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2010年7月14日 (水)

新・警視庁捜査一課9係season2(5)第3話 殺人ベストセラー

『殺人ベストセラー』

内容
青春小説の教祖と呼ばれていた作家・恩田真理(木野花)が、
出版社の倉庫で、首をつった状態で見つかった。
第1発見者は、新人作家の南条あかり(穂のか)
南条の担当の編集者・高森久仁子(高橋ひとみ)によれば、
見つけた時には、すでに首つり状態。
だが、矢沢(田口浩正)は、、首に2本の索条痕を見つける。
もしも自殺ならば、1本しかないはず。と。
首には、擦過傷もあった。
監察医の真澄(原沙知絵)の解剖で、誰かが首を絞めたあとが見つかる。
そしてツメには自分の皮膚片と、、首の擦過傷。
そのうえ、両膝には、立ち上がれないほどの打撲痕と亀裂骨折。
自殺に見せかけられた殺人と考えられた。

そんななか、加納倫太郎(渡瀬恒彦)は、
文光社の新人賞の選考員を、被害者の恩田がやっていると分かる。
そして受賞者の南条あかりの作品を駄作であると酷評していた。

加納と浅輪(井ノ原快彦)は、あかりのもとに向かい事情を聞く。
受賞作の“青の鎮魂歌”を酷評していたことを伝えるが、
選考には影響はなかったという、、、久仁子。
死体の発見も、車内を歩き回り、偶然見つけたモノだと言う事だった。

同じ頃、村瀬(津田寛治)と小宮山(羽田美智子)は、出版社へ。
編集長の橋本和男(阿南健治)によると、
5年前、恩田が書いた小説の影響で少年が4人自殺したと分かってくる。
そのため、それ以降の作品を出版しなくなってしまったという。

そのころ、青柳(吹越満)と矢沢は、現場に落ちていたブローチが、
あかりとの対談で出版社を訪れていた作家の香田龍太郎(河合龍之介)と知る。
香田と恩田は、たびたびトラブルを起こしているらしかった。
そのうえ香田は、担当編集者の篠田明日香(吉本菜穂子)のIDカードで
出版社に入館していた。。。あきらかに言動が怪しい香田。
ブローチは、恩田にプレゼントしたモノだと言うが。。。。。

やがて、恩田の小説で亡くなった少年の遺族から出版社への抗議の手紙の中に、
兄・弘樹が亡くなったと訴える、南条あかりからの手紙を見つける小宮山。
そのことについて、あかりに、村瀬と小宮山が事情を聞くと。。。
兄をモデルにした“青の鎮魂歌”も含め、
ワザと恩田の気を惹くために書いたと話し始める。
だが、そのことを恩田に問い詰めたが、まったく悪びれた様子もなかったという。
その様子に呆れて、恩田を超える作家になると考えたというあかり。
“殺す価値はない”と言いきるのだった。

そんななか、香田の小説を調べていた加納は、ある事に気付きはじめる。
香田の書いた小説にある、、、“間違い”

敬称略



あいかわらず、若干複雑な事件が多い今作『シーズン2』

でも、前2回に比べれば、
誰もが犯人となる可能性を提示し、ミスリードしているのが良い感じですよね。

動機にしても、シッカリと描かれているし、
ここまでミスリードすれば、お見事と言って良い感じである。


編集者と作家との関係を描いているのも、
面白い部分ですね。

一瞬、、『ゲゲゲの女房』を思い出してしまったのは、言うまでもありません。


今回、最も絶妙だったのは、
言ってみれば、3人の容疑者について、
『9係』のメンバーの役割分担を丁寧に描いていること

今まで以上にハッキリしていて、それぞれがキャラも前に出ている。

どうなるかと思ってきた『新・9係』ではあるが、
今回くらいの状態であれば、

これからも、物語だけでなく、登場人物でも楽しめそうである。


それにしても、、、2本の索条痕。。。。なるほどね。

3人それぞれの復讐劇。
3つの物語を、かなり上手く組み合わせた事件だったと思います。

っていうか、
結局、一番の悪は、、、被害者なんですけどね。。。。

『言葉は人を殺すためじゃ無い、人を救うためにある』

今回の物語、全てに絡む言葉でした



最後にヒトコトだけ。
事件の複雑さと面白さが、格段に上がった『シーズン2』
それはそれで大満足なのだが、

『旧・9係』で、積み上げられた登場人物のキャラクターが
あまり表現されないのが、実のところ不満の一部である。
たしかに、無くても良いことだし、
ある事により、事件がワケがわからなくなると言う事もわかっている。

が、ここで、根本的な問題として。
『クセのあるメンバーを係長がまとめる。。。検挙率ナンバーワンの9係』
そう言った表現が、薄くなってしまっているような気がします。

もう少し、キャラを魅せて欲しいモノである。
そうでないと、『普通の人が集まった9係』に見えてしまいます。

それに、使わないのはもったいないことだと思います。
3年もやってきたんだし!!


これまでの感想

第2話 第1話 

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