。(←ここ、最も重要)


ただまぁ、考えてみれば、
“出会い”とは、そういうものだし、
初対面の人とは、特に、そういうものだ。

景勝のような人もいれば、兼続のような人もいる。

殿と家臣という関係だけでなく、
重臣らの、様々な態度も含めて、

ある意味“メリハリ”があるとも言えるでしょう。
これだけの登場人物を、一気に出してきたのだ。


ドラマとしての演出上。
無駄に無理に登場させてきたことも、このドラマにおいては、多々あったが


秀吉、三成はともかくとして、
他のキャラは、初登場と同じなのである。

だからこそ、キャラを際だたせるようなことを、いろいろと。。。


そういういことだ。


キャラが立ってはいるが、内容自体は何もない。。。ということになる。

この雰囲気。。。。そうなのだ。

話数的にも折り返し、
ドラマとしても、大きく転換したのだから、

中盤における、人物紹介話


その程度。ということだ。

そんな風に考えて、

今回からドラマが始まった!!今回が、初回なのだ!!
と思えば。。

ま、、、
それなりに、楽しかったとは思います。

それなりに。。。。

あくまでも、リスタートなのだ。


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2009年6月 7日 (日)

天地人 第23回 義と愛

『愛の兜』


天正14年冬
景勝(北村一輝)は、兼続(妻夫木聡)に上洛しないと告げていた。
亡き御屋形様(阿部寛)が冷たいまなざしで見つめる夢を見たという。
だが、、相手は、関白秀吉(笹野高史)
上洛の約束を反故にするわけにもいかず、
石田三成(小栗旬)からの催促の書状も度々来るようになっていた。
そんななか、お船(常盤貴子)の提案で、生まれ故郷の上田庄を訪ねることに。。
その風景の懐かしさの中、景勝と兼続の2人は、
深沢利重(鈴木正幸)栗林政頼(平泉成)と再会していた。
『上杉の誇りだけは、お捨てになりませぬよう。』
そう告げられたあと、、、2人とお船は、かつて修行した雲洞庵へ向かう。
そして、、、北高全祝(加藤武)との再会。。懐かしき思い出を語り合う。
幼き2人、喜平次(溝口琢矢)と与六(加藤清史郎)であった日のことを。

あるとき。喜平次が、将来の不安を口にしたとき、
『大丈夫じゃ、わしがついておる。
 必ず喜平次様の役に立つ家臣になるつもりじゃ
と、、与六が言ってくれた。。。あの日のことを。

そして、翌朝、景勝は、上洛への覚悟を固めるのであった。
『兼続。ワシはもう、揺るがぬ
 上洛じゃ
 新しい世に、上杉の義がどこまで貫けるかわしには分からぬ
 だが、ワシにはこの生き方しか出来ぬ
 所詮人生は一時の夢じゃ、叶わなければ、それまでじゃ

一方の兼続は、、『義』の道に生きる景勝に触発され、
自分にふさわしい文字を考えはじめる。。。。景勝の『義』の旗印。。。
いったい、自分の心を支えるのは、なんなのか??と。

そして、、1つの文字にたどり着くのだった。。。

『愛』



敬称略




愛の兜や、義の旗印よりも

究極の手段ですよね。
生まれ故郷を訪れ、、視聴者が聞いたこともないような回想を入れ込む。

そのうえ、回想は、夢。。。そのうえ、合成?

もう、、、凄いことをしてくれる『大河ドラマ』である。

あくまでも、ほめています!!!

ホント、驚きましたので!(笑)

でもね、、“普通”ならば、
過去にいろいろあるから“回想”なのであって、
後付けでは、なんと言えば良いのか、困ってしまいます。


ま、、、キレイにまとまっているから、良いけどね。


ということで、、今回のお話。

今回のお話は、秀吉と約束したのに、上洛する決断が出来ずにいる景勝。
そんなとき、、兼続と、、生まれ故郷を訪ねることで、

いろんなコトを思い出し、
気持ちも新たに、、、、上洛を決断!!

ついでに、自分も愛の兜を作っちゃった兼続

そんなお話だ。


サスガに、重厚なドラマというわけではありませんが(苦笑)

回想、、、兼続と景勝の関係だけじゃなく、
謙信とのことを重ねることで、決断させるというのは、

そこに原点があるのだから、悪くないことだと思います。


最後には、カッコイイ感じの景勝だからね。

こういう部分を見ると、“上杉景勝”というのが、見えますよね。
いわゆる、、“殿”であるということである。

重臣とはいえ、、聡明とはいえ、、家臣である兼続とは違う部分。

作られているモノであるとは言え、カリスマ性が見えますから!

キッチリと、
景勝と兼続の主従関係も見えたし。
分かり易くて良いですよね。こういうのって。

難しいモノを見て、頭を悩ませてばかりいるよりも
こう言うのも、絶対に必要不可欠なこと。


ということで。他にも。


仁愛の愛じゃ。
越後の民を愛し、広く大きな心で国を治め
皆の幸せを思い、我が命を燃やす。
わしの力の源は何かと思うたら、その字が浮かんだ
しかしのう、あまり強そうには見えぬ
相手をひるませる、気迫にも欠けておるしの

良いではございませぬか。ぐっときております。
友を安じる心も、夫が妻を妻が夫をいたわる心も
親が子を慈しみ、子が親を思う心も
全てこの愛から始まりますゆえ


目立ちすぎるけど、
意外と内助の功のお船も見えています。

キャラも分かり易く、内容も分かりやすい。
ホント、分かり易くて、良かったんじゃないかと思います。



しかしまぁ、考えれば考えるほどスゴイよね
いまさら回想で、与六、喜平次の人間関係を表現って。。。

本来ならば、序盤でこう言うネタを1つでも多くやっておけば、
それから後の、主人公・兼続と、、殿・景勝の人間関係が、見えて、
もっと、ドラマとして、面白かったんですけどね!!

きっと、良い感じで有名になった子役を使っての、テコ入れなんでしょうけどね。
節操がないと言えば、それまでのお話。。。

ま、、いいけどね、そういうドラマだし。
ある程度、楽しけりゃ!



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2009年5月31日 (日)

天地人 第22回 真田幸村参上

『真田幸村参上』

内容
真田家より使者が上杉家にやってきた。
それは、真田家当主・真田昌幸(岩松了)の娘・初音(長澤まさみ)であった。
徳川に狙われているため、味方をして欲しいと言う
戸惑う、景勝(北村一輝)と兼続(妻夫木聡)
秀吉のことも考え、辞めるべきと泉沢久秀(東幹久)は進言するが、
“これも上杉の義”として、盟約を受けることを了承する景勝。
その事を兼続から聞かされた初音は、信長、秀吉とすべては真田を守るためと。

そんな折も折、父・惣右衛門(高嶋政伸)が
弟・小国実頼(小泉孝太郎)と見知らぬ女性を連れやって来る。
なんと、兼続、与七より年下の“新しい母”およし(西原亜希)!?
お船(常盤貴子)らとともに、戸惑うばかりの兼続であった。

そして、ついに、上杉家に、盟約の証としての人質が春日山に送られてくる。
真田昌幸の次男・幸村(城田優)だった。
人質ではなく、客人として扱うという兼続。

迎えて早々、その幸村の仏頂面を見て槍勝負を申し込む久秀。
久秀は勝利したが、、翌日。久秀の槍が紛失し、幸村を疑いはじめる。
盗みに加担したかどうかさえ言わない幸村。
すると今度は、幸村が久秀に勝負を挑み、幸村が勝利を収める。
だが、心を開こうとしない幸村をみて、兼続は海の見物へと誘い出す。
人を信じないという幸村は、裏切られる前に裏切るのも上策と言い放つ。
それでも、人は信ずるに足りるものと。。。兼続。

そんななか真田家から書状が届く。
徳川が上田城に軍を向けたという知らせであった。
盟約に従い援軍の準備を整えはじめる上杉軍。
すると、兼続は、幸村を呼び。。。手勢を連れ、真田に戻れと。。。。
人質が無くとも援軍を出すという兼続の言葉に戸惑う幸村。

幸村『なぜ。そこまで。。。
兼続『それが上杉なのじゃ



敬称略



今回は、
上杉と真田の盟約。

そこに人質としてやって来た若武者・真田幸村

人は裏切るモノであると、人を信じない幸村に
人は信ずるに足りるという兼続。

そんなとき、徳川の大軍が上田城へ迫る!!!

援軍を向けることを決定した上杉軍

すると、、、兼続は、
真田家を救いたいなら、。。と帰ることを了承。



あとは、援軍と幸村の活躍で、大勝利の真田。

そして、、、人を信じるという兼続の心に打たれて。。。

幸村『真田幸村、このたび、直江兼続様の弟子となるため戻って参りました


である。

まぁ、
なかなか、ドラマとして面白いお話ですよね。

『主』を変えることで、真田家は守られてきた。
それは、裏切りに続く裏切りの連続

その一方で、人を信じる。。。上杉の義

まさに、
イデオロギー対立の再来と言って良い状態ですよね。

でも織田との意味不明な対立よりも、分かり易くて良いです!!

信じるか、信じないかという単純な図式であるというだけでなく、
戦での勝利という結果が見えるというのも良いところ。

誰が見ても分かり易く。。

そんな感じのお話ですね(笑)


ほんと、ベタと言えばベタですが、
久秀達、重臣らもキッチリ表現しているし、

こういう人間関係の表現こそが、『連ドラ』として、最も重要なこと。

きっと今回のことが、『いずれ』、、幸村の行動に表れるでしょうし。

普通に面白かったと思います


なんかまぁ、、普通の現代劇みたいだけどね。
ま、、いいや、、楽しいから。


それに、、もうヒトコト。
ついに初音の状態を表現したことによって、
今回は、ほぼ納得感のある状態でしたね。


こういう感じであれば、、、、
過去は水に流すことにしましょう


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2009年5月24日 (日)

天地人 第21回 三成の涙

『三成の涙』

内容
落水にて行われた秀吉(笹野高史)と景勝(北村一輝)の面会は、
景勝が上洛を約束することで無事に終わった。
そんな中、落水城で開かれた宴の席で、三成(小栗旬)と兼続(妻夫木聡)は、
言い争いになってしまうが、秀吉により、収まりを見せる。
そして、秀吉から三成との出会いを聞かされた兼続は、
席を外していた三成の元を、にぎりめしを持ち訪れるのだった。
秀吉が話をしたと気付いた三成は、自分の性分を変えるつもりはないと言い放ち、
秀吉が、日本国の民のために、国を豊にしようとしていると語るのだった。
が、それを聞いた兼続は、
『幸せというても人それぞれじゃ、国が豊になったとしても
 友のいない幸せは、幸せとは言えぬ
 仲間がいれば心は満たされる
と言い返すのであった。

お互いのことについて、納得は出来ないまでも、気になり始める、兼続と三成。
三成は、初音(長澤まさみ)に、、兼続は、お船(常盤貴子)に、、愚痴を。。

そんななか、1つの事件が起きる。
仙桃院(高島礼子)が、菊姫(比嘉愛未)が懐妊したと勘違いしてしまい、
景勝、菊姫夫婦の騒動。。。。
いや、嫁姑問題に兼続が巻き込まれてしまっていた。。。。。

そのころ、直江の屋敷にも騒動が起きていた。
なぜか、三成がひとりでやってきたのだった。
お船が応対し、、
その後、上田衆の面々泉沢久秀(東幹久)小国実頼(小泉孝太郎)
甘糟景継(パパイヤ鈴木)桜井晴吉(松尾諭)山岸尚家(松本実)
らが、、引き続き応対するが、
三成の、、あまりの横柄な態度に、一触即発状態に。。。。
それを見ていたお船は、、『正直すぎる』と侍女かよ(あき竹城)に告げていた。

数刻後。
景勝らの問題も収拾し、、急いで直江屋敷に帰ってきた兼続。
帰ろうとしている三成を、お船とともに呼び止めるのだった。
そこに、偶然やって来た兼続を慕う百姓達。。。
三成の言動で帰宅していた上田衆らも呼び寄せ、宴を開き、
大騒ぎをする兼続、そして、上田衆らを見て、三成は“兼続”を理解しはじめる。


そして、、、、、

敬称略




三成『良き奥方だ
兼続『ワシも、そう思っておる。ワシには過ぎたおなごだ。
三成『それに家臣同士、仲も良い
兼続『ああ、つらいとき、苦しいとき、誰よりも信じられる友だ

三成『うらやましいな

兼続『おお、初めてじゃの。おぬしの口から、そのようなことを聞くのは。
三成『俺とて、本音は。。。。
兼続『おぬし、他人のことをあほうだと思うておる。それがいかんのじゃ。
三成『あほうは、あほうだ。だがお前は違う。あほうにもなれる心を持つ男だ。
   それが俺と違うところ。
   だからお前は人に好かれ、俺は嫌われる。
   だが性分ゆえ、仕方がない。

兼続『ワシは、おぬしのことを誤解していたようだ。許せ。

手を出す兼続。
ためらう、三成

兼続『どうした。
三成『いや

手を取り合う2人
笑顔の兼続、口をゆるめる三成。

兼続『で、得るモノはあったか?それを確かめに来たのであろう。
三成『おれは。民のために、豊かな暮らしをと願っていた。
   だが、それだけでは足りぬと思った。
   互いに思いやる心、共に歩もうとする志
   それが大事。
兼続『さすがじゃのう
三成『お前が教えてくれたんだ。礼を言う
兼続『水くさいことを言うな。今日よりおぬしは、ワシの友よ。



ということで、無二の親友となった兼続と三成。


そんなお話でした。



ちょっと、いろいろと考えましたが、切り替えて。。。

ほぼ、100%近く書いています。
気合いを入れてみました!!


今回は、
兼続と三成のお話である。

だから、序盤で、イヤ、先週の終わりにケンカして
今週は、そのケンカから始まる。

同じような『ニオイ』を見せておいて、
はじめは、『興味』から始まる。

そんななか、『宴』で見せた、兼続の本心。
兼続を慕う百姓達の姿。

ついに、三成も陥落である。


キッチリ、理論も含め感情のぶつかり合いを描き、
見事に『友情物語』として、描ききった感じですね。

感動、、、まではいきませんが。

絶賛に値する感じだったと思います。

途中、懐妊事件と、嫁姑問題は、
これからのこともあるでしょうし、ネタフリも兼ねているのでしょう。

が、いつもなら無駄ではありますが、
全体的にゆるい展開であるために、

丁度良い、三成の態度の表現の場になったのも確かだ。

三成の態度。。。そして、兼続の態度の対比である。


そんななかから、友情物語をキッチリ完結
それも『にぎりめし』で終えたのだから、

1つの友情物語としては、秀逸な出来だったと言えるでしょうね。



いつもなら気になる、初音、お船についても、
三成、兼続に生まれる変化の兆しを表現するには、
少し強引さはあるが、コレしか無いと言うべきでしょう。


なかなか、面白いお話だったと思います。


まぁ、実際は、
今までのワケのわからない感じのお話も

これくらい、、、上田衆も含めて、人間関係。
感情のぶつかり合いなどを描いてくれていれば、

結構、納得出来るお話もあったとは思いますけどね。

そんなことを、逆に浮かび上がらせるほどの
良い感じのお話だったと思います。

っていうか、
目指すべき場所、カタチが今回あったと言って良いでしょうね。


かなり、ベタですけどね。



1つだけ気になったこと。。。
今回の感じからすると、、まさか、、
『三成のその時』に、、『にぎりめし』を差し入れします???




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2009年5月17日 (日)

天地人 第20回 景勝の選択

『秀吉の罠』

内容
本能寺の変の直後、秀吉(笹野高史)が事実上の後継者となり3年。
宿敵・柴田勝家(菅田俊)を撃破後、
秀吉は、関白となり、まさに“天下人”となろうとしていた。

越中の富山城を攻め落とした秀吉軍は、上杉の越後に迫っていた。
そんななか、春日山に秀吉からの使者。
景勝(北村一輝)との直接の面会を求めてきたのだった。
会えば臣下になると言うこと、今までの秀吉の行動から信用できないと景勝。
しかし兼続(妻夫木聡)は、会うべきと説得し、
何も話さないという条件で、景勝は了承するのだった。
スッキリしない兼続であったが、お船(常盤貴子)から、
景勝は無愛想なので相手を威圧できると、兼続も話さない方が良策と納得。

そして、越後、越中国境の落水の会見場所。
兼続、泉沢久秀(東幹久)小国実頼(小泉孝太郎)甘糟景継(パパイヤ鈴木)
桜井晴吉(松尾諭)山岸尚家(松本実)ら上田衆が緊張の面持ちで構える中、
秀吉は先手を打ち、上田衆の面々の名前を。。。。一気に和やかに。。。
そんななか、
秀吉、石田三成(小栗旬)、景勝、兼続の4人だけで会見が行われる。

饒舌な秀吉の主導で、話し合いが開始されるが、
無愛想で何もしゃべらない景勝。
秀吉の質問に兼続が答えていく。。。
だが、景勝の状態を見て取った秀吉は、“上方見物”を提案する。
三成も“上洛”の返答をせよとうながし。。。。。


敬称略




秀吉『この秀吉、私利私欲のために戦っているのではない
  戦で民が苦しむことが無きよう
  この乱世を一日でも早く終わらせがたいため
  民にとって、何が一番望ましい道なのか
  義を重んじる上杉ならば、きっと分かるであろう。
  謙信公の御霊と日々語られる景勝殿なればこそ、
  そう申すのじゃ。

景勝『上洛つかまつる。

秀吉『ありがたや、景勝殿


そして、、、


兼続『何故、あのようなお返事を。。。。
  上洛は、秀吉の天下を、殿御自らお認めになるというモノ
  口惜しゅうてなりませぬ

景勝『わしは、秀吉の口車に乗せられたわけではない
  あの顔を見ながら、3年前のことを思い出していたのじゃ
  明智の謀反が少し遅れておれば、我が上杉は織田に滅ぼされておった
  アレは、まさしく天の恵み
  そうまでして永らえたこの命
  わしが意地を通すことで無にしても良いのか
  この越後のために、もう少し使いどころがあるのではないか
  わしは、そう思ったのじゃ
  おぬしは、わしをここまで思い至らせてくれた。
  許せ。兼続。』


そう言うお話である。


お話のメインは、
一気に、前回から3年後のお話である!!

秀吉と景勝の会見。

それだけのことだ。


結構今回いい感じで見ることが出来たのは、

分かり易い演出による、秀吉の緩急と景勝の仏頂面

でしょうね。

実際、兼続、三成は、、、オマケだ。

そうなのだ!!

今回の主人公は、明らかに、

笹野高史さんと北村一輝さんの演技力のたまものと言って良いだろう。

見事に緩急を使い分け、演じわける秀吉。
秀吉という人物の狡猾さ、、、イヤ、頭の良さが見えた瞬間である。

そして、
上杉らしさというか、、威圧感のある景勝。

2人の間にある緩急の対比もあり、
会見だけを見れば、かなりのオモシロ味があったと思います。


まぁ、最後の顛末である、
景勝が本心を語る部分なんて、
若干、甘めではあるが、謙信から受け継いできたモノを感じさせたしね!!


メインのお話は、
分かり易い言葉で、本当に分かり易いキャラ表現
結構良かったと思います。




ただね、
序盤のね。。。『アレ』がなければ、もっと良かったんだけどね。
“忍び”で、偵察とか言うならば、
上田衆の面々に会わなきゃダメなんじゃ????

お船に会ったこところで、全く意味ありませんよね!!

そうでなくても

兼続があわてていると言うだけで、“不自然”なのに!!!

何が、、、“惹かれてるのかも”だよ!!

ほんと、この無駄
さえなければ、

夫婦と言う事も考えれば、お船の助言も、悪くないと思うし、、、、
さすが“直江家”と、言っていたところなのにね。

真田に帰るだけなら、立ち寄る必要ないのに。。。。

そう思ってしまったのは、言うまでもない。


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2009年5月10日 (日)

天地人 第19回 魚津城陥落と本能寺の変

『本能寺の変』

内容
魚津城の吉江(山本圭)安部(葛山信吾)に降伏を勧めた兼続(妻夫木聡)
だが、説得及ばず、徹底抗戦に出る覚悟を決めた魚津の兵達。
彼らを残し、景勝(北村一輝)の上杉軍は越後に侵入する織田軍を討つために、
魚津から春日山に引き返すのだった。。。

信長軍に気付かれる前に、奇襲を仕掛け、勝利を得ていく上杉軍であったが、
信濃から入った信長の森長可の軍を、あと一歩でとり逃がしてしまう。
これでは魚津の兵をただ見殺しにしたのと同じと責める兼続。
しかし景勝は、休めと命じるのだった。

そんななか、直江の屋敷に戻ると、与板にいるはずのお船(常盤貴子)がいた。
お船もまた兼続に休むようにといたわる。
それは、2人にとって、初めての夫婦としての時間。
そしてお互いに気持ちを確かめ合う時間でもあった。

2日後。籠城を続ける魚津から密書が届けられる。
信長軍の明智光秀(鶴見辰吾)から、魚津へ密使があったという。
意味深な内容に、兼続は。。。。。。


そして
京・本能寺、信長(吉川晃司)は、光秀の謀反による襲撃を受けていた。
炎に包まれ覚悟を決めた信長の前に、謙信(阿部寛)が現れ。。。。

“天の時、地の利、人の和”


その信長の異変を知らない、上杉、織田両軍。
柴田勝家の攻撃により、魚津では奮戦が続いていた。
だが仕掛けられた総攻撃により、ついに。、、、、魚津城陥落。


敬称略





今回も、てんこ盛りではあるが。

魚津城陥落と本能寺の変

まぁ、そういうことである。



実際のところは、盛り上がりのあるお話で、
絶望感の中、織田軍の異変。。

悔いている兼続や、お船との関係。

いろいろな時の流れを知らないまま発生した悲劇など、

ドラマとしての、オモシロ味はあるんですけどね。

当然、今回だけを見た場合である。



ただまぁ、
吉江に安部って、そんなに目立っていなかったからね(苦笑)

いや、キャラはあったけど、
人間関係がなかったと言うべきでしょう。

吉江はさておき、安部なんて、
本当にもったいないキャラですよね。

ここまでキッチリ描いていれば。。。。。。。あ~~あ。もったいない



何度も書くようだが、
とりあえず、今回だけを見れば、結構面白く見ることは出来ている


当然、“亡霊”の不思議さやある意味亡霊の“某女性”は、無視する。

一応、
人の和の無かった、信長
天の時がなかった、光秀

で、、現在、天の時だけはある、景勝

と、“天地人”にのっとって描いているしね。


ほんと、もったいない。


ちなみに、今回の物語で一番気になったことは、
本能寺でも、魚津でもない。


兼続『そなたにはあってワビを言わねばと。
  そなたの心も確かめずに、直江の婿となったことを。

お船『あなた様は、お家のため
  ただそれだけで夫婦になったのでございますか


そして、てんこ盛り“回想”

もう、ベタベタなドラマが展開されているのですが、
“回想”で展開されている内容が、

あまりにも、お船の偉そうな態度ばかりで、
なんか、、兼続って、
年上のお船に脅迫された?

と言う印象を受けてしまったのは、言うまでもない(笑)
いま流行り?の、お船のコンカツだったのかなぁ。。。と


実際、恋バナのようなモノも見えなかったし。。。

お船『もっと偉そうにして下さいませ』
って言うか、、、あんたが、偉そうなんだよ!!



こう言うのもね、“連ドラ”なのだから、、
キッチリ作っていれば、こんな印象にならなかっただろうにと。。。


そういうことである。


まぁ、連ドラだって気にしなければ、
微妙な印象もあるが、楽しめていますけどね。

しかしまぁ、毎回のように
連ドラを意識して作っていれば、、と、思うドラマ。

面白いのに、なんか、盛り上がりに欠けるというか、
サラッと表面的にしか見えないというか、、、

何だろうね。。。

で、ふと思ったのは、今年の後半にある“アレ”

もしも、その事情で、序盤を削ったのだとしたら、
ドラマとしては、このモヤモヤは、ラストまで続くと言う事。

極論を言えば、今回から後の戦いなんて、
関ヶ原にいたるまでは、特に必要のあるようなモノなんて無い。

だったら、そっちを削って、
序盤でドラマを盛り上げるべきだったんですけどね。。。

たとえば、今回。
上田衆なんて、、、良い感じなのに、

なんか、空回りの印象があるのは、
人間関係が描けていないからである。

だって、子供の時の一瞬だけで、
後は、、、、、、、

設定上は親友と分かっていても、
表現上は、親友じゃないもんなぁ。。。。

2度見しても、もったいないという印象しか出てきませんでした。




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2009年5月 3日 (日)

天地人 第18回 義の戦士たち

『義の戦士たち』

内容
越中魚津城が、織田の軍勢により包囲
圧倒的な戦力差により
吉江(山本圭)安部(葛山信吾)らは籠城を選択するしか無く、
織田方の柴田勝家からは降伏勧告の書状が届いていた。
春日山城では、その危機的な情報が伝えられ、
景勝(北村一輝)は軍を動かそうとするが、
周辺の親・信長派の軍勢のこともあり、兼続(妻夫木聡)は思いとどまらせる。
出陣せねば、魚津は落城。。しかし、出陣すれば、春日山が落ちる
泉沢(東幹久)与七(小泉孝太郎)は、援軍を出すべきと言うが。。。。

そこで、ある策を兼続は、景勝に進言する。
1つの賭として、景勝は作戦を了承、、、
作戦内容は伏せられ、出陣の準備が進められていく。
そんななか、与板のお船(常盤貴子)から、微力ながらも与板衆が駆けつけ、
そして、直江家の家宝の短刀が、届けられるのだった。

ついに出陣した上杉軍は、魚津城の見える天神山に陣取りはじめるが、
それと同時に織田軍が越後領内へ向け、動き始めた。
そして景勝と兼続は、上田衆に作戦の真意を語り出す。
“春日山にとって返す”と。。。
魚津を捨て、なだれ込んでくる織田軍を撃破するという作戦だった。
衝撃を受ける上田衆であったが、景勝が説得。。
吉江らのいる魚津城には、降伏に応じるようにと兼続が説得へ向かう。。。。

かろうじて魚津にたどり着いた兼続は、降伏の説得を試みる。
『1人でも多く、生きて帰ってもらいたい。』それが景勝の願いだと。
しかし、吉江らは、兼続に上杉を託し
『我らは上杉の侍。死して侍の道を貫く』と、、拒否するのだった。


敬称略



ということで

今回は、魚津城の戦いの顛末。。。までは行きませんが、

最後の賭けとして、兼続が選択した道。
越後を守ることこそが、彼らの願いも叶う。。。

ま、、そう言うお話である。



戦いがあまり表現されていたわけではありませんが、
結構いい感じで、人間関係が描かれていたと思います。

家老としての役割を果たそうとする兼続。
おなじ、上杉の侍として、救いたいと思う上田衆。

いままで、あまりそれらの人間関係が表現されていませんので

『人間関係があるから、苦渋の選択というモノが見えてくる。』

と言うのはギリギリの表現ではあり、
“それ以上の想い”というのは、
感じにくい状態ではありますが、

作戦を企て、上田衆にさえ伏せながら
緊迫感ある“戦い”を、“
この天地人らしく”表現していたと思います。

そう!
ほとんど、戦いを見せていないと言うことですね。


物語の展開自体も、
作戦を見せず、良いテンポで展開され、
無駄”もあまりなく、、結構楽しむことが出来た感じだ。

もっとも評価したいのは、“地図”でしょうね。

大河では、物語に凝ったり、戦いの演出に凝るあまり
あまり、“こういったモノ”を、くどいほど出すというのは少ない。

だが本来、戦闘というのは局地的に行われているわけではない。
平面的に、多面的に行われているモノなのである。

それを表現するために“地図”を多用した今回。
ここにこそ、戦術という現地での戦闘シーンだけでなく
戦いが、局地的なモノではなく、広範囲に及ぶモノであることを

分かり易く“見事に見せた”演出だったと言うべきでしょう。


歴史好きにとっては、どうってコト無いことであっても、
こう言うのって、“ドラマ”にとっては、本来必要なこと。

この“地図”の決断は、“イマドキの大河”なのだから、評価できる部分だと思います。


正直、
ワケのわからない演出を多用するよりも、
よっぽどマシです。


不必要なモノが極力省かれ、
人間関係を主として描かれた今回。

久々に、楽しく見ることが出来た感じである。

やはり、ドラマなのだから、
人間関係を見せてくれれば、楽しくなると言う事だ。



箇条書きやダイジェストでは、ほんと、つまらないもん。。


ということで、次回は、
本当の意味での魚津の決着ですね。。。


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2009年4月19日 (日)

天地人 第16回 定め

『信玄の娘』


景虎(玉山鉄二)との争い“御館の乱”も、
景虎と華姫(相武紗季)の自害により、ようやく終結。
だが失ったモノも多く、
戦の傷は景勝(北村一輝)兼続(妻夫木聡)の心にのしかかっていた。
仙桃院(高島礼子)は、兼続に“定め”と説くが、苦しむ兼続。
その一方で景勝から、家老への登用を申し渡されるが、兼続は固辞。
だが景勝は兼続に告げる。
『あの時そちが動かねば、我らが滅びていた。
 この戦を起こしたのは、そちではない。わしじゃ
 わしに力があったなら、誰が見ても明らかな謙信公の跡継ぎであったなら。。
 この戦の罪を背負うのは、このわしなのじゃ
 だがわしらはどれほど苦しくとも、この越後を守らねばならぬ
 それが、定めじゃ』と。

そんななか、景勝の元に同盟の証である武田の姫・菊姫(比嘉愛未)の輿入れ。
重臣の中には、吉江(山本圭)のように武田との同盟に納得出来ぬ者もいた。

そして、、輿入れの夜。
菊姫は、一命を賭して、景勝に頼み込む。。。
『何があっても武田を助けると約束いただきたい』
だが『約束は出来ない』と答えてしまう景勝。
それからというもの、菊姫は閉じこもってしまうのだった。
なんとかと、、景勝は、ご機嫌伺いに兼続を向かわせるのだが、
相手にしようとしない菊姫。
すると、事情を知ってか、仙桃院が菊姫の元へ。
『似た境遇』と話すが、逆に『幸せなのか』と尋ねられてしまう。
そこに、兼続が声をかけ、“雪割草”を菊姫に指し示し。。。。。。。


敬称略



えっと、、今回は、無理矢理気味ではあるが。
主人公が、兼続であることを強調したお話と言えるだろう。

いわゆる、出世頭であるということだ。

いや
正確には、何とか菊姫をなだめ
菊姫の意味に納得した老臣達からも兼続が評価。

最終的に、はじめの景勝の打診どおりに、
兼続、泉沢が、家老へ!!
他の連中も、城主。

ということだ。

簡単に言えば
結局のところ、“乱”のあと、
越後の国だけでなく、上杉家の内部の安定。

そんな“乱の後日談”である。



ただ、正直なところ。“お見事”とまでは、言えません!

ネタフリが機能しているし、、
菊姫の納得と、武田との同盟を連携させて家臣達の納得など、
一応、流れ自体には間違いはなく、

使えるモノは、何でも使え!!

ってな感じですけどね(笑)



全体として、インパクトが弱いのが少しねぇ。。。

たとえば
これを、丁寧に描いていると言えば聞こえは良いのだが、
菊姫が納得したのは、仙桃院のおかげだし
せめて、仙桃院に話しをする兼続って言うのがあれば、
もっと納得出来たでしょうに。。。

いやね。。こう言うことなんですよね、ドラマって。

そうでないと、
なぜ、仙桃院?って、思っちゃいますから!

ということで、
“女の会話”で、兼続の手柄にするって言うのは、
いくら何でも、強引すぎますし。


せめて
仲むつまじい景勝、菊姫の姿を
吉江、信綱が見ることで、納得とか。。。。

“御武運をお祈り申し上げます。
 留守はお任せ下さりませ

ここなんて、若者だけですよね、見ているの。。。

流れに間違いはないけど
抜けている部分が結構あります


ま、、“乱のはじまり”は、兼続の陰謀である表現はされていませんが、
武田との同盟の“案”は、兼続ですので。

そこから考えれば、納得出来るかなぁ程度。。。。くらいですね。


2度見しての追記

当然、珍獣ハンターイモトが、メインではあるのだが。。


にしても
ほんと、“劇的”という言葉が、感じることが出来ません。

で、いろいろと考えて、1つのことが見えてきたような。

基本的に、“箇条書き”で、事象を並べていることが多いこのドラマ。
結局のところ、

事象の並べ立てというのは、物語ではないんですよね。
人間関係や、感情表現があってこそ物語である。

今回、
本当にいろいろと詰めこまれて、
物語としては、いろいろな繋がりも感じることは感じています。

ですが
根本的疑問として、主人公が中心で物語が動いているにもかかわらず
“主人公の感情表現”が少ないと言う事なのである。

考えてみれば、
今回、それが際だってしまっていたのは
兼続が自分の気持ちを表現しようと思ったら、
それを抑え込むかのように、
相手が“分かっておる”などの言葉で、表現させないのだ。

この瞬間、
最も表現しなければいけない兼続の感情は、
相手のセリフに紛れ込まされ転換されるのは良いが、
結果的に兼続の感情が消えてしまうと言う、
ドラマとしては、本来やってはならないことの大量攻撃!!

次回予告のように、“発言”に力があれば、
感情は伝わりますけどね。

今回なんて、落ち着いた感じで、よく分からないことを言っているだけだ。

盛り上がるはずの物語が、盛り上がらないのは、
この部分に問題があるような気がしてならない。

嬉しければ、嬉しい表現をすればいいし
悲しければ、悲しい表現をすればいい。

単純だけど、それで良いんじゃないの?
“聡明さ”なんて、丁寧に描いていれば、
そのうち感じることが出来ると思います。

それとも、泣いたらダメ?笑ったらダメ?

そこまで拘束するのは、たとえ“宣言”があったとしても、
ヤリスギのような気がしますけどね。

ちなみに、この意味不明さは
メインとなっているキャラでは、皆同じ。
今回なら、景勝と菊姫ね。




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2009年4月12日 (日)

天地人 第15回 御館落城。。。争いの決着

『御館(おたて)落城』

内容
景勝(北村一輝)と武田の姫・菊姫(比嘉愛未)との婚約により、
武田との同盟は、より強固なモノとなり、景勝方優位となった。
それを受けて、景虎(玉山鉄二)方の兵は逃亡をはじめ、
戦いの行方は、ほぼ決まる。
景勝の家臣達は、御館への総攻めを声高に唱えるはじめるのだが、
そのまえに、仙桃院(高島礼子)華姫(相武紗季)の引き渡しを要求をする。
だが景虎方は引き渡しを受け入れず、兼続(妻夫木聡)は、使者を申し出る。
その申し出を受け入れなかい景勝。
そんなとき、妙椿尼(萬田久子)お船(常盤貴子)が、あらわれる。
お船の仙桃院らへの使者をかって出るという申し出を了承する。
夫・信綱(山下真司)を説得し、お船は御館へと向かうのだった。

お船の説得を受けた仙桃院は、謙信の名を出し景虎に降伏をうながす。
そして景虎は、息子・道満丸(村山謙太)を人質として降伏する旨を伝えるが、
景勝の家臣達は、ふたたび火種となると言い始め。。。。
華姫の不安、景勝の意志をあざ笑うかのように、道満丸は襲撃を受けてしまう。
そしてそのまま、景虎方の挙兵を受け、景勝も苦渋の決断。
ついに御館は落城。
景虎は、華姫を連れ逃走を始める。。。。。。。


敬称略


↑6割くらい。


今回は、跡継ぎ争いの決着。

御館落城。。。というよりは、ライバル景虎そして、妹・華姫の死

でしょうか。

だって、実際のところ。
『戦い』が、ほとんど見えない状態なんですよね。

まぁ、
“今の時代”だから、それはそれで良いのかも知れません。



でもね。
ここで、根本的に疑問なのは。

景虎と華姫の“ドラマ”自体は、別に良いのだ。
問題は、彼ら二人と“景勝グループ”との関わりである。

たしかに、いろいろと今まで表現はされているのですが、
どうも“積み上げ”が薄いため、

“大儀であった”の言葉さえ、

兼続との“関係”は、“あの激怒事件”くらいしかないのに、
かなりの中途半端な言葉になってしまっているのだ。


それ以外で印象に残っているのは、
謙信がまだ生きていた頃。
春日山城での宴に景勝の代わりに兼続が踊ったことくらい。

“関わりの無さ”は、表現されてきても
“関わり”は、あまり表現されていないんですよね。


なのに、最後は、なぜだか、皆、、眼を赤くして。。。。


もう、どう判断して良いのかが、よくわからないんですけど(苦笑)



前回も同じ表現をしましたが、
“今回だけ”を単発で見れば、それほど悪いわけではない。

正直言って、“戦い”を表現せずに
“ライバル”との決着を描くには、こんな“表現”しかないからだ。



でもね、
これもまた、何度も書いていますが。

天地人は、連ドラなのである!!


あの~~~
せめて、関わりが見えにくいのはそれで良いから、
私が先ほど前述した“宴”を、上手く編集して、

“関わり”を表現して欲しかったモノです!!!


当然、回想のカタチである。
僅かな可能性を、自ら表現しないことで、無にしてしまっていますよ。

ほんと、、こう言っちゃ失礼ですが、、
ザコキャラの“死”なんて、、どうだって良いんだから!

メインだけは、キッチリ描いて欲しかったです!!



エンディング後の、城の紹介で、
上手く補強されているのになぁ。..。。


最後にヒトコト。。
それにしても、お船。。。強引に入れましたよね。。。
説明がついているし、相手が仙桃院だから、
これはコレで良いのかも知れません。

いや、、今回、、一番必要なかったのは、兼続かもね(笑)
いても居なくてもいいポジションだったし!



2度見しての追記
しかしまぁ、あまり印象は変わらないのですが。

細かい先入観なく見ていると、普通。と言う感じ。

でもね。
物語が描かれていないのに“涙”っていうのは、
意味が分かりませんよね
。。。

やっていることは、別に、間違っていないと思いますよ。

が、ここで良く考えなくてはならないのは、
登場人物の“変化”を見て、なにがしかのことを感じている“キャラ”
そう言うことがあったとしよう。
今回で言えば、“涙”である。

本来それは、そこに“関係”があってこそ、“泣く”のである

そらそうだ。
現実だってそうだ。赤の他人が死んだところで、
ショックなどは、多少なりとも受けるのだろうが、

“泣く”っていうのは、よっぽどのことがない限りあり得ないことなのだ。

その“よっぽどのこと”というのが、“人間関係”“思い入れ”などだ。

このドラマ、その部分を省略しすぎて、
泣いているという演出が、空回りしてしまっているのである


“乱”が始まってからの、“経過”だけを見れば、
ラストの涙なんて、

やっと、宿敵を倒せたぞ!!
これで、わが殿が、名実ともに“国の主”になったのだ!!

という、感涙の涙に見えてしまう。


物語を描いてこないと、
こういう“誤解”を生んでしまうと言う事なのである。

これが、“連続ドラマ”というものなのである。


細かい部分の整合性とか、
史実が、どうだとか言うのは、

もう、どうでもいいので。

主人公関係の物語だけは、丁寧に積み上げてほしいものである。



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2009年4月 5日 (日)

天地人 第14回 黄金の盟約

『黄金の盟約』

内容
武田の重臣・高坂弾正(大出俊)と接触し、和議をまとめた兼続(妻夫木聡)
景虎(玉山鉄二)との戦いも有利に進むと思われた景勝(北村一輝)軍。
だが、、武田軍はふたたび動き始める。
吉江宗信(山本圭)直江信綱(山下真司)らは、謀られたと言い
戦いは避けられぬ状況となった。
そんななか、高坂の死が伝わり、
兼続はふたたび、景勝に進言する。“黄金”を持ち出せと。。。
だが、その言葉に、“上杉の侍の誇り”を感じ得ぬ景勝は、拒否。
そのうえ、泉沢(東幹久)ら上田衆からも叱責を受けた兼続。、
が、逆に、兼続は上田衆の“討ち死の覚悟”を無駄死にと酷評し、
上田衆と兼続の間にも溝が出来てしまうのだった。。

それでも、兼続は、お船(常盤貴子)から、励ましを受けたこともあり、
景勝への説得をあきらめず、景勝がこもる毘沙門堂の前に陣取りはじめる。
そんなとき、父・惣右衛門(高嶋政伸)は、上田衆の前に姿をみせ
兼続が春日山に乗り込んだ覚悟を語りはじめるのだった。。。。。

そして、、瞑想を続けた景勝は、兼続ら上田衆を武田へと向かわせるのだった。


敬称略



えっとまぁ、今回は、
高坂の死により、和議が無駄になろうとしたが
もう一度、武田と交渉し

最終的に、勝頼の妹・菊姫(比嘉愛未さん)と景勝の婚儀がまとまり

黄金の盟約が、結実した。

以上である。




今回だけを見れば、、ほんとうに、今回だけですよ!

今回だけならば、
“まるで普通のドラマ”のようです。

あきらかに、無駄キャラである“信長達”を気にしなければ

お船だって、今回に限っては、
“直江家”という言葉を出すことで、多少の説得力を生んでいる。
これは、直前に、
仙桃院、華姫の“ウソの遺言”というネタフリがあったために、
有効打となっているのだ。

ま、、、結構、
無理矢理ですけどね。
明らかな“
無駄キャラ”に比べれば、“意味づけ”があるだけで、
多少なりとも、納得出来るモノだ。

ということで、

“死”という不測の事態を発生させ、
景勝、上田衆らから非難を受けたり、
良い感じで、兼続を追い込んでいく。

そんななか、惣右衛門を登場させ

『それも承知で、ことに臨んできたと。
 罪を償うためじゃ
 この戦を起こしたのは、自分だと思っておるのじゃ 
 殿の許しをもらわずに、春日山に乗り込んだと。
 恥じも甘んじて受ける覚悟、命も捨てる覚悟なのじゃ

と、、上田衆も、なぜだか、納得。

あとは、、

主人公特権ではあるが、

『いま一度、我らと手を結ぶことをお考え下され
 謙信公は、信玄公の窮地にあり、塩を送りしたことがございまする
 黄金は、盟約の証としてお納めくさだいませ

と、、キレイにまとまっている。


もちろん、よくできているなぁ。.とか
感動的だった!!とか、
そう言うのではないが、

それほど無理なく、物語は流れていた感じだ。

途中、回想で景勝に、決断させるのも悪くないことだろうし。
『この越後を守るため、わしらは生き延びねばならぬ



今までのことを、あまり考えずに見ていれば
ある程度、納得出来るお話だったと思います。



でも、まぁ、、考えてしまうのが『連ドラの宿命』

春日山の一件にしても、惣右衛門の誘いであるし。
そのあとのことにしても
特に、兼続が悩んでいた感じでもない。

これがねぇ。。。足を引っ張ってますよね。。。


だから、今回だけね!
『過去』は忘れましょう!!


だって、今回のお話だって、
明らかに『つなぎ』に違和感がある部分があるわけで、
これ、、、編集でごまかしていますよね。。。『何か』を!

だから、逆に、その気持ちを感じ取ってあげた方が良いのかも知れません(苦笑)



とりあえず、今回だけを見れば、多少納得だったってことで!



2度見しての追記

もう、2度見するほどの番組ではないのですが。
別に見たい番組が他にあるわけでもないし。。。

ある意味『時計がわり』である。

さて。感じた感想は、特に変わりませんが。

書き忘れていたことがありますので。。。

今回『黄金』というアイテムを使用しましたが、
これ、『初回』との整合性を考えているんでしょうね??

ハッキリ言って、無駄キャラの登場は無視。
ワザと見えにくくする演出も無視。。。いや、、これは、受け入れよう。

と、いろいろあったのだが、
やっぱり、2度見しても『黄金』が気になるんですよね。

今、現在もっている『兼続の価値観』が今回のお話であるとするならば、

『初回』。。。天下人から黄金を積まれた兼続。

その『時』になるまでに、兼続を成長させるんですよね???

本当に、成長させるつもりがあるならば、
たとえ、有名人を使っていたとしても無駄キャラを削除して欲しい!!

悩みさえしているような印象もない上に、
理由もなく詰めこまれる意味のないキャラクタたち-。

こう言うのを入れるならば、『兼続』を描くべき!


とはいえ、今回
明らかな『編集』が見えたため、、まぁ、、少しだけ安心しましたけどね。

そういった“良心”を、まだ失っていないんだと。

しっかし、、2度見しても感じるのは
連ドラとしての整合性の無さと、
描き込みの無さですよね。。。。。


ほんと、、、もう、なんだかなぁ。。である。


最後に。。。もうヒトコト
ちなみに、私にとって、このドラマの最大の難点は、
オモシロ味が特に感じないために襲ってくる“睡魔”であるのは言うまでもありません!


これまでの感想

第13回 第12回 第11回 
第10回+ 第10回 第9回 第8回 第7回 第6回
第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 

2009年3月29日 (日)

天地人 第13回 危うい賭

『潜入!武田の陣』


内容
春日山の上と下で対峙する、景勝(北村一輝)と景虎(玉山鉄二)
そんななか武田勝頼(市川笑也)は、景虎を支援し軍勢を動かしはじめた。
それだけでなく北条の軍勢も越後に迫る。
栗林政頼(平泉成)深沢利重(鈴木正幸)は、上田庄に入り
北条の軍勢を押さえるというのだった。

追い込まれていく景勝勢
御館の仙桃院(高島礼子)は、
北条、武田は景虎のために動いているのではない。と注意するが。
今の状態があるのは、“遺言”のせいであると。。
そして、華姫(相武紗季)からも、
兄・景勝が、夫・景虎を信じなかったせいだと告げられ、
完全に板挟みの仙桃院はショックを受ける。

その景勝の陣では、上田の若者達は、
“敗戦”の覚悟を決め、談笑をするしかない状態であった。
その姿を見た兼続(妻夫木聡)は、何とか打開策を練るが思いつかない。
そこへ、兵糧を調べていた父・惣右衛門(高嶋政伸)から、
『今一番大事なのは、己の力の限りを尽くすこと』
と助言されるのだった。

考える兼続。。。“敵の意表を突き、形勢を逆転”という故事。。。
近くにいた、弟・与七(小泉孝太郎)は、ふと口にする。
“武田を味方にでもつけなければ、形勢は変わらない”
その言葉を聞き、ひらめく兼続は。
翌日の軍議で、景勝に“武田との和議”を進言する。
吉江(山本圭)ら重臣達は猛反対するが。
信濃、上野の一部を譲ることを条件にすれば、可能性はあると。
だが、謙信の遺志にかなうのかどうか。..。“無理じゃ”と反対する景勝。
それでも、兼続は、殿は殿であると。勇気を出せと言い放ち。
説き伏せられた景勝は、武田に使者を送ることを決断する。
自ら使者に志願した兼続は、与七、泉沢(東幹久)とともに、
武田の陣へと赴くのだった。


敬称略



兼続の起死回生の“策”で、
武田との和睦することを決めた景勝。
そして、使者として赴く兼続。

そんなお話である。


景勝『上杉が武田に屈するなど、到底出来ぬ
兼続『それでは、すべてが水の泡
   ここで我らが負ければ、この越後。北条、武田のものになってしまいます。
   それを止めるためには、何としても!
景勝『兼続。御屋形様がお許しになると思うか
   御屋形様は、この越後をわしに託したのじゃ。
   このご遺志をわしに曲げろと申すか。
兼続『殿は殿。御屋形様ではございませぬ!
   殿には、自ら立つ勇気がおありにならぬのですか!
景勝『おのれ。。。。。
   。。。。
   武田に使者を出せ。
兼続『ありがとうございまする。
   殿。武田には私が参りまする。早速支度を。
景勝『兼続。
   万に一つの危うい賭じゃ、抜かるなよ
兼続『殿を残し、先に冥土には参りませぬ
   必ずや、吉報と共に戻りまする。


ここが、一番かな。

流れがいいよね。流れが。

まずは、軍議で披露する“策”
これがあってこそ、“他の家臣との違い”がハッキリします。

そして、それでも食いついていく兼続で、上のくだりである。

メリハリがハッキリするだけでなく
割譲しても良いと言った土地が、
重臣達が苦労して手に入れたと、言う事で
“過去”まで、表現しています。

だから、“御屋形様”という言葉を出してくる景勝までが、
スッキリした流れが表現されているのだ。

ドラマを表現しながら、
主人公である兼続というキャラをキッチリ表現
その中に、“歴史”まで入れ込んでいます!

そして
景勝とのやり合いで、妻夫木聡さん、北村一輝さんの演技力!


その流れから、高坂登場で

高坂『武田は、上杉に味方する
  上杉謙信公は、亡き主・信玄が、この世で一番と見込んだ男児におわした
  この和議をなすことは、信玄公へのわしの最後のご奉公となろう
  よくそこまで思いきられた
兼続『上杉家を守るため、ひいては越後を守るため
  我が主、ギリギリの決心にございます。
高坂『謙信公は、よく若者を育てられた。
  和睦まとめましょう
  摩利支天に誓って疑いなし。

ここで、ふたたび『歴史』を出し、、そして『未来』を表現した。

良いですね。こう言うのって。

こんなやりとりだけが、『ドラマ』というわけではありませんが
『歴史』を扱っているドラマなのだから、
ある程度の表現は必要です。

それをどれだけ“魅せる”ことが出来るかが、“大河の醍醐味”なわけである。


当然、そんな中にも上田衆の気持ちも入れ込んでいる。
宿敵達のやりとりも、すこし入れているしね!

私の中では、今までで一番ですね。




ただね。。ひとこと。
お船と信綱のお話。。。。これ、、、いるのか??

気持ちは分かるんだけど。
こう言うのって“独身時代”に表現して下さい!!

本気で必要性が意味不明である。

そうでなくても、、信長まで入れちゃってるんだから(苦笑)




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第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 

2009年3月22日 (日)

天地人 第12回 命がけの使者

『命がけの使者』

内容
景虎(玉山鉄二)との後継者争いをはじめた景勝(北村一輝)。
景虎の軍勢が御館に退き、春日山に残った景勝軍であったが、
逆に、御館に陣を取られたことで搬入の道が断たれた景勝軍の兵糧は
尽きようとしていた。

その景虎のもとには、実の兄・北条氏政からの密書が届き、
援軍の動きが見え始める。
また、宿敵・武田勝頼(市川笑也)は、北条からの知らせもあり、
忠臣・高坂の信長への圧力のために“上杉と組む”という進言も聞かず、
越後攻めの動きを見せ始め、
混乱する越後に、“外敵”の動きによる“越後存亡の危機”まで見え始めていた。
そんななか、兼続(妻夫木聡)は、景勝に進言をする。
景勝との関係は、まだ築けていないモノの
春日山の背後にある、謙信とゆかりのある桑取に、兵糧調達へ出向くべきだと。
景勝の了承を得た兼続は、1人、、、険しい山を下り、桑取へと向かうのだった。

一方、兼続からの知らせを待つ春日山には、
景虎側の北条高広(新井康弘)の勢が、攻め込んできていた。
窮地に追い込まれる景勝勢。。。。

そのころ桑取りに向かっていた兼続は、山道で襲われ囚われの身となっていた。
その兼続の前に桑取の長・斎京三郎右衛門(高杉亘)が姿を現し、
景虎からも取引を持ちかけてきたと、兼続に取引を持ちかけてくる。
しかし、取引ではなく、気持ちに訴えようとした兼続は、酷い目にあってしまう。
そんな兼続の目の前に、山道で出会った老婆・トメ(草笛光子)が現れる。。。。


敬称略




斎京『命をかけて、思い出させてくださいました
   桑取の誇りを!

そして、、、
トメ『我らを信じている証ぞ。

である。


まあ、流れ自体は、
ベタで見えているんですけどね。

そんなに悪くない感じだったと思います。

一部、屋外ロケもあったし(笑)

セットだと、ちょっとしたことでも、、
『大河なのに。..』と思ってしまうからね



一応、
トメ『謙信公のお導きかもしれぬのぉ
   かつて謙信公も、太刀を持たず、我らにお会いくだされた。
   あの兼続というお人こそ、謙信公の教えを受け継ぐお人よ

と謙信とのことを、それなりに表現しているので、
まとまっていると言えば、まとまっている。

兼続『越後を守りたいのじゃ
  みんなを守りたいのじゃ
  殿のためなら、命などいらぬ

というのも、悪くはない。
単純だけど、太刀を預けてるからね!



ただね、
このセリフは、いくら何でもヤリスギの印象まであるのが、

兼続をほめすぎていること!!

せめて、このあとに、

兼続をほめるだけでなく、景勝をほめるべきでしたけどね!!

そうでなければ、、、、
どう聞いても、越後を支配している殿・『上杉兼続』に聞こえてしまいます!!

そこにこそ、このドラマの基本である
兼続と景勝の主従関係があると思います!!

主人公だからと言って、ヤリスギは、ダメです!

そういう、ある意味致命的なことはありましたが、



内容自体は、外敵の存在も、上手く表現していたし。
『大河らしい』雰囲気を漂わせたエピソードでしたので、
納得することにしておきます。


ただねぇ、、やはり、
無理矢理に、必要なのかどうか、分からないエピソード
たとえば、、今回も、やって来たお船夫婦の不仲の話。.

こう言うのさえなければ、
もっと良かったんですけどね。



まいいや。
国の関係や、現状が、そこそこ表現してたしね!

ほんとは、今回のような感じで
兼続らしさを出して、人間関係を描き。
国の内外の状態を表現すべきなんですけどね。

こういうのこそが、『ドラマ』だし、『大河』だと思います。




さて、2度見しての追記
まぁ、、、特に、印象は変わりませんが。

あいもかわらず、無関係そうなモノばかりが目についてしまって。。。。

そこは、無視するとして。
ナニが足りないんだろうねぇ。..

極論を言えば、
『兼続というキャラ』が確定している印象がないのに
“主人公だから、活躍させている!!”


と言う印象があることだろうか。

これは、いままで、キッチリ表現してこなかったことにも、
問題はあると思いますので。。。。。

そこが、足を引っ張ってる感じでしょう


言ってみれば、
他の登場人物よりも“秀でた部分”が、見えないと言う事

ふと思ったんだけど。
たとえば、景勝と1対1で、進言している。

こういうことですよね。問題点は。
あとで、他の者たちが、あれこれと言ったところで、
なんか、ひとりよがりというか。。。。
自分勝手というか。。。。。
そんな雰囲気が漂っていますよね。

これって、重臣の中で勝頼に進言する高坂と言う部分とは、
全く違う印象があります。

前者・兼続が、主人公の自分勝手な行動に見え
後者は、殿様への家臣の進言に見える。

そう言う感じですね。


主人公だから仕方がない。

実は、そう言うことじゃないんですよね。
“他の人の前”だからこそ、他の人との“差”が分かり

優秀さというモノがあるならば、それが明確化されるんですよね。

それが、“対比”というものです。
そして、“人間関係の描写”であります。


いつも、自分勝手に進言。

ここにこそ、大問題が潜んでいるような気がします


もう少し、丁寧に描いて欲しいモノです。
悪くないとは思いますけどね。

ほんのちょっとしたこと。

いくら主人公でも、鼻につきますよね(苦笑)





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第11回 
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2009年3月15日 (日)

天地人 第11回 上杉の分裂

『御館(おたて)の乱』

内容
景虎(玉山鉄二)の説得に向かった兼続(妻夫木聡)
兼続の行いに怒りを覚える景虎は、手討ちにしようとしたが、
仙桃院(高島礼子)が間に入り、その場は、おさまる。
そんななか、遠山(螢雪次郎)の思惑により、
北条(新井康弘)たち家臣が集まりはじめ、
景勝(北村一輝)との戦いを決意する景虎であった。
兼続が去ったあと、争いを回避するために
ふたたび景虎の説得を試みる仙桃院。
だが、景虎の不信感は強く、受け入れようとしない。
その状態に、自分が迂闊なことを言ったと自分を責める華姫(相武紗季)
そうこうしているうちに、両者の戦の準備は整い、小競り合いが始まる。

景勝は、兼続を呼び出し、
“我らに義はあるのか”と問いかけていた。。。

そんななか、景虎軍は、御館へと陣を移すのであった。。。。。


敬称略




えっっと。
今回、一体、何やりましたっけ???


先ず書いておくが、

華姫ならいざ知らず、

お船、信長。。。。必要か????????

お船の無駄な絡みの多さと、
唐突に入る、信長達。

これ、なきゃイケないことか???

こんなモノ入れたから、『乱』がはじまったはずなのに、
景虎、景勝の葛藤は表現されていますけど。

それ以上にはなっていませんよね???

お船が、決意をうながすくらいなら、
仙桃院がうながすべきだったんじゃないのか???



追い出される時、、、頼みました。。。そんなヒトコトあれば、
十分成立するのに

なにが、鬼なんだよ!!
鬼だろうが、夜叉だろうが、妖怪だろうが、、、、化け物だろうが。..


確かに、
この2人のコンビは“主人公”なのかもしれない。
だからといって。

本来ならば、歴史の裏にいる人物であり、
主人公ではないのだ。

描いてはいけない。
とは言いません。

だったら、
景勝と共に、決心すべきだったんじゃ???


絶対に、対象が間違っています!

そんな意味不明な中、
唐突な、信長である。

もう、、、、ええやん!

本格的に接触するまで、、不必要なモノを入れる必要なし!!



この番組のスタッフ、分かっているのだろうか??

この“御館の乱”が、
序盤で、最も盛り上げなければならない“エピソード”でしょ???


描くなら“乱の当事者”を描くべきであり、
不必要な物を描いた時点で、

物語が、壊れてしまっていることを認識すべきである。





で、今回やったことは、一体ナニか?
印象に残っているモノは、ナニか??

景虎&華姫のメロドラマ



なぜだか、春日山から降りる景虎


以上の2点である。


せめて、景虎が撤退しなければならない理由くらい
キッチリ描きません???

それと

景虎と同じくらい、景勝の葛藤も!!

もう、“乱”どころか。。。ナニがやりたかったのかが
ほんとうによくわかりません。



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2009年3月 8日 (日)

天地人 第10回 争いの始まり

『二人の養子』

内容
柿崎晴家(角田信朗)が兵を率いて、景勝(北村一輝)の屋敷を夜襲
泉沢(東幹久)ら上田衆は命がけで景勝を守り通した。
その直後に、景虎(玉山鉄二)が景虎を訪ね、関わりがないことを告げる。
だが、それでも、問い詰めようとする兼続(妻夫木聡)の言葉に、
偽りがないことを再度告げ、
その言葉を景勝が納得することで、ことはおさまった。
そして謙信の葬儀は、景勝と吉江宗信(山本圭)直江信綱(山下真司)ら、
上田衆を中心に進められることが、春日山城にて発表される。
一方、お船(常盤貴子)に呼び出された兼続は、
景虎の妻・華姫(相武紗季)からの話で、
景虎が兼続の言動に怒っているようであり注意せよと。。。

そんな、ある日の夜。
兼続、与七(小泉孝太郎)は父・樋口惣右衛門(高嶋政伸)に呼ばれ、
すぐに景勝を春日山の本丸に移すべきだと言われるのだった。
だが、裏切ることは出来ないという景勝。
そこで、惣右衛門は、景勝を自分に任せ、息子ふたりを本丸へ向かわせる。
そして、、、ふたりに追いつく泉沢達。

同じ頃。遠山(螢雪次郎)にそそのかされた景虎もまた
兵を動かしはじめる

お互いの兵は、ついに、、山道でぶつかり合うのだった。




敬称略


なんか見ていると

兼続。。トラブルメーカー!?

力で、治めようとする、、意外とカッコイイ泉沢
言葉で、治めようとする、オトコマエの仙桃院

策を練る遠山
支離滅裂な景虎
こんな時まで無口な景勝

そんな構図ばかりが、目についたのですが(笑)

なんか、、
あくまでも印象なのですが
景虎が、身分の差を引き合いに出して兼続を無礼討ちにすれば
戦いは収まっていたんじゃ??

ちがうのかな。。。
こうなってくると。
ドラマの先頭に立っていないけど、泉沢が主人公のような。。。



物語としては、
一応。
きっかけになっている“柿崎事件”を皮切りに
疑心暗鬼の中、樋口惣右衛門の策略で、動く景勝軍!!

ま、、殿思い..と考えれば
間違っていない行動だし、
それと重ねるように、遠山達も動いているので

物語は、十分ではないが描いているのだ。

その一方で

“家臣”に翻弄される“殿候補2人”も
一方は、あいかわらず無口
他方は、妻に愚痴

と、
キャラは、家臣も殿も描けているんですよね
この時代だからと言う事を考えれば、

展開自体にも無理はないし。



ただ、それでも目につく、、いや鼻につくのは
強引に持ってくる.お船。。。

こう言う部分なんだよね。不自然なところ。

だって、お船。。夫と会話をしたり華姫と会話をしたり
しているわけじゃない。

そんなの言わなくても
惣右衛門の言葉だけで、十分なんですよね



なんでもいいや。。登場させたいだけなのだろう。


とりあえず、戦いははじまった。
それだけだ。



にしても、
もう少し、お互いの気持ちを描いたりとか出来ないのかな(苦笑)
なんか、、
やっていることが、どれもコレもが、
その直前との繋がりがないために、
全てが唐突に見えるんですよね。

で、そんなことのなかに
中途半端に兼続を絡ませるものだから
微妙に崩壊している雰囲気が漂っています。



今回の物語なんて単純で

殿なんてさておき、家臣どもが大騒ぎ
ってだけでしょ?


たとえば、謙信の葬儀なんて、
“もう”必要のないことだし。


もうちょっとテーマを決め撃ちして、物語を単純化すればいいのに。。。

そんなに、あれこれと、人を登場させたいかなぁ。...
たとえば、遠山、北条なんて、あれこれやっている割りに
“動き”が見えないですよね。

結局、何の集まりなのかも分からないから、
ドラマにとっては、不要なカットになってしまっている




何で、こんな状態になってるんだろう???

山での戦いにしても、適当にやってりゃいいだけで
“血”だとかなんとか、、そんなのまで、、、

ココが、このドラマのこだわっている部分が良く分からないところ。

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2009年3月 1日 (日)

天地人 第9回 謙信死す

『謙信死す』

内容
関東出陣を控える中、謙信(阿部寛)が、毘沙門堂で倒れた。
景勝(北村一輝)は、兼続(妻夫木聡)を従え参上するが、
仙桃院(高島礼子)からは、、、意識がない状態を伝えられるだけ。
同じくやってきた景虎(玉山鉄二)もまた、、動揺をするのだった。
謙信が倒れたことにより、家中にも動揺が走り、
北条高広(新井康弘)柿崎晴家(角田信朗)は、景虎につくことを決め。
その一方で、兼続ら上田衆も、景勝をもり立てる状態へ。
景勝派、景虎派に別れはじめた上杉家中。
そんななか、仙桃院と共に、謙信の看病をはじめる兼続。
だが、昏睡状態のまま数日がたち、
2人の看病のかいもなく、そばにいる兼続にひとこと言い残し
謙信は、息を引き取る。。

『義。そなたの。。。。義。。。』

翌日、
上田庄からも、家臣達は集まり
城内では、家臣達のあいだで、跡目争いの議論がはじまる。
しかし、景勝派、景虎派。双方とも一歩も引かず。
議論は紛糾していく。。。
そんなとき、妙椿尼(萬田久子)があらわれ、
一昨日、遺言を聞いたと言い始める。
『家督は、景勝に』
一気に騒ぎは収まるが、景虎派は退席をしていくのだった。

その話を聞いた仙桃院は、妙椿尼から“ウソ”であると聞き、一瞬動揺するが。
兼続を呼び出し、“ウソ”であることを伝え、
『私は、この嘘をまことといたす
 全ての泥は、この私がかぶる』
仙桃院の決意を聞いた兼続は、妙椿尼、お船(常盤貴子)とともに、
“秘密”を守ることを誓うのだった。
そして、“北斗の七星”として、あらためて景勝へ忠誠を誓う兼続であった。


敬称略




↑もう、面倒なんですモードである。それも“ほぼMAX”


ま、、内容自体は、あれこれというようなモノではなく


謙信が死に、上杉家中は分裂。
一応“ウソ”を掲げて、“決意”する兼続

そういうことである。




サスガに謙信が死ぬまでの前半は、
春日山家臣たちの陰謀を描いてはいるのだが、

それとは別に、上田衆の、、、あまいこと。
だって、遠山康光(螢雪次郎さん)の登場は、
相変わらずの怪しさもあって、良い感じなのに。

なんかねぇ。。それに対応するので表現されているのは、

動揺する兼続、、、って、、、ヘタレ兼続の復活ですよ!!
そのうえ、“看病する!”って、、オイオイ!!

優しさ。。。ととれば、どうってコト無いことであっても。
今回の物語の中では、明らかに異質。

こんな事やってるから、
ラストで、あんなことなっちゃうんだよ!!!

って、、言いたくなりましたから!!(苦笑)

ということで。
もうちょっと、上田衆“だけ”の議論を聞きたかったものである。
コレは次回に持ち越しかな。。。



とはいえ、物語自体は
“死”を予測し、準備する老臣達
“先”が予見できていない、上田の若侍達

と言うのは、表現できていたと思います。
そんな比較を表現しながら、徐々に死による混乱。

“それなりに”描けているとは思います。

仙桃院様も、カッコ良かったし!!
いや、、母の気持ちも表現されていたし!!ですね。

久々に、兼続が中心となって物語が動いているような感じは
そこかしこにあったと思います。

謙信への気持ち聞き、仙桃院の気持ちをくみ取り
そして、景勝と共に生きていく決意!!

明らかに、兼続が主人公の演出だ。

本来ならば、こういった物が見たいんですよね。

たしかに、
軟らかくしなきゃなんない!
分かり易くしなきゃなんない!
ってのも分かるんですけどね。

今回くらいの“普通演出”で、丁寧に描いて欲しいモノである



まぁ、もうちょっと、、ってのもあるけど
これくらいならば、“丁度良い感じ”かな(笑)


2度見しての追記

そんなに印象は変わらないのですが。

たとえば、“仙桃院の陰謀”を知る兼続。
その一方で喜ぶ、上田衆。

そんなことを追加しているだけで、
おバカさはありますが、もっとラストの部分で印象が違ったでしょうね。

なんか、“殿を支える”というのが、兼続だけだから、
どうも、モヤモヤしてるんですよね。

一方の、景虎派は、あれだけハッキリ表現しているのに!

ほんのちょっとのこと。
無駄に、お船、仙桃院たちと、、長々と話すくらいならば
“現実”を入れて欲しかった感じですね。

ま、、“普通”だから、別に良いけど。

でもね、、ドラマって、主人公の気持ち、行動も重要だけど
コレからの重要な役割を持っている“仲間たち”との

人間関係

と言うのを表現するのは、絶対必要なことなんですけどね。

もうちょっとなのになぁ。。。おしいことを


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2009年2月22日 (日)

天地人 第8回 謙信の義

『謙信の遺言』

内容
七尾城を攻め落とした謙信(阿部寛)は、
そのまま軍を進め、加賀へと入った。
一方鉄砲を準備し、待ち構える織田軍
そして両者は、手取川にて対峙することとなった。
だが、、動かない謙信。13000vs30000
しばらくして、激しく雨が降る夜、鉄砲が使えない『時』を選び、
上杉軍は夜襲をかけるのだった。
大勝利を収めた上杉軍であったが、追撃せずに兵を越後へと退いた。
『世に正しき道を示すこと、それが上杉の義』

そんな大勝利の一報を、蟄居謹慎中の兼続(妻夫木聡)は、雲洞庵にて接する。
そして、、、年が明け。春日山城への出仕命令が下る。
兼続は、その事を母の墓前に告げに帰った実家にて
家臣となりたいという弟・与七(小泉孝太郎)にせがまれ、
与七を連れ春日山へと戻るのだった。

景勝(北村一輝)に目通りがかない、笑顔を見せた景勝を見て
久秀(東幹久)ら上田衆と共に喜び合う兼続。

仙桃院(高島礼子)から、母・お藤(田中美佐子)と願った
“北斗の七星”の話を聞き。
また、妙椿尼(萬田久子)お船(常盤貴子)直江信綱(山下真司)らと再会し
多く事が変わっていったことを実感。

そして、、、ついに、謙信は立ち上がることを決断する。
“天下取り”とはやる、景勝、景虎(玉山鉄二)を抑え、
信長の“義”との違いを語り出す謙信。。。。

天下に己の義を知らしめたいと。。。。



敬称略


↑あえて、、ある人物は、入れませんでした。

理由は単純です。

絶対に必要ないからです!!!

別にね。
舞台のような雰囲気や、
スタジオの中の雰囲気を出すのは良い(苦笑)

ですが。
無駄な人物を投入し、意味不明なことをされるのは
最もダメなこと。


ほんと、これだから。。。。。
じゃ、、、こう言うことをやって、ナニがあったのか?
“戦場の緊迫感”は、彼女の“説明”で伝わってきたのか??

全くない!!断言できる。

こういう時こそ“ナレ”である。


ほんと、バカバカしいことを。...

こう言うことを、平気でやっちゃうところが、
この『天地人』の、最も悪いところだ!!

私に言わせれば、“失笑”そのものである。




さて、そんなどうでも良いことや、
春日山城にて、懐かしい人物と再会した兼続。

それは、置いておくとして。

今回のメインは、ラストの10分弱だ。


“進軍”を口にする謙信。
はやる、謙信信者の息子ふたり。

そんなとき、謙信は、“義”を説明しはじめる!!!

その流れの中で謙信から“己の義”=“目標”を告げられる兼続


そんなところだ。
今回、重要だったことは。

ざっと、セリフだけを書いてみる。

謙信『天下を獲ることが義なれば、
  力によって弱き者をねじ伏せ、
  殺戮を積み重ねていく信長の行為もまた、
  “義”と言う事になる
  されど、信長の行いは義にあらず 
  ただ、自らの欲を追い求めているに過ぎん
  目先の利しか見えなくなったモノは哀れじゃ。
  ワシは信長に、いや、天下の万民に
  威を得るモノより気高きモノがあることを知らしめたいのじゃ
  それこそが我が義。人が人であることの美しさ

これこそが『第5回』にして、説明しなければならなかったこと!!

信長を酷評し、自分の義を語る謙信。
これがあってこそ、『後継者』となる兼続に『意志』が伝わるのだ。

そして、これこそが、『謙信の義』

勿論『美しさ』『気高さ』を語っている時点で
分かり難い部分でもありますが。
信長を酷評している時点で、『比較』が出来ているわけである。

この『天地人』にとって、最も語らねばならないことを
ハッキリと語ったと思います。


そして、そのながれから

兼続『私にはよく分からない
  敵に刃を向けられるかどうか、正直自信はございません
  ですが、越後の民を守るためには戦わなくてはなりませぬ
  民が幸せに暮らすためには、
  この国を守りぬかなければならないのでございます
謙信『それでよい。
  そなたを見ていると。まるで若い頃の自分を思い出すようじゃ
  そなたは、迷うことだらけじゃ
  だからこそ、見つけられるモノがある
  己の義じゃ
  ワシは長い戦いの中、己の義を見た
  そなたにも、やがてそなたの義が見えてこよう
  真の義を見つけるモノがあるとすれば
  その者は、己との戦いの中にその身を置き、瞑想を続ける者じゃ
  兼続。ワシはそなたこそが、我が意志を真に受け継ぐ者じゃと思うておる


主人公なのだから、『出来過ぎ』は言ってはいけない!
ここにこそ、初陣での『ミス』と兼続の『葛藤』が描かれているのだ

ま、、『受け継ぐ』のどうのってのは、本来はヤリスギだけどね。

でも、
謙信でさえ、迷いに迷って見つけた『義』

コレからの展開にとって、大きな一歩だったと思います。


ほんと、この10分だけなんだよね。
今回のお話で良かったことは

あとは、ちょっと微笑む景勝様!!!

でしょう



終わりよければ。。
ということで、前半は無視するとして。

今回は、大きな意味を持った物語だったと思います。
だからこそ、前半の『ぶっこわし』が腹立たしい限りです。


2度見しての追記

それでも、2度見するバカな私。

細かいことはもういいでしょう。
で、、1度目も思ったいたことを1つだけ

今回、謙信が“時”という言葉を連呼しました
ナレでもそうである。

そのほか、“川”などと言うシチュエーション
そして、“軍”“兵”を連呼。

そうなのである。
視聴者は、知らず知らずのうちに“天地人”の戦いを見せ付けられている。

“天の時、地の利、人の和”

である。
ま、、、どうでも良いことなんですけどね。

こんな事にこだわって物語を作るくらいならば、
不必要なモノを省いて欲しいものです。

そして、主人公である“兼続”を中心にして描いて欲しい!!


ほんとうに、飽きて来ちゃってます。



これまでの感想
第7回 第6回
第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 

2009年2月15日 (日)

天地人 第7回 母の遺言

『母の願い』

内容
謙信(阿部寛)による信長(吉川晃司)討伐に従軍し、
初陣となった兼続(妻夫木聡)であったが、
法度を破るという失態を犯し、謙信により帰国蟄居を命じられた。
上田庄・雲洞庵にこもってひと月となった、ある日のこと。
弟・与七(小泉孝太郎)が、様子を見るためにやってくる。
兼続は、自らの失態に会わせる顔がないと嘆き。
話の中から、母・お藤(田中美佐子)の容体が良くないことを伝え聞き、
ショックを受ける兼続であった。

そんななか、北条軍が、関東の上杉方の城の攻略に動き出したことで、
雪の中、七尾城攻めが進まぬ上杉軍は、攻略を一端中断し、
関東の北条に向け軍を返す決断を、謙信はするのだった。
そして春日山城に戻った謙信の元を、景綱(宍戸錠)が訪れる。
兼続の蟄居を解く嘆願であった。
それから数日後、景綱は亡くなるのだった。

そうこうしているうちに、北条勢を抑えることに成功した上杉軍。
上杉軍にはお船(常盤貴子)の婿となった信綱(山下真司)も加わり、
あらためて、七尾攻めが開始されようとしていた。

そんなさなか。雲洞庵に母・お藤が危篤という知らせが届く。
頑として帰ろうとしない兼続であったが、
北高全祝(加藤武)は、『己を見つめ直せ』という謙信の言葉で説き伏せ
お藤の元に急がせるのだった。
が、、、兼続が家についてまもなく。母・お藤は、息を引き取る。

兼続は、自らを親不孝者と責め、
母は何か伝えたかったようだと。。。思い悩みはじめる。

敬称略




お藤『紅葉になるのです』

どうやら、『殿』のために、働けと言っているようです(笑)

いや、上杉のため、越後のため。そして、人民のため。
と、、
信じたいところです


今回やったのは、そんなところだ。

泣き虫与六、ヘタレ与六を返上した。。。。
かもしれません

ほんと、『かも』ですよね。

ま、、最後にはなんだか、お船まで加わって
早く言ってれば、私と結婚できたのに。と、、、

なんか、よく分かりませんが、
おせんには、“
未練”があるようです。

ほんと、よく分かりません(苦笑)


だって、そんなに、
その部分を盛り上げようとしたような感じもないし。
たしかに、結婚することを伝えてましたけど、
兼続の方は、どうも曖昧だし。
お船だって、イマイチだったのに。


なぜだか“
未練”だそうで


もういいや。。。ほんと。


そんな、“兼続の生まれ変わり”を描いた今回。
ネタフリも万全?。。。と言っておきましょう



しっかし、今回も“舞台”のようなモノ多かったね。
ただし
前回と、大きく違うのは

その演出に“意味”があるところである。


前回は、“ただ入れていただけ”であり、まったく無意味であった
今回は、亡霊の母と会う部分も含め

“兼続の心の中”をピンポイントで表現している。

それが、壊れたのは、ラストのお船との部分だけ。
ま、、“白昼夢”と考えれば、コレもまた、ギリギリセーフだ。



本来ならば、“1人だけ”なので、
こういった使い方が、適切であり、

間違っても『一騎討ち』なんて、“大きな事件”であっても
やってはいけないことだ。

そこに“兼続のセリフ”でもあれば、違ったんですけどね。
そう言うのもなかったし。。。。
あ。。。前回の文句になっているから、もうやめておきます。


と言う事だ(笑)



どちらにしても、
人間関係をあまり描かずにきた、このドラマ。、
母との関係もまた、“兼続の座禅”だけでは、かなりイマイチな印象。

たとえ“回想”を交えていても
“気持ち”が見えなければ、あまり意味が無いことなのだ


実際、見えなくもないが
雲洞庵という場所。そして、北高全祝というアイテムがあるのだから、
もっと、上手に利用すれば、
兼続の心が、前面に押し出されたでしょうに
。。。。


ま、なんだか良く分かりませんが
兼続は“紅葉”となり、
“愛”“義”のために散っていく覚悟を決めたようです!?



ホント、何やってるんだろ...このドラマ。
“紅葉”って、、それ、、分かるのか?
インパクトあった?

ないと思うけどなぁ。。。

それこそ、“越後のため、殿のため、命をかけろ”というほうが。。。。。

なんで、そんな回りくどい言い方ばかりするんだろ。

視聴者に伝わらなければ、意味が無いのに。。。



2度見しての追記

ま、、、一度目も思っていたことなのですが

“瞑想”って、汚い“方法”ですよね。

なぜか?

内容を曖昧にすることが出来るし、
『気持ちが込められている』と言えば、そう言う見方も出来るわけです。

視聴者が感じ取ることが出来なければ、
俳優や、視聴者の『せい』にも出来ます。

そう!
こんな『手抜き』で、いろいろな『解釈』『イイワケ』が成り立つのです。

でもね、今回
『もう泣かない』と言ったわけです。

泣いたのは、肉親の『死』である。

この『泣かない』は、『決意』の表れでもあり『変化』の兆しでもあるのだ。

が、このドラマ、
感情表現、演出が下手なために
『変化』が見えないという、なんだか分からない状態になっている。

本来ならば、『瞑想』のなかに、
兼続の『葛藤』『悩み』を描き、

『泣き虫与六、ヘタレ与六』を表現すべきなのだ。

それを表現してこその『変化』なのである。

このあたり、視聴者に丸投げ状態で、
結果的に『変化』が『変化』に見えないというとんでもない状態に
陥ってしまったいるわけだ。

たとえば、今回。。『泣いた』のは、『死んだ』からだ。

これでは、兼続の変化の『Befor』は、表現できていない。
『After』だけを表現して、
人任せ。..視聴者任せで、責任の押しつけだ。


ほんと、『汚い方法』を使ったモノだ。。。。。

『変化』が見えなければ、意味なんて存在しないのに。。。。


そのうえ、主人公にやらせたことは、瞑想が大半で
最後の10分程度しか、関係のあるドラマがないという
とんでもない状態。。。。。

もう、、ボロボロだな。..

これまでの感想

第6回
第5回 第4回 第3回 第2回 第1回

2009年2月 8日 (日)

天地人 第6回 兼続、初陣!!

『いざ、初陣』

内容
謙信(阿部寛)は、信長(吉川晃司)と戦うことを決断し越中に軍を進め、
次々と敵方の城を攻略していった。
その上杉軍の中に、兼続(妻夫木聡)もいた。
“初陣”
自分なりに頑張ってはいたが、人を斬ることができず。
あげく、命乞いの敵兵を斬れずに、味方が斬られるまで。。。
景勝(北村一輝)から、『強くなれ』と言われても、、、ダメだった。
そんななか、七尾に逗留中の上杉軍にて事件が発生する。
景虎(玉山鉄二)の家臣が、犬に“喜平次”と名付け、からかっていた。
それを見た兼続、泉沢(東幹久)は注意するが、聞こうとしない。
そのうえ、『腰抜け』と。。。。。
兼続は、刀を抜き斬りかかっていくのだった。

そのころ、病のために春日山に戻った景綱(宍戸錠)は、
仙桃院(高島礼子)を前にして、お船(常盤貴子)の婿として
長尾景孝に決めたことを告げていた。

そして、陣中でのいさかいは御法度という禁を犯した兼続は、
謙信より、帰国を命じられるのだった。


敬称略




ほぼ100%
ま、、、そういうことですね。。。
“そう言う気持ち”になってしまったということです。

だから、要注意です!!
一部、かなり酷評しています!!


物語自体は、悪くないのだ

基本的に『兼続の初陣』であり、
敵を斬ることができないほどの『優しさ』を表現。
その上で発生した『事件』

と、、、
そこにある、兼続の主・景勝“愛”とでも言うべきモノを
表現している。

そのなかで

謙信『己を見つめ直せ。今のままでは死ぬ』


強引すぎる、帰国ではあっても
そこに、
兼続のキャラだけでなく、景勝との関係も表現され
良い感じなのだ。

たとえば、

兼続『斬れませんでした
  あの者にも、母がいると思ったら、
  斬れなかったのです。
  申し訳ございませんでした
景勝『命乞いをするモノを切るのは、確かに辛いモノじゃ。
  兼続!
  もう2度と謝るな。強くなれ

それぞれを表現し、兄貴分の景勝もキッチリ。

途中、兼続に対する『景勝の目』を入れるなど

今回のテーマが、
『兼続にとっての初陣』

それが、きっと、大きな意味を持つであろう事を
上手く表現されていると思います。

景勝、景虎の軋轢も、、悪くない





ただね。。。ここからが、大問題。
1.ひるがえる織田の旗。

  って、、織田に協力と言っているだけで、
  『織田軍』とは言ってないんですよね。
  たしかに、ひるがえっている場合もあろうが、、、、

2.俳優さん達の息

  途中から、『雪』で足止めとなった。
  が、、、、雪があるのに、白くない。
  基本的に、雪国の設定なのだから、
  そこは、キッチリしないと!!!

3.俳優さんの息2

  コレが、一番の問題。
  命乞いをした侍。そのご『むしろ』をかぶされ死んでいる。
  なのに、、アップなのに。。。。
  胸が上下に動きすぎ!!!!
  全身が覆われていたのだから、『顔』の確認だけで
  ごまかすことが出来るのだ!!
  何のためのハイビジョンなのだ???
  アップで、それが映ったら、笑っちゃいますよ!!

と、、、『大河ドラマ』としては、
あってはならないような、演出三昧。


通常のドラマならば、何も言うまい。

『大河』の重みを、スタッフはもっと感じるべきだ!!!

恥を知れ!!!


ついでに、オマケの怒り。

初音。。。必要だったのか??

そんなの入れるくらいならば、
死んだ侍の顔や幽霊が、登場する方が、
兼続の心は表現できていると思います。

いや、、、景勝への思いを表現するなら『回想』である。



ほんと、いい加減にして欲しいモノだ。

ストーリー自体は、悪くないと思っています。
途中、強引だったが、景綱からの応援もあったし


でもこれだけ、全編にわたって目立ちすぎる『粗』が存在すると
『ドラマ』が、どれだけ“作り物”であったとしても、

ドラマではなく、コントに見えちゃうんですよね。
何度も、笑っちゃいましたモン!!

『大河ドラマ』

その意味を、もっと理解して欲しいモノだ

とはいえ、

通常よりも、少ない回数になってしまっている『天地人』だから、
スタッフも、NHKも

“その程度”としか、思ってないのかも知れませんがね




2度見しても。

どう目をつぶってみても、、、『粗』ばかりが目につく。
内容だって、中途半端

そのうえ、
カッコ良く描いているつもりの『まるで舞台』のような演出。

ま、、、
そんなの繰り返されちゃうと、
新鮮味が薄れ、オモシロ味も薄れることに
気付いていないらしい。。。

『オモシロだろ?』
『こんなのでどうだ?』

そんな、制作側の声が聞こえてくる感じだ。

くだらないことをする位ならば、
丁寧に、ドラマを描いて欲しいモノです。

『大河ドラマ』は、『その他多くのドラマ』とは“格”が違うことを
もっと考えて欲しいモノだ。





これまでの感想
第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 

2009年2月 1日 (日)

天地人 第5回 正しき義は、、、

『信長は鬼か』

内容
謙信(阿部寛)に、岐阜行きを志願した兼続(妻夫木聡)
初音(長澤まさみ)の導きにより、、、羽柴秀吉(笹野高史)と出会う。
秀吉は、信長(吉川晃司)には逆らわぬ方が良いというが。。。
そんなとき、信長が現れるのだった。
信長に対し、謙信の“義”を説く兼続であったが
その考えに関して、しがらみに捕らわれていては天下は治まらないと。
信長は言うのだった。
その信長は、秀吉に命じ、兼続のクビを謙信に送るよう命じるが。
就寝中の兼続は、1人の青年に助けられるのだった。
その青年の名は、石田佐吉(小栗旬)

そして、、半年が過ぎ、、信長は、武田軍を長篠で破り
その勢いのまま、、、越前、越中へと軍を進めていく。。。

謙信は、重臣達に決断をうながされるが
応えようとせず、毘沙門堂へ入り瞑想をはじめる。
そんななか、景勝(北村一輝)は、兼続を連れ謙信のもとへ、、、


敬称略




先ず初めに書いておきますが。以下。酷評しています。
楽しく見た人は、読まない方が身のためですm(__)m



私、、今回のお話を見ていて。。。。

何度も、鼻で笑ってしまいました

いや。。。ねぇ。。
まぁ、“ドラマ”ですので、別に、何をやっても良いワケです。

でもね。。。
『連ドラ』であることが頭にあり、『歴史』などが
ほんの少しでもあれば、、、どうしても、笑っちゃいますよ。。


これがね。理路整然と並び、展開し、
納得出来るような、ネタの繋がりならば、、、良かったんですけどね。

だって、、、あんた。
信長と出会った時、、とか、、あれ、、13くらいだよね??

だから、それから、2年程度経過して、次回の『初陣』

ま、、『ドラマ』だからね。良いけどね、。。。別に。。
特に『年齢』に関しては!!


じゃ、何に一番笑ったのか??

ヒトコトで言えば、
語らないはずの景勝が、、語りはじめる
その一方で、饒舌だった謙信は、語らない。


ということです。
確かに、『ドラマ』として考えれば、
それぞれに『今まで』とはまったく違う状況を描いているため、

『大きな出来事』であることは表現できている。

そのうえ、
景勝『御屋形様の義こそが、誠の義
  どうか、ご決断を
  御屋形様、、イヤ、、父上
  父上は、こうおっしゃいました
  清い国を築いていこうと
  私はたいそう嬉しかったのでございます
  あのお言葉を、今こそ成就される時なのではないのですか

と、、普通のドラマであるならば、
この展開は、普通だし、オモシロ味でもある。

そして、わざわざ連れて行かれた兼続が、
その話を聞いて感動するのも、良い感じだと思います


でもね、
ここで、1つ、大きく忘れていることがあります。

それは、

信長の『義』に対する考え方
謙信の『義』

それぞれを表現して、葛藤する謙信は表現されているが、
結局これ、、、謙信。。毘沙門天の前で瞑想していただけでしょ???

納得出来ない流れではないとは思いますが、
『もしも、、、信長の義を聞いていない』という条件ならば、

『謙信の義』が際だち、納得感があったはずなのだ


だって、
言ってみれば、信長の非道な行動に対する、謙信の『義の行動』だからだ!!

なのに、石山本願寺などをとりだし、、、

う==ん。。それ、、信長がイイワケしちゃってますよね
それも、納得出来る、イイワケを!!

こうなると、
たとえ、『戦』により、『民』が困窮すると言う事を述べて、
謙信が『義』を述べても、

納得感が薄くなっているような気がするんですけどね!!!
だって、良いコトした信長を討つ!!って、見えますよね??

これって、どうみても
『わざわざ、信長と兼続を会わせた』ことの、しわ寄せですよ!!!


そんな風な、疑問符が多数存在する中で、
最後にやってはいけないことをやってしまいましたよね。

それは、

『謙信が、何も言わずに決断した』事です。

ほんとうは、ココにこそ
『謙信の義』の説明が必要だったろうに。。。。。



さて、こうなってくると、もう一つ大きな問題が発生しています。

それは、『謙信の義』=『兼続の義』であること。

一瞬、、、コレから必要である、兼続の義が、
正しくないように感じてしまったのは
言うまでもありません!!


そして、、、最大のポイント
『信長は鬼か』、、、、、、、さて、、どうでしょうね???(苦笑


と、メインのハズの物語が、
どう納得して良いのかよく分からない、どうしようもない状態。

そこに、『強引な出会い』を入れちゃってるから、
どこみても、苦笑い状態の私でした。


ま。。。ドラマなので。目をつぶりますけど。
え??つぶってない?、、、そうだよね~~(笑)


今回、最もやってはいけないことの、オンパレードを見たような気がします。


何をやっても、良いけど、
『やらない方が良いこと』『やった方が良いこと』
それぞれをメリハリつけて欲しいです!!



2度見しての追記

やはり、私の中では、モヤモヤ。


『ドラマ』だから、理解しています。
それに、歴史好きだから、何が言いたいのかも分かっています。

でも、どうしても、今回のドラマは、私には『?』です。

内容自体を否定しません。
が、、

やはり、押しが弱い!!!

今回の表現だけで、“謙信>>信長”と
両者の話を聞いた兼続は、納得出来るのか???

ということです。
それは、コレからの『兼続の義』に通じるだけでなく
視聴者にとっての、納得感にもつながる部分です。

謙信は、人としての美しさを口にし
信長は、人の醜さを口にした

それぞれが、正しいのだ。
だから、謙信は『葛藤』したはずなのだ。
兄とのことがあるから。。。。

そう!両方ともに正しい。

結局謙信は、過去の自分を否定し、理想を求めた。
そう考えても言い結論のハズ。。。。。“ハズ”なんですよね(苦笑)

じゃ、それは、どこを見れば良かったのか??
『決心したというナレ』ですか??

兼続は、納得出来たのか???

他の武将は、別に良いけど、、、主人公だよ、兼続!!!

どうしても、私には、説明不足に見えます。

だから、私は書いた。。。。『信長の説明が無ければ良かった』と。。。

まいいや。。。もう。

これまでの感想

第4回 第3回 第2回 第1回 

2009年1月25日 (日)

天地人 第4回 兼続とお船

『年上の女(ひと)』

内容
越中に出兵した上杉軍は、争乱を収め春日山城へ戻った。
祝宴が開かれた景勝(北村一輝)の館では、
居残り組となってしまった兼続(妻夫木聡)も混じって大騒ぎ。
そのころ、謙信(阿部寛)は、姉・仙桃院(高島礼子)に、
景勝の妹・華姫(相武紗季)と、北条からの養子・景虎(玉山鉄二)との
婚儀を決めたことを伝えていた。
実家の北条家から見捨てられ、不憫だと。

その婚儀が正式に決まり、伝え聞いた兼続たち雲洞庵仲間たちは、
婚礼の祝いの品を奮発しようと意気込んでいた。
そして、、品定めにとお船(常盤貴子)の元に相談へ。
お船は、兼続を従え、すぐさま府内湊へと向かうのだった。
その帰り、雨宿りをする2人。
兼続は、お船の姿になにかを感じ始める。。。。
それからというもの、お船とのことに過剰反応の兼続。
一方のお船も、姉・お悠(吉瀬美智子)にからかわれ。。。。
お互いに、意識をし始める。。。。

そんななか、謙信の元に、信長(吉川晃司)の使者という初音(長澤まさみ)が、
『洛中洛外図屏風』を持ち、やって来るのだった。

敬称略



お話は、、、どこが、メインだろう。..

えっと。。お船と兼続のことなのかな??


でも序盤がなぁ。.ちょっと違うし。
今回、いろいろやってるんですよね。

序盤で、景虎と華姫
中盤で、お船と兼続
終盤は、一応、、屏風の話しで、次へのネタフリ。

と、
やってること、多すぎですよね(苦笑)

いやまぁ、、
それぞれ、良いことだとは思いますよ。
景虎のことは、コレからに繋がるわけだし。

お船のことは、兼続に繋がる。

ラストは、ストーリーを繋げる。


基本ネタフリなんだよね。
でも、そのために、どうも、散漫な印象があります



正直なところ。最後の屏風なんて、無理矢理だし。
そのときには、お船のこと忘れちゃっている様子なんだから、、

何のために、中盤まで盛り上げてるのか、分からないし。

『年上の女』としているのだから、
もう少し、ナントカならなかったのかなぁ。。


いくら、話しのネタフリとはいえ、
最後で潰しちゃったら、もったいないですよ!


たとえば、、岐阜に行き、運命の出会いとなるのであろう。

でもね、、、
なんなら、屏風の使者が、石田三成だって、いいわけだ。

そう言うところですよね。
史実がどうかではなく、強引さが見えるかどうか。

だって、『女』が入ったら、ワンクッションでしょ?

直江景綱がいたんだから、それにお船が強引についてきていても
okだったんじゃ?

それなら、最後まで繋がるし。


誰が登場しようと、
誰が、どこに行こうが。
それが、たとえ、強引であろうが

そんなこと、どうだって良いこと。

重要なのは、『今回だけで、まとまりがあるかどうか?』である



連れて行けと言うからと、
謙信のところに行く、兼続だって、、強引すぎるし。

もう少し、違和感を感じさせないようにして欲しいモノだ。


正直、今回が、今までで一番酷かったと思います。


2度見しても、それほど印象は変わらず。
『まずは、本当に必要な人を描いて欲しい』
その気持ちで、いっぱいです。

当然、越後衆だ。

どうも、、、よくわかりません。

で、次回はいきなりでしょ?
それで、親友ですか??

う~~ん。
時間が切られてしまったからこそ、
余計に、無駄は御法度だと思いますけどね!!!

そうでなくても
基本的に必要の無さそうな、『信長』出しちゃってるんだから!!

今回なんて、一番重要な景勝との絡み、ほぼなしだし。。。。。
ホントは、その人間関係が、兼続の人間性とともに
重要なことじゃないの?????



これまでの感想
第3回 第2回 第1回 

2009年1月18日 (日)

天地人 第3回 殿の初恋

『殿の初恋』

内容
武田領に無断で入っていた
与六こと樋口兼続(妻夫木聡)と又五郎こと泉沢久秀(東幹久)は、
武田軍の動きが怪しいことを、喜平次こと上杉景勝(北村一輝)に伝えていた。
そんななか、すでに忍びから事情を聴く輝虎こと上杉謙信(阿部寛)は、
主だった家臣達を集めて戦評定をはじめる。
末席ながらも、景勝から同席を許された兼続。
開かれた軍議で謙信は、越中に向け進軍し、地域平定を提案する。
諸将は、それに同意するが、兼続は、京にまで進軍するべきと進言。
しかし、聞いていた景勝とともに謙信の養子となっていた景虎(玉山鉄二)は
『西に進むには、義がない』と謙信の意とすることを語るのだった。
翌日。春日山城では、出陣の宴が開かれ、
能を披露する景虎に対し、、踊ろうとしない景勝。
その景勝を見て、兼続は踊りを舞い、家臣達の気持ちをひとつにしていく。

数日後、宴の後から、景勝の様子がおかしいことに気付く兼続。
そのことを景勝の妹・華姫(相武紗季)に相談すると。
『病』、、、恋わずらいだという。
そこへ、直江景綱(宍戸錠)の娘、お船(常盤貴子)がやってくる。
お船は、兼続のいとこと言う事もあり、ある事を思いつく兼続!!


敬称略



う~~~ん。まぁ、
なんて言ったら良いんでしょうね。

笑顔を見せない景勝。そのライバルとして受けが良い景虎。
景勝を必死に支えようと、気を回す兼続

そんな感じでしょうか。

簡単に言えば、
コレからのこともあり、キャラ紹介ですね。
これは、、お船、華姫、も同じコトだろう。



仕方ないよね。。サスガに!
だって、
まさか、、『直江兼続はスゴイ人』っていう、
説明を入れるくらいですから!(苦笑)

、、、、これは、ほんとに、『まさか』でした。



さて、物語の方は、
信玄が死んだと言う事で、どのように動いたのか?

って言う程度で。
特に、これと言ったモノは無い。

そう!結局、キャラ紹介

言ってみれば、
何とか、楽しい感じのホームドラマを
ネタフリをしながら、作り上げようとしている感じだ。


確かにそうなんだよね。
本当に動き出すのは、もう少し先。

そうなると、やるコト無いもん!



ま、そういうことだ。


しっかし、今回のお話。
北村一輝さん、妻夫木聡さん

この2人の演技がなければ、面白くも何ともない状態ですよね

お二人に助けられているのだけは、確かであろう。

それで、ふたりの主従関係を表現しているのだから、
『コレからのための導入』としては、成功していると言っても良いかもね。



ホント、書くことないや(笑)
楽しいから良いけどね。



2度見しての追記

実は、初見の時も思っていたこと。

いきなりの配役の変更は、別に構わないのだが。
名前まで、あれこれと変更されてしまうと、

与六=兼続

であることさえ、よく分からない状態。

そのうえ、景虎まで投入されてしまうと、意味不明ですよね。

たしかに、あれこれやることはあるだろう。
だからといって、
ドラマとして最も重要な『連続性』を失わせてしまっては

感情移入などの、ドラマに対する入れ込み方が
薄くなっちゃうと思いますけどね。

今回を見ていると、
前回までを、ほぼ無視して、進んでいるような印象になっています。

せめて、主要キャラの名前の変更と『元服』くらい、
ワンカットで良いから、入れること出来なかったのか???

そんな単純なことだけで、『連ドラ』であることを
印象づけることが出来るのに。。。。。。。

もう一度書いておくが。
楽しいから、あれこれ言いませんけど、、、、、
景虎の突発的な投入だけは、、、サスガにダメでしょう。。。。



これまでの感想
第2回 第1回 

2009年1月11日 (日)

天地人 第2回 主従の絆

『泣き虫、与六』

内容
喜平次(溝口琢矢)を養子とした輝虎(阿部寛)。
母・仙桃院(高島礼子)は、樋口与六(加藤清史郎)を
喜平次の小姓として、雲洞庵の北高全祝(加藤武)による修行に加える。
5歳で一番小さい与六であったが、
負けたくない気持ちは人一倍。必死に修行に励む
しかし、その生意気な与六に、北高全祝も手を焼いていた。
ある日の雪の降る夜。母への想いを強くした与六は、寺を抜け出してしまう。
その事に気付いた喜平次は、北高全祝に相談。
『素直な気持ちを伝えなさいませ』という言葉に、、
吹雪の中、喜平次は与六を追って行くのだった。

母・お藤(田中美佐子)の元にたどり着いた与六。
しかし、『越後の子になったのですよ』と。。追い返されてしまう。
するとそこに、、喜平次がやってくる。
そして、、
『この喜平次のそばにいてくれぬか。
 いつまでも、ワシのそばにいよ
喜平次の優しい言葉は、与六に伝わり大泣きしはじめるのだった。。。


敬称略


だいたい。。8割くらいが、子供。。。か。

ま、、そんなところだろう。

でも、良い感じの親子愛。

お藤『なにかあったのか
与六『与六は、母上のそばがよい
  あんなとこに、いとうはない
お藤『与六。戻るのです
  寺へ、戻りなされ
  そなたは、もう母の子ではないと言ったはず
  そなたは、この越後の子になったのですよ。

少し、前回のセリフとかぶっているのは気になるところだが
母の想いを受け取った瞬間。。

そして、、、
『もう歩けぬ』と言う与六に、背を見せる喜平次。
この喜平次の行動だけで、
正直なところ、、十分気持ちは伝わってくる。
なんといっても、『主人』なのだから!

そして、、
『ワシは、あまり語らぬ
 皆がもてあましているのを知っている
 だが、そなたになら、話せる
 寺に来てくれて、ほんにうれしかったのじゃ
 この喜平次のそばにいてくれぬか。
 いつまでも、ワシのそばにいよ』

そして
『泣くとスッキリするじゃろ
 ワシは泣かぬ、上に立つ者はみだりに泣いてはならぬのじゃ


喜平次の優しさ。そして、自分が必要と感じた『運命の人物』を
手に入れた瞬間であり。

そして、喜平次に上に立つ者としての自覚がハッキリと表現された部分。

何も話さないからこそ、
本来ならば、見えにくいキャラになってしまうところだが。

喜平次の優しさ。いや、殿、大将としての器を見た感じでしょう。



ま、結局のところ、子供達の良い感じの可愛さがあるからなんだけどね(笑)



とりあえず、これで、
景勝、兼続の2人の『繋がり』は、良い感じで描けた。

『運命』と言ってしまうと、単純だが、
それ以上の『愛情』を見た感じですね。

ベタなお話ですが、結構感動モノだったと思います



しっかし、もったいないなぁ。。
もう少し、子供の時期を見たかったのになぁ。..

たしかに、最終回まで考えると
いろいろありすぎるから、このあたりで、、、ってことなのでしょう。
言ってみれば、戦国時代、ほぼ全て網羅ですからね。


しかたないかな。。。

そう言えば、、又五郎が、、、東幹久さんなんだ。。。
それで、、東幹久仕様の鼻のホクロが、、、、、、、
子役の段階から、強調しすぎですよね(笑)


以下、2度見しての追記

実は感想はあまり代わらないのですが。
ふと気付いたのは、

前回よりも、登場人物の強調をしていないこと。かな。

主人公ふたりだけを強調している。
結果、ドラマが誰のために動いているか、よく分かります。

ただ、逆に、
これだけの脇役の人、、それほど強調されていると感じないと言う事は、
この先、、見ていると区別がつきにくくなる可能性がありますよね。

ま、、、俳優さんが違うので、気にならないかも知れませんがね。

でも、本来ならば、武将達には個性があるはず。
それを感じにくいのと言うのはねぇ。。。。。。。

脇役の人に個性の差が見えないと
困りますよね。..ホントは。

あれ。。。これって、だれだっけ??って。。。



これまでの感想
第1回 

2009年1月 4日 (日)

天地人 第1回 五歳の家臣

『五歳の家臣』

内容
大坂城の豊臣秀吉(笹野高史)に呼び出された
上杉景勝(北村一輝)と直江兼続(妻夫木聡)
大量の金を積み上げられ、家臣となるよう口説く秀吉であったが
あるじはタダひとり景勝であると、頑として首を縦に振らない兼続。
天下人の秀吉にも臆さない男。
利になびかず、義と愛に生きる男。それが兼続であった。

時をさかのぼること、20年ほど前。。
永禄7年7月。越後・上田庄の坂戸城主・長尾政景(村田一道)が、
関東管領・上杉輝虎(阿部寛)の家臣・宇佐美定満(真木仁)とともに溺死。
政景の腹に刺し傷があったため、輝虎による謀略と怪しむ長尾家家臣団。
そこに、僅かな供を連れた輝虎が現れる。
その現場に、後に兼続となる与六(加藤清史郎)の父で、
長尾家の勘定奉行・樋口惣右衛門(高嶋政伸)もいた。
政景の妻であり、輝虎の姉・桃(高島礼子)の導きにより、迎え入れられた輝虎。
そのとき、桃の息子・喜平次(溝口琢矢)後の景勝と出会う。

その年の秋。出家し仙桃院となった桃とともに、
春日山城へやって来た喜平次を狩りに連れ出した輝虎は、
養子にすることを告げるのだった。
そして、侍としての修行とともに、将来の腹心となる子供達と
雲洞庵という寺に預けられた喜平次であったが、誰にも心を許さない状態。
そこで、仙桃院は、以前、見かけた興味をそそられた子供に白羽の矢を立てる。
その少年こそが、、、与六であった。
喜ぶ、父・惣右衛門に対し、若いと拒否する、与六の母・お藤(田中美佐子)。
しかし仙桃院は、『定め』という言葉を出し。。。



敬称略


公式HP
http://www3.nhk.or.jp/taiga/top.html


半分人物紹介も兼ねているために、
突然、、信長を出したり、、、面食らうところもありましたが。

ま、、、
最終的に、

『五歳の小姓』に戸惑う母が、、

『今日からそなたは、母の子ではありません
 越後の子となるのです

ということで、別れですね。


そんな内容の今回。

基本的に、与六、、っていうか、子供の頃の兼続を、
偶然の出会い、。。そして、聡明さ、輝虎を信仰する姿、、、を

描いたという感じでしょうか。

コレから、どのような展開になるかは分かりませんが、
惣右衛門、お藤との関係も含めて、

『良い感じの子供』が、家臣となったことを表現した感じです。


多少、気になる部分がないワケじゃないが、
特に、序盤のドタバタ。。。

それは、無視してもいいほどの
良い感じの『本当の言葉』を告げる与六だったと思います。

じんわりと『与六』=『兼続』が見えた感じがします。

加藤清史郎くんも、カワイイ感じだから、許してあげましょう。


ってまぁ、結局、次回からだけどね。



結構、中途半端に見えて、ダラダラしているところもあるため
ドラマのツカミとしては、どうかと思いますが。
子役の可愛さを押し出して、
当分やるって言うことなのかな???

そこで、どれだけ、視聴者をつかむことが出来るか。

ってことですね

しかしまぁ、、、まだまだ、ですね。。これからですので
期待をしましょう。



2度見、、、途中までですが..追記。

感じるのは、、直江兼続だけでなく、上杉景勝もふくめて
あまり、世間の人たちに知られていないことですよね。

わたし的には、何ともないことであっても。
見ていると、多くの『馴染みのない人間』が登場するために、

その意味での分かりにくさと、不安感は存在するわけである。

そこを乗り越えなければ、見るのがツライ状態では、
この先を考えれば、、、、、どうもねぇ。。。

いや、、
ドラマとしては、キッチリ描くことは出来ているし
分かり易いのになぁ。..

もしも、この状態を解消する手段があるとすれば、
どれだけの『ドラマ性』を持ち込むかと言う事なんでしょうけどね。

もちろん、ホームドラマ風であってもイイワケです。
でも、やりすぎちゃうと、
直江兼続という人物が、ぶれる可能性もあるわけで。
ここは、データのない『篤姫』に比べて、データがあるだけに辛いところだ。

2度見していて、そんなことを
初見よりも、より強く感じました。

どちらにしても、これからなんですけどね。

きっと、小難しいことを削除しながら、
ホームドラマ風のモノも含めて、
『明朗快活』と言われるキャラを描くのでしょう。

ホント、今回だけでは、何とも言えません。
でも、序盤の数回が、全てになるのは確かでしょうね。

2008年12月14日 (日)

篤姫 第50回(最終回)一本の道

『一本の道』

内容
明治元年12月
天璋院(宮崎あおい)は本寿院(高畑淳子)歌橋(岩井友見)、
唐橋(高橋由美子)らと、暮らしていた
そんななか、、客が訪れる、、、勝麟太郎(北大路欣也)だった。
勝から、政のことを聞く天璋院。
宗家を継いだ田安亀之助は、徳川家達(私市夢太)となり、
あたらしき暮らしに奮闘する家臣らとともに駿府で無事暮らしているとのこと。
そして、岩倉(片岡鶴太郎)大久保(原田泰造)木戸孝允(スズキジュンペイ)ら
新政府に、西郷(小澤征悦)が参加せず、帯刀(瑛太)が居ないことで混乱していること。
様々な『今』を聞く天璋院であった。

まもなく、、天璋院を薩摩から客が訪ねてくる。
母・お幸(樋口可南子)と兄・忠敬(岡田義徳)であった、
10数年ぶりに再会した『家族』、、、

一方、薩摩において帯刀は、久光(山口祐一郎)に『版籍奉還』を説いていた。
それこそが、新しき日本の始まりになると。
その版籍奉還が実施されまもなく、帯刀の病状は悪化していき、
大阪において、西洋医療による治療などを受けることになっていた。
病の悪化もあり、お琴(原田夏希)は、お近(ともさかりえ)に連絡を取り、
2人での看病がはじまる。。。
が、、、その看病もむなしく。帯刀はこの世を去る。
天璋院は、その報を大久保から聞き及ぶのだった。

その死の間際に帯刀が書いた手紙により、
西郷は政界に復帰し、大久保とともに『廃藩置県』を成し遂げる。
それにより、
家達は、駿府から、東京に戻ることとなり、
天璋院たちに家達を加えた家族での新しい生活がはじまる。
家達に教育を施していく、、、それが生き甲斐となる天璋院。
程なく婚姻した家達(吉武怜朗)、、、、
全て、、、天璋院の家族であった。。




敬称略



↑書いていると止まらないので、、、このアタリでm(__)m


前回に引き続き、、というか

完全に『エピローグ』ですね。




一応、『時代』、、すなわち。。『明治』について
ほんの少しでは描いているのではあるが、

どちらかというと、
それは、『きっかけ』程度にしか過ぎない状態だ。

版籍奉還、廃藩置県、西南戦争

ま、、オマケ程度ですね。

この『貫き方』こそが、この『ドラマ』の『良さ』だと言うべきであろう。

まさに、『
一本の道

於一、篤姫、天璋院と、、完全に『
主人公目線』で描かれた結果である。


たしかに、あれこれと言い始めると、切りがないのである。
しかし、
ココで、絶対的に考えなければならないのは、

このドラマの主人公が『
篤姫』であることなのだ。

篤姫の目前で、事件が起きるわけでもなく、誰かが死ぬわけでもない。
当然、誰かを殺すわけではない。
まして、、『事件』を引き起こすわけではないのである。
そうなるとすべきコトは1つ。

いわゆる、『
ホームドラマ』と言われるカタチとなるのだ。

その点を、幕末らしくないと言うのも『言い方』ではあるが、
考えてみると
『時代の英雄』の裏に、『脇役』がいなかったわけないのである。(←ココ重要)

そう!
このドラマの『肝』は、この点である!

英雄といえど、家族はいるし、友人は居る。
上司も居れば、家来、配下も居るわけである。

普通のドラマであるならば、『表で目立っている人物』を描いているだけ。

そんなものだ。

しかし、ココで考えなければならないのは、
『ドラマ』だからと言う事だけではなく、
『歴史』というモノは、
『様々な人間、人生の繋がりと連なりによって生まれている』ことなのだ。

『表で目立っている人物』だけが、『歴史』ではないのだ!

歴史的な事象を表現しないからといって、
それが『時代を映していない』と言う事では、決してないのである。

たとえば、
『そんなのあるわけない』ということは、ドラマでは度々ある。
このドラマでも、普通に存在している。
だからといって、『全否定』出来ないこともまた事実なのだ。

そんな『史実』は、見えないし、知らないことなのだから!
史実ではないと否定など出来るわけがないのだ。

そう考えればどうだろう。
たとえ、『ホームドラマ』であったとしても、
それもまた『1つの真実』である可能性があると言う事なのである。


大河ドラマの中に歴史上の人物でありながら、
情報のほとんどない人物を、
様々なイメージで、歴史と融合させて組み上げてきた。

そして、歴史を大幅に壊すことなく、アイデア満載。

激動の時代の中における、『1つの普通』を描ききった良作。

大河ドラマの歴史に、大きなインパクトを残した作品だったと思います。



実際、わたし何度か書いていますが、
数年前、やってはいけないことをやってしまった大河ドラマがあります。
その失敗を糧に、この物語が出来たとも言えるかも知れません。





これまでの感想

第49回 第48回 第47回 第46回 
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第5回 第4回 第3回 第2回 第1回

2008年12月 7日 (日)

篤姫 第49回 別れと再会

『明治前夜の再会』

内容
江戸城明け渡しを条件に江戸総攻めが中止された。

大奥では、次々と天璋院(宮崎あおい)の前から人が去り、
表方でも勝(北大路欣也)の指示により整理が続けられていた。
一つ一つの部屋を周り、思い出に浸る中。
天璋院が城を出る日がやってくる。
本寿院(高畑淳子)が、花を生けているのを見て、
天璋院は皆に、花を生けるよう命じるのだった。
そして、滝山(稲森いずみ)に見送られ、大奥を立ち去る天璋院。
翌日、、官軍は入城。。。

その一方、京において、、、
徳川宗家が駿府70万石となることを知った帯刀(瑛太)は、
岩倉(片岡鶴太郎)大久保(原田泰造)に
『版籍奉還』、、、
朝廷に全てを返上してこそ新しい日本であると告げるのだった。

そんななか、一橋邸の天璋院のもとを、静寛院(堀北真希)が訪れ、
京へ帰ることを告げる。
また、、重野(中島朋子)も。
つぎつぎと周りの者たちが去っていく。。。そんなとき、
帯刀が、天璋院の元にやってくる。


敬称略




完全に、エピローグですね。

まぁ、そのまえに、『明け渡し』も少々


そんなところですね


印象深かったのは、2カ所

滝山との別れと帯刀との再会

でしょうか



まずは、滝山
滝山『天璋院様だからこそ。

その言葉に反応する天璋院

天璋院『大奥を閉じるのが、私の役割であったと申すのか?

滝山『あなた様は、えらばれしお方だと
 大奥が、あなた様を呼び寄せたに相違ありません
 そのようなお方に、最後までお仕えでき
 私は、コレまでの大奥年寄の誰よりも
 幸せにございました

序盤の、ほんの少しだけ会ったゴタゴタが嘘のように
普通に良い感じの『別れ』ですね。


そして、帯刀との再会

お互いに、天璋院、帯刀という肩書きが無くなるのは1つしかありません。

『碁盤』が用意される。。
おたがいに、近況というより、
別れてからのことを語り合う2人。

そして、、本当の『別れ』

天璋院『私にとって、あの頃の薩摩での思い出は宝物です

そして、、
帯刀『人はいなくなるのではなく、
 また会う時の楽しみのために、一時、離ればなれになるだけのことです

意外と良いことを言う帯刀です(^_^)b

だって、直前に、『もしも』を語っていた、ヘタレ男が!!

天璋院『亡き夫、家定に相談いたします

上手い返しでした。



と言う、2カ所だけでしょうか。
ま、、
それぞれに、重要な役どころでしたので、
メインといっても良いでしょうね。



ただまぁ、
完全にエピローグ状態の今回。

どうしても、気になったのは、
『会話』の時に『回想』をあまり入れなかったこと!!!

たしかに、くどくなるのは分かるのだが、
ここは、ホームドラマらしく、それ以外の部分を消去してでも
てんこ盛り状態でも良かったかもしれませんね。

そこだけは、少し残念な部分でした



結局、エピローグなので、特に内容はないのですがね(苦笑)

でも、天璋院のことを描きながら、
『未来』のことも、少し入れられていましたので、
この番組としては、良い感じだったと思います。


しっかし、
この時点でも、『時代』を入れませんよね。
完全に、天璋院目線です。

最後の最後まで、変えなかったスタンス。

あっぱれと言えるでしょう。




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2008年11月30日 (日)

篤姫 第48回 無血開城

『無血開城』

内容
天璋院(宮崎あおい)の説得も西郷(小澤征悦)には、効果がなく。
戦いは、間近に迫っていた
そんな中、勝(北大路欣也)を呼び出した天璋院は、
まだ望みがあることを伝える。
『戦いに頃固まった心を和平に転じさせる方法』が、なにかあると訴える。
だが、勝は、イギリスにも伝えているという策。
江戸城攻めに出てきた場合。江戸の市中を焼け野原にすると言う策を披露。
それでも、、決戦の日までに、
西郷の心の奥に届く『何か』を探し始める天璋院。
、、、ついに、、ある事を思いつき。
西郷との交渉に出かける勝に、手渡す。

そして、交渉。。
勝は、徳川家の存続を訴えるが。西郷は、一歩も引かない。
交渉は決裂かと思われたその時、
勝は天璋院から託された、
故・斉彬(高橋英樹)から篤姫に宛てられた手紙を手渡すのだった。
西郷は文を読み、斉彬の言葉を思い出し、自らの心変わりを確認。
心の動いた西郷は、江戸総攻めを取りやめることを伝える。
条件は、江戸城の明け渡し。

その事を伝え聞いた天璋院は、
本当に良かったのかと、苦悩するが、、、
その時、亡き夫・家定(堺雅人)の声が。。。。。。


敬称略





先ず、はじめにヒトコトだけ。
あくまでも個人的な印象なのだが、

今回が、最終回で良かったんじゃ???


アヒル公は、『心の声』『記憶』として、、
そして、ホームドラマである大河ドラマと考えれば

ある程度、仕方ないと思いますし。
天璋院にとってのパートナーだったのだから、
納得出来ます。

天璋院『私は、あなたさまの思いに背いてしまったのでしょうか
家定『そちに落ち度はない
  いかなるカタチにせよ、徳川は残るのであろう?
  ならば、それで良いではないか。
  ワシが残したいのは、城でも、家でもない
  徳川の心じゃ
  そちがいるところ、そこが徳川の城なのじゃ
  己の気持ちに素直にやればよい

久々の登場ですが、良い感じでした。

そして、、、
時間は、戻りますが。
あとは
定番物の『無血開城』への『交渉』だったと思います。
ただし、、、篤姫流なのは言うまでもありません。

西郷の心に訴える。

それは、天璋院という『徳川の人』の言葉ではなく、
篤姫という『薩摩の人』の言葉だからこそ、
西郷にとっての、本当の主『斉彬』『篤姫』の言葉は胸に突き刺さる!!


ってことでしょう。

注目すべきは、北大路欣也さんという超ベテランを前に
臆せず西郷を演じきった小澤征悦さん。。。

ホント、良い感じだったと思います。
『この国を新しくしたいという気持ちを忘れ、日本を滅ぼそうと思っていた。
そんなところです。



わたし的には、ここまで。
あとは、篤姫が、滝山の言葉で『開城』を知る。
そんなことだけですね。

『心を、子々孫々に伝えていってもらいたい
 それが、私からの最後の頼みじゃ

と、、気張りすぎているのは、かなり気になりますけどね!!


さて、、、わたし的に大いなる不満。
幾島。。。との、別れ。。。いるか??


もう、この事で、頭がいっぱいになってしまいました。

そうでなくても、
突発的に、投入した重戦車殿なのだから、
別れの言葉まで入れられてしまうと、

サスガに、くどい!!!

ホントに必要なのは、次回の帯刀でしょ???

そして、その部分と、
中途半端すぎる、西郷から、京都の人たちへの報告

幾島をカットしてでも
京都のことは、正確にやらなければ、意味ないんじゃ??
次回あるんでしょ?

そして、、時代的にも、『コレから』も!!


実際、、天璋院、勝、西郷。3人だけで成立しているドラマなのにね!



さて、2度見しての感想。
ホント、無理矢理ですよね、幾島。

このドラマの功労者と思われているのでしょうが、
どうもねぇ。。。

結局、別れを告げたの、合計3~4回くらい?



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2008年11月23日 (日)

篤姫 第47回 西郷の決意

『大奥の使者』

内容
官軍となった薩摩を中心とした軍勢が江戸に迫る中
慶喜(平岳大)の助命の嘆願書を書いた天璋院(宮崎あおい)は、
京に通じているという唐橋(高橋由美子)に託すのだった。
また、静寛院こと和宮(堀北真希)もまた、嘆願書を藤子に託す。。
だが京に着いた唐橋は、近衛忠煕(春風亭小朝)に面会することもできずじまい。
そんななか、近衛家を1人の女性が訪ねてくる。
天璋院の老女をしていた幾島(松坂慶子)であった。

そのころ、足の病をおして京に到着した帯刀(瑛太)は、
岩倉(片岡鶴太郎)から江戸攻めの参謀を西郷(小澤征悦)となったことを知る。
戦の回避を願う帯刀は、西郷の陣所に向かうが、拒否されてしまう。
大久保(原田泰造)によると、最近様子がオカシイと言うことだった。
なぜ、そこまで、、
悩み、手だてのない帯刀の元を幾島が訪ねてくる。
幾島に事情を一通り話したあと、帯刀はある策を幾島に授ける。

そして、、、数日後。
大奥に、幾島が到着する。
天璋院に西郷宛の手紙を書いてもらい、幾島が西郷に届ける。
そのためにやってきたのだった!!!
感動の再会のなか、筆を執り始める天璋院。


敬称略



↑7割くらい


今回すごいことになっちゃってますね。
いや、毎回のことだけどね。


それにしても
流れがスムーズですよね。

嘆願書をきっかけにして、
江戸城攻め、戦回避を考える帯刀と天璋院の物語を1つにするために

『幾島』というアイテムを投入する。

たしかに、そうなんですよね

西郷、帯刀、天璋院

全てに重なるキャラって、少ないですからね。
幾島に策を授ける帯刀であったが、

当然、、
歴史的事実からも、ここで成功するわけもなく。
いや、

『成功しなかったこと』を逆手にとって、

『西郷の人となり』を、天璋院に分からせるという


ものすごい、ウルトラC!!!

天璋院『西郷は、少しも変わっておらぬのじゃな
   さらに情厚き男になっておるのであろう
   なんとかなるやもしれん

ですからね。

そして、
天璋院『勝を呼べ!

確かに、ドラマとしての筋は通っています

敵を知り、味方を知る。天璋院の『戦い方』はそれしかないわけです。
そのあと自身の身分と性格で、『次』へと展開していく。。。。


恐ろしいほどに、流れがスムーズです。

こんな事、ホント良く思いついたモノです。

目からウロコどころか。なんでも出てきそうな感じですね(苦笑)



普通に驚くとともに、感心してしまいました。

そんな流れを、ある程度のテンポを保ちながら展開していく。
そこにある『西郷の気持ち』もまた、

『その後の歴史』を感じさせるのに、
十分なことであるのは言うまでもありません。


すごいなぁ。。。。。。。ほんと。

ちなみに、
西郷の決意は、もう少し明確化した方が
面白かったでしょうけどね
。。
脇役ですので、この程度でも良いでしょう。





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第10回 第9回 第8回 第7回 第6回 
第5回 第4回 第3回 第2回 第1回

2008年11月16日 (日)

篤姫 第46回 徳川宗家のために。。。

『慶喜救出』

内容
戦いの足音が聞こえる中、
大奥は、将軍がいない正月を迎えていた。
そのころ大坂の慶喜(平岳大)は、京へ向け軍を進めることを決断。
一方、多勢に無勢の迎え撃つ薩摩軍であったが、
幕府軍よりも先に仕掛けるのだった。。。それは『錦の御旗』
朝敵となった幕府軍、、、そして、、慶喜であった。
開戦からまもなく、幕府軍は総崩れとなり敗走をはじめる。
直後、慶喜は、大坂城を抜け出し船で江戸へ向かうのだった。
敵前逃亡。。。となってしまった慶喜。。動揺した幕府軍は、完敗。

江戸入りした慶喜を迎えた天璋院(宮崎あおい)らであったが、
それが、『逃亡』と知るや、大奥は動揺する。
本寿院(高畑淳子)滝山(稲森いずみ)らは、
慶喜の首を差し出すのも策であるというが。。。。。
そんななか、慶喜が、天璋院への面会を求めてくる。
その席で、勝麟太郎(北大路欣也)によるモノであることを認識した天璋院は
慶喜を叱責し、『生き続けろ』と言うのだった。
それこそが、徳川を守と言うことだと告げる。。。。

敬称略




先ず、はじめに。
『次回予告』、、、出し過ぎ!!!!

絶対、アカン!!!

いや、、見せ場と言えば見せ場だけど、
『あの人』出しちゃったら、、強烈すぎるやん!

そんなことを、先ず書いておきます。。。m(__)m



もう、細かいことは書きません。

考えてみれば、今回。
スゴイですよね。。。

戦い、、、『秒単位』でしょうか。

幕末の動乱を、コレで感じろと言うのは、
サスガに、酷でありますが。。。。

『戦いを見せない』というモットーで動いているんじゃ?

と思うこのドラマですから、
こういった『方法』もまた、アリと言うこと。



にしても、スゴイですよね。
ここまで『割り切ったドラマ』になってしまうと、
逆に、
納得感が出てくるのが、ふしぎなモノです。


たとえば、今回、
京、薩摩と、いろいろやっているのですが、

結果的に、一番目立っているのは『大奥』です。
当然、大奥ですので、『殺陣』なんかあるワケがなく(笑)

なのに、緊張感を生んでいるのは
視聴者側の『知識』によるモノもありますが、
それを穴埋めしているのは、

描かれている『キャラクター』と『俳優さんの頑張り』に他ならない!!

基本的に聡明であるが、
若干ヘタレ気味に描いている慶喜。

一方、徳川宗家を守るという強い意志を前面に押し出す天璋院

この2人の対比を強調しながら、
天璋院だけでなく、勝による慶喜への叱責。
その一方で、
大奥のその他大勢(本寿院ら)も
それなりに、自己保身を考えるセリフを投入させている。

いままで、あんなコト、こんな事があったため、
『大奥』といえど、緊張感の渦に巻き込まれていることを、
そう言ったシチュエーションであることを、
逆説的に見事に演出されているのだ。

その流れで、天璋院と慶喜のやりとりへと向かっていく

天璋院『なぜ、多くの兵を置き去りにし、江戸に逃げ帰ってきたのですか
  あなたが自分の意志で来る訳がない
  あなたはあなどっておいでじゃ
  このようなことで徳川家を潰す訳にはいかぬのです
慶喜『首を差し出す覚悟はできております
  それで許されるのであるならば
天璋院『キレイ事は、もう良い
  そのあとに残るのは、当主を殺しおめおめと生き残った抜け殻じゃ
慶喜『おめおめ生きろと?
天璋院『生きてもらいます
  信じて、従った者たちへの償いのために
慶喜『生き恥をさらせと?
天璋院『さらすのです
(一部省略)

やりとりも、見事ですよね。
キレイ事をキッチリ見せ、そこで、強気な天璋院である。

聡明な者同士だからこそ、
言葉が少なくとも、意志が伝わるというモノです。



あとは、、先の将軍二人の分も生きろ!!

ま、、そう言うことですね。

天璋院の『願い』と、しておきましょう。


いやまぁ、普通に感心しちゃいますよ。
誰が主人公であるか、明確だし。

少ない情報量ではあるが、それを天璋院に多少与えることで
ここまでの『ドラマ』を生み出すんだから!!


これも、
最終回の総括で、書こうと思っていたことですが。

『戦のない幕末ドラマ』

見事に描いたと思います

物足りない部分は、ある事はありますが、
でも、大奥の女たちが、刀を握って斬り合ったワケじゃあるまいし
鉄砲、大砲で、ドンパチやった訳じゃないんだから!

そう言うドラマであっても、良いわけです。

ということで、今回も、ほめてしまった私ですが



1つだけ注文を出すとすれば、
もう、京と薩摩、、必要ないんじゃ???



最後にもう一度だけ。。

次回予告、、、衝撃的すぎです!!!!!!!!!!!!!



2度見しての追記

相変わらずの展開なのですが、
この最終盤でもスタンスの変更がなく、主人公を描く!!
お見事でした。

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2008年11月 9日 (日)

篤姫 第45回 母からの文

『母からの文』

内容
大政奉還で揺らいだ大奥は天璋院(宮崎あおい)の心意気により、1つになった。

そんななか、西郷(小澤征悦)大久保(原田泰造)は、倒幕を進めようとするが、
戦を回避したい帯刀(瑛太)は『辞官納地』を慶喜(平岳大)に勧めてはという。
病の帯刀を薩摩に残し、上洛した西郷、大久保は、
岩倉(片岡鶴太郎)と『辞官納地』とともに『王政復古』を画策。
即座に、勅命が下されるのであった。
だが、それの勅命を無視するかのように、動く慶喜。
天璋院の危惧もむなしく、『戦』は目前に迫っていた。

天璋院の身を心配する帯刀は、事情が事情だけに
国父・久光(山口祐一郎)に、救出の許しを得た上で、
生母・お幸(樋口可南子)に薩摩に帰るように手紙を書いてもらうのだった。
その文の使者として小の島(佐藤藍子)は、説得するが、
天璋院は、『徳川の人間として大奥を守る』と告げるのだった。
だが、
滝山(稲森いずみ)重野(中島朋子)唐橋(高橋由美子)らの意見は分かれる。
帰すべきという重野、帰るべきではないという滝山。

それらの言葉を聞いた天璋院は、

『帰らぬ。
 そちたちこそが、私の家族であるからじゃ
 わたくしの家はココじゃ。この大奥じゃ
 何があろうと、最後までそちたちと一緒じゃ
 もしそちたちが嫌でなければな
 コレで、本当に心が決まった
 もし、薩摩が武力を持って向かってきた時は、私もたたかう
 徳川宗家の嫁らしく、最後まで戦うまでじゃ

天璋院の心は、完全に決まった。

そんなことが大奥で行われたいた中、
江戸市中では、西郷の策により。。。。。。。。。。


敬称略



先ず。。。今回は、大絶賛モードに近いです。



今回は、本格的に『倒幕の狼煙』があがったこと。
そして、、それに、まるで心中するかのように
天璋院の心も、完全に定まったお話



まぁ、、、
細かいことを言えば、
今週起きた『歴史』のようなモノは、ほとんどない。


いや、、ラストだけかな。。。。
ついに、慶喜、、幕府の方が拳を振り上げてしまった

くらいでしょうか。
裏では、あれこれとあるんだけどね。。
ほとんど、スルーです!!


コレでオモシロいんだから、『篤姫』は、凄いことをしていると言うことですね。


さて。。

ドラマ。
天璋院を救おうとする帯刀。江戸残留を決める天璋院。

が、メインだった今回。

まさか、、、、、、、いや、このドラマなら『
当然』かな。
ホームドラマですよ!!!

押し迫る『戦いの足音』を、西郷、大久保らの『
セリフ』により
細かく盛り上げながら、
その緊張感の中で行われた、

帯刀による、お幸の説得
天璋院の気持ち、お幸の気持ちを知ってはいても、
やらずにおられないところが、帯刀の優しさと言うべきでしょう。

ここまで、そう言うキャラであり、
天璋院と幼なじみであったことを、ココまで描き込んできましたからね。

当然、お幸も『薩摩のおなご』という言葉を出すなど。
公人私人の使い分けを、、、キッチリ。
天璋院の『立場』が、どれだけ複雑化を表現しながら、
帰らぬ事はわかってはいても最後の望みとして
手紙を書くなど、、、母の想いが、、、伝わる良い感じの部分でした。


その流れの中で、
小の島の説得。。。。帯刀の名前を出すなど。
なかなかに悔い演出。

そして、、今回の大きなポイントであろう
滝山、重野、唐橋、、3人のやりとりだ


そこまで盛り上がってきた緊張感を、
いとも簡単にぶっ壊す、3人の『オモシロやりとり』
本寿院、和宮、歌橋を絡めながら、
音楽も変更し、ユルユル展開だ!!!

緊張のあとの緩和。。。。完璧である。

ココで、一瞬ゆるやかにしておきながら、
最後の説得へと向かう滝山、重野、唐橋、退去の懇願である。

『コレから大奥は、私たちは守って参ります
 それ故、天璋院様には、なにとぞ薩摩へお帰りいただきとう存じます

『帰らぬ。
 そちたちこそが、私の家族であるからじゃ
 わたくしの家はココじゃ。この大奥じゃ
 何があろうと、最後までそちたちと一緒じゃ
 もしそちたちが嫌でなければな
 コレで、本当に心が決まった
 もし、薩摩が武力を持って向かってきた時は、私もたたかう
 徳川宗家の嫁らしく、最後まで戦うまでじゃ

滝山が、今までの天璋院の行いをほめたたえるなど、
視聴者にも今までのことが、あれこれ思い浮かぶようなセリフ。

先ほどの緊張感が嘘のような、
滝山、重野による、涙の説得である。

今までのことがあるからこそ『家族』を出して、
天璋院も決断!!!


もう、、、ホームドラマで、
ココまで、
緊張と緩和を交互に入れられると、
この涙の説得、、、感動せずにはおれない展開だ。

で、オチで、唐橋の号泣へ。。。


恐るべし、『大河、篤姫』

そんな感じですね。。

ココまで、詳細に計算されて、展開されてしまうと
誰が主人公であるかハッキリするだけでなく、
コレまでのお話も『家族』というテーマで描き込んできたことまで、
納得出来る感じだ。


ほんと、すばらしい『ドラマ』だったと思います


あれ??過去形だ。。。。ま、、いいや


にしても、
考えてみれば、ほとんどの『歴史』は『セリフ』だもんねぇ。。。
それでいて、この状態のドラマを生み出しているのだから、

『大奥』『天璋院』という『視線』に絞り込めば、
当然と言えば、当然ですよね。


ま、、、細かい部分は、歴史の教科書でも読みましょう。

ってことで。


2度見しての追記

あまり、変わりないのだが。

2度見しても思う、3人組のやりとりの妙。
センスの良さ、、、かな。。。やっぱり。
歴史好きとしては、この最終盤でやる事かどうかは
微妙ですが、このドラマならアリなのだろう


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2008年11月 2日 (日)

篤姫 第44回 大政奉還

『龍馬死すとも』

内容
慶喜(平岳大)が将軍となり、京にとどまり続けたため、
将軍のいない江戸・大奥もまた寂しい限り。
本寿院(高畑淳子)らが、何とか盛り上げようと必死ではあるが。。。。
当の大見台所・天璋院(宮崎あおい)は、
徳川宗家を継ぐ者として田安亀之助を呼び寄せていた。
そんな何もなに日常が大奥でつづく中。。。

そのころ、京の岩倉具視(片岡鶴太郎)の屋敷では、
帯刀(瑛太)西郷(小澤征悦)大久保(原田泰造)らが、
コレからの行く末を論じていた。
岩倉は、倒幕を主張し、西郷、大久保はそれに同調する。
だが、、帯刀は、他の方法があると主張し意見は対立する。
そんななか、龍馬(玉木宏)が京に滞在することを知った帯刀は、
和をもって幕府を倒す。政権を朝廷に返上する『大政奉還』の策を聞く。
その話を帯刀から聞いた大久保らは、
土佐藩と薩摩藩により建白書を幕府に提出し、
幕府の態度次第で、『倒幕』の勅諚をと!息巻くのだった。

そして土佐藩から、幕府へ建白書が提出され、
それを受け慶喜は二条城に諸藩の重臣らを招き、大会議を催す。
会議の結果、慶喜は大政を奉還することを決断する。

すべて、帯刀が思うような、大乱のない倒幕が叶おうとしていた矢先。
京・近江屋にて、、、龍馬が何者かに襲われ落命。

そのころ、大奥は大政奉還に動揺していた。
天璋院は、勝麟太郎(北大路欣也)から、意見を聞き、
帯刀が推し進めた大政奉還の意味を知るのだった。

そして、、天璋院は
『この大奥は天璋院が守る』
と皆の前で語りはじめる。。。。。。

敬称略




面倒なので、9割くらい。
削除したのは、、、まぁ、、、あとは

帯刀が、慶喜に意見したことくらいかな(笑)



さて今回。
基本的に、『大政奉還』だけである。

その事に動揺し、意味を知った時、
天璋院が決断をする!!!

と、、、
最終的な結末のためのネタフリ完了だ!


ほんと、天璋院は、それくらいしか存在感はない。
ほとんど、最後の5分くらいだけである(苦笑)

でも。やっと『時代に巻き込まれはじめた大奥』が
本当の意味で、表現された感じだ。

いままで、完全に『蚊帳の外』だったからね。

ただし、今回のドラマ。
若干、あれこれやりすぎて。
散漫にも見えてしまっているのが、もったいない部分。

正直なところ、龍馬なんてゲストキャラなんだから
詳細な結末なんて必要ないんですよね。。。。。なのに。。。
天璋院への報告つきである!
ついでに言えば、、庭田も、同じです!!!


基本的に大奥が主舞台なのである程度仕方ないことだろうけどね。

だから
歴史物ドラマの表現としては、
ギリギリかな。。。ギリギリ。。。

あんなことや、こんなこと。
ありますけどね。。。やっていないこと!!!
確かに、不満はありますよね。。。。少しだけど


それはもう、『
表現法の違い』と言うべきなのかも知れません!!

そのなかでも
『会議』をやったのは、このドラマの中で凄いことだと思います。

これもまた、ドラマで、初の帯刀活躍!!って感じだし!
コレはコレで、良い感じだったと思います。

帯刀の思いもよく表現できているし、面白い感じでした。
利用方法、表現法としては抜群だったと思います。

また、その流れになる中での
大久保、西郷らとの対立もなんとなく描いているのも
コレからの展開を考えれば、
この程度の表現は必要なことだろうし。

絶対必要なことは、キッチリと表現した感じだ。


結果。てんこ盛りの内容を、
『このドラマ』として考えれば、頑張った方だと思います


不満なところは自分で勉強しましょう(^_^)b
ってことだな。

もう、、かなり我慢していますが、、、楽しいので、、、okです。


ココからは、ちょっとヒトリゴト。。。

でも、このドラマ、目のつけているポイントと
その構成が、驚きですよね。
普通ならやらないことをやって。
普通ならやることをやらない。
それを、大奥中心で描こうとするんだから、
その意味では、苦笑、脱帽です。

いい意味でも悪い意味でも、『普通』じゃありません。

そういう、何をやらかすか分からないところに
惹かれているかも知れませんね。。





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2008年10月26日 (日)

篤姫 第43回 嫁の決心

『嫁の決心』

内容
将軍・家茂(松田翔太)が死んだ。悲しみに包まれる大奥。
天璋院(宮崎あおい)和宮(堀北真希)らも、ただ泣くしかなかった。
そんななか、老中・松平康英(佐藤正宏)から申し入れがある。
次期将軍は、一橋慶喜(平岳大)で、決したと。
大混乱の幕府、天璋院は慶喜の次を亀之助とすることで同意する。
そして、、江戸へ帰ってきた家茂。。。
そんな折、滝山(稲森いずみ)から、和宮が髪を下ろさず、京へ帰るという。
直接問いただすため、和宮のもとへ向かう天璋院。
すると、、『何もかもどうでも良い』ということであった。
が、、そんなとき、、、和宮の兄・孝明天皇(東儀秀樹)の死が伝わる。。。

そのころ、8ヶ月ぶりに京へ戻った帯刀(瑛太)は、
お琴(原田夏希)が、赤子を抱いているのに衝撃を受ける。
帯刀の息子であった!!
安千代と名付けた帯刀は、手紙で、お近(ともさかりえ)に報告。
そして帯刀は、西郷(小澤征悦)、大久保(原田泰造)とともに、
朝廷を含め根回しをし、
慶喜を含む有力諸侯による列候会議がついに開かれることになる。
だが、慶喜の態度により、久光(山口祐一郎)らは失望し、会議は崩壊。

帯刀、西郷、大久保らは、、倒幕を考えはじめるのだった。。。


敬称略





今回見ていて、、それも、前半!!

まさか、、このまま『家茂の死』だけをひっぱるのか?

と、、正直思いましたが。
やはり、、
そんなことばかりだと『時代は動かない』と
認識しているようで。。。


いきなりの列候会議!!そして決裂!
倒幕!!

と、、もう、なんだか、てんこ盛りと言うより

矢継ぎ早!!

この言葉が一番適当だろう。

たしかに、そうですよね。
『会議の崩壊』が、1つの鍵であったのは本当ですし。

ま、、、細かいことは、良いだろうということでしょう。

このドラマなので、これ以上は言うまい。



さて、ドラマ。
『嫁の決心』ときたので、、
『和宮』が、あれこれあって『静寛院』となるのは予測できたが。

そっか、、そこに、
お琴さんと帯刀の間の子供を絡めて、
お近さんに、、、、決心させる!!

という、、なんともまぁ、男の身勝手というか(苦笑)


一応。
天璋院、大奥パートも
帯刀、薩摩パートも

『嫁の決心』です!!!

一応、、、、ほんと、、一応ですよね。。。

そのうえ、
これらの費やす時間の長いとこ!!

おかげで、『歴史』がいま、、、どこにあるのかさえ分からない状態ですm(__)m


そう言うドラマなのは認識していても、
まさか、家茂が死んだだけで、こんなに長く盛り上げようとするなんて

本当に、『
予想外の動きをしてくれる大河ドラマ』です。


まぁ、『幕末の激動』というものを、
まったく感じさせない『幕末ドラマ』ですが。

ココまでやられると、
その方法で、納得してあげようとしようとするモノ。
慣れてきているのもありますしね(^_^)b


今回も、
ドラマとして『死』はあっても、それ以上の『緊張』は『大奥』にはないでしょうし。
そう言う『場所』であるのも事実でしょうからね。

そんな風に考えれば、
帯刀の子供の件を除けば、

ゆるい大奥と、厳しい時代(薩摩)は、キッチリ対比されているし
互いが補完し合い、『ドラマとしての盛り上げ』とはなっています。


とりあえず。
多くのことのネタフリも、本当に今回で終わりでしょうから、
『次回』から、サスガに大奥も緊張感がでてくることでしょう。

期待して待ちたいと思います。


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2008年10月19日 (日)

篤姫 第42回 愛する者の生と死

『息子の死』

内容
家茂(松田翔太)を戦場へと送り出した天璋院(宮崎あおい)であったが、
そのころ、帯刀(瑛太)龍馬(玉木宏)の活躍により
薩摩と長州が同盟を結んでしまっていた。。
そのため戦いの準備のため、慶喜(平岳大)による、薩摩への出兵要請も
大久保(原田泰造)は、朝廷警護を理由に断り、
遅々として準備が進まず10ヶ月以上も経過していた。。
状況の打開のため、勝麟太郎(北大路欣也)を大坂入りを命じる家茂。
そんななか、家茂が病で倒れるのだった。
家茂の病状や、長州薩摩の関係など知るよしもない大奥では、
ただ無事を祈るしかない天璋院、和宮(堀北真希)であった。

一方、帯刀は、京にて襲われた龍馬、お龍(市川実日子)らの身を案じ
薩摩へと招いていた。
そして、久々に再会したお近(ともさかりえ)に、、
帯刀は、バカ正直にも京にお琴(原田夏希)と暮らしていることを告白。



敬称略



今回は、何だろうね。
これで、『ホームドラマ』の最終章という感じでしょうか。

家茂の死だけであるならば、まだしも。。。
坂本龍馬も含めて、霧島での旅行など

いや、、、帯刀VSお近もふくめて、
ホームドラマ三昧!!!

『時代』は、、まったく動いていません!!!

、、、死んだことを、、動いたといえば、、そうですけどね。。。


ま、、そんな『歴史物』『時代劇』であることを、完全無視すると。


大奥の切ない話と、薩摩帯刀のオモシロ話と。

一応、ドラマのメリハリは付いていますよね。


お龍『惚れた相手が生きてさえいればいい。

この言葉が、すべてだったかな。。。




本当に、内容が無い、お話でした。
盛り上がってはいますけどね。。

笑って、悲しんで。。苦しんで。
そんな感じですね。
感情は伝わってきますけどね。。。。
わたし的には、帯刀編のドタバタで満足してますので。

楽しければ、、、ホームドラマもokですが。
ここまで、そればかりでは、、、
こんなの、感想書けませんm(__)m


2度見しての追記

ま、、、本当に書くことありません。
みんな楽しく、そして悲しく。
そんなところ。

ここに来て、1つの話をこんな状態にするとは思っていなかったので
普通にショックですけどね。
革命的、、とでもしておきましょうか


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2008年10月12日 (日)

篤姫 第41回 薩長同盟の成立

『薩長同盟』

内容
長州征伐を決めた家茂(松田翔太)は、自らも出陣を決断する
そして、出陣を前に家茂は、天璋院(宮崎あおい)に
世継ぎを決めておきたいと田安家の亀之助を指名するのだった。
そんななか、和宮(堀北真希)の母・観行院(若村麻由美)が倒れる。
和宮にとっては、家茂の出陣も重なり苦しい日々がはじまる。
天璋院も『雅楽』を演奏させるなど、できることをするが、
皆に囲まれながら息を引き取るのだった。

そのころ、勝麟太郎の海軍修練所の面々を薩摩に連れ帰った帯刀(瑛太)は、
西郷(小澤征悦)大久保(原田泰造)坂本龍馬(玉木宏)らに、
長州と手を組むことを提案していた。
幕府に代わる政をはじめるには、雄藩の協力が必要と西郷、坂本も同意。
初めは、渋っていた大久保であったが、
食糧不足の薩摩にとって長州の米と取引などをすることで
藩士たちも納得出来るだろうと提案し、大きな『同盟』が動き出すのだった。

一方、江戸。
長州攻め終結の知らせが遅いことを不審に思った天璋院は
勝麟太郎(北大路欣也)から事情を伝え聞く。。
長州の後ろには薩摩がいる!!と。。


敬称略



今回は、ほぼ『薩長同盟』という感じですね。

逆に、観行院の死やふたたび不仲になる和宮と天璋院
そして、家茂のあれこれ。。。
これらの『江戸パート』が、
不要に見えてしまうのが
恐ろしいところ。

だって、私の印象では、
完全に負けているもん!!

帯刀を中心にした、薩長同盟の動きに!!


と言うことで、ドラマ
今回は、

大事のために小事を捨て、同盟という手段を講じることにした帯刀。
それに、良い感じで同意していく、、同志たち。
また、、そこに、久々に登場のジョン万次郎!!そのうえ、グラバー!
と、役者もそろった感じで、歴史は動いていく!

最終的な木戸孝允との会談でも
良い感じで、坂本龍馬を絡めてくるなど、
ファンの多い、龍馬の活躍場面も多数あり
なかなか良い感じの流れだったと思います。

最後の、頭を下げる部分なんて、
時代背景を考えれば、どれだけの大決断を行ったかが
分かる部分である。

そんな、かなり大きな事件『薩長同盟成立』という物語の中に、
今回の、ホームドラマパートは、
『大奥』ではなく『京の帯刀屋敷』である!

ハッキリ言う。決して、大奥ではない!!

その帯刀屋敷でお琴にお龍である!!
やはり、それまでの緊張感あるやりとりがあるからこそ、
ホームドラマを投入させて、緩ませることに成功させているのだ。

帯刀パートでは、久々に良い感じだったと思います



とはいえ、、大奥。。。は、、ホームドラマとして描こうとしてるんですけどね。
どうも、、中途半端。
無理矢理気味であることが目についてしまうのが、
かなり苦しいところだろうね。
わざわざやる必要がなかった気がするのは気のせいではないだろう

やる必要のないことを、わざわざやるというのは、、、もうなんだかねぇ。



とりあえず、
本当の意味で『幕末』がはじまった今回。
次回が、、、アレですので。。。。
ついに、、その時歴史は動いた!!と言う感じでしたね(^_^)b



2度見しての追記
感想変わらずですが。

やっぱり、、大奥パート必要ないよね。。。
ま、主人公なので仕方ないけど。
薩長同盟のショックだけで十分だったような気がしますけど。
絶対に、このあと絡んできそうにないお話ばかりだし。。。
強引に和宮混ぜるのかな??

薩長同盟を、もっと詳細に描く方が良かったと思いますけどね。。。


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2008年10月 5日 (日)

篤姫 第40回 女たちの気持ちと懐妊騒動

『息子の出陣』

内容
薩摩により京から追い落とされた長州は、挙兵の準備を行っていた。
そんななか久光(山口祐一郎)に許され西郷(小澤征悦)は、
帯刀(瑛太)らとともに京に滞在していた。
そして、、長州の軍勢は御所の蛤御門へ突入が開始する!!
迎え撃つ慶喜(平岳大)を中心とする幕府軍。
長州勢に押されがちの幕府軍であったが、薩摩の加勢と奮闘により、
幕府軍は勝利を収めるのだった。

そのころ幕府勝利の知らせに喜ぶ大奥では、
滝山(稲森いずみ)が、天璋院(宮崎あおい)と観行院(若村麻由美)に対して、
将軍・家茂(松田翔太)に側室を設けるように進言していた。
天璋院は、家茂と和宮(堀北真希)のふたりの仲むつまじい様子を見て、
強く反対するのだが、、、
そんなおり、、和宮に懐妊の兆しが見え始め、大奥は沸き返るのだった。
天璋院は、大喜びし和宮に贈り物を。。。。。。。

が。。。。。。

一方、京では、
勝利を収めた薩摩軍の評判は高まり、
帯刀を初めとする志士たちは沸き返っていた。
その帯刀の元を、ひとりの浪人が訪ねてくる。
勝麟太郎(北大路欣也)の紹介で、やって来た男・坂本龍馬(玉木宏)。
蛤御門の変による影響で、海軍操練所が閉鎖の危機に瀕していた。
その相談に来たのだった。。。。
するとそこに、
最近親しくなった芸妓・琴花ことお琴(原田夏希)が、訪れ。。。。



敬称略





今回一番驚いたのは、
ラスト。。。

家茂『私は出陣します』

そう!長州征伐!!!


今回のお話。普通にホームドラマが強かったので、
完全に忘れてしまっていましたm(__)m


っていうか、、、なんやねんそれ!!

『息子の出陣』というタイトル。。。

ラストの2分程度って!!!!

そうでなくても。ホトガラヒー??に驚いているのに!!



とりあえず、、タイトルはなんだって良いのだが。
ま、この『篤姫』の場合、『ラスト数分』が定番ですが。

もう少し、『今回のドラマだけを考えたタイトル』をつけて欲しい!!

結局コレじゃ、何の話だったか思い出せません!!

それこそ数回前にあった『姑の心嫁の心』も良いですが、
たとえば、『女の気持ち』だって良いわけだ。。

だって、一応今回、、
バトルがコレまでされてきたわけじゃないけど、
『嫁姑が良い関係』になったわけだし!!!

それに、、帯刀だって、女が。。。。
コレは、観行院の気遣いだって、そんなところ。


もう、、、ほんと、、、どこに出陣したんだ?(苦笑)



まぁ、、、それはさておき

今回のお話は、緊張感のある薩摩藩と少しゆるい帯刀
と、、、大奥の懐妊騒動ですね。

とりあえず、一瞬の緊張感で
あとは、ホームドラマ三昧。


天璋院と和宮が、騒動で和解した。

そういうことですね。


ドラマとしては、アレだけ『陰湿にやり合っていた』のに
徐々に和解し、喜ぶ2人の顔が印象的で。
そこに、観行院を絡め、庭田らとの違いを見せ付けるなど

なかなか良い感じの。女性の気持ちを描いていたと思います。

喜ぶ顔に、戸惑う顔
コントラストも効いてますし、
最後は、ホトガラヒーだ!!

ホームドラマとしては、描ききっているし